美術に詳しい方、教えて下さい。 趣味で絵を描いてた時にふと、中学の美術の先生に 「黒色は使うな」と言われたのを思い出しました。 黒は使わない方が良いのでしょうか?

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他の方の回答の方が面白いから全然役にたたないかもですが ただの一般絵描きとして回答をば。 私は自分で絵を描くときに「なんか描き進めていたら黒くなった~」とかだったらゴミのような色なので却下ですが 意図する黒色ならありかと。 目線や視線を集めたい、くっきりハッキリさせたいとか、そういう目的で使います。(他にも黒を使う理由はあるかと思います) 美術の先生が言う黒を使うなというのは そもそも黒って光がない、届かない色なので そういう意味での黒はない、だから黒は使うなという意味かなと思いました。 例として実際にコンクリートとかの影っているところでも少し青みがかっていたり緑っぽく見えていたりするときもあるじゃないですか。 そういう微妙な色の違いを先生は意識しろっていう意味じゃないのかななんて。 でも、自分で描く分にはうるせえ知らねえ私は黒色を使いたいんだでいいと思います。 先生に見せるわけでもないし~

他の人の回答は感性的ですね。 もっと現実の技術上の話をしましょう。 人間の目というのは極めてよくできていて、ダイナミックレンジという明るいところから暗いところまでを認識できる幅が極めて広いです。 また、人間の目というのは明るところは鈍感に、暗い範囲は敏感になる特性を持っています。これは暗闇の微妙な階調の違いを捉えられるということです。(テレビの信号は暗い部分の情報量を増やせる仕組みになっていたりします) デジカメやテレビカメラのダイナミックレンジは人間に比べるととても狭く、また階調も少ないのですぐに白飛びしたり黒潰れしたりします。 しかし、当然ですが白以上の明るさもあれば、黒の中にもさらに階調があります。 人間の目ならね。 絵画というのは人間の目で見たもの…それはつまり脳がキャッチしたもの、感じたものを、そのまま紙やキャンバスに焼き付ける作業です。 少なくとも、中学生が学ぶ絵画というのは、そういう段階です。 ピカソの絵はキュビスムという抽象的な絵で有名ですが、若い頃は写実的な絵を描いていました。その、見たままの時代を経て、独自の表現を生み出していったのです。 参考 https://artkururi.com/?p=468 デッサンというのはわかりますか?鉛筆で対象をモノクロで描いていく、一般的には絵の練習として行うものですが、このとき一番重要なのは明暗なんですよ。デッサンでは形状は明暗で表現するので、輪郭線を重視する日本画やマンガなどとはそもそも考え方が違う…と考えると理解が進むかもしれません。 黒を単純化しない。 それが先生の教えですね。

水彩や日本画の場合は明るい色を重ね 暗い色や深みのある色を作ると 味わいある表現になります。 日本画では黒色絵の具は避け、代わりに 墨を使います。墨は濃淡で色んな表情が 出来ると思います。 油絵やアクリル画では濃い絵の具を下地にして深みのある色を出しますので黒色絵の具は使いますが、黒色に限らず混色で濁ったりカビが生えやすい絵の具もあるので注意が必要です。 中学美術は学ぶ美術で他人の技術を学びますので制限もあると思いますが 趣味の美術は創作表現の美術なので 自分の伝えたい表現をします。 自由なので何を使っても良いと思います。

印象派では黒い絵具の扱いで議論があり、自然の影にさまざまな色があることを反映する為に黒を使わずに有彩色で表現している画家がいました。(モネだったかな?) とはいえ、全ての人が印象派の考え方に従う必要はありませんし、実際に赤、青、黄を混ぜても純粋な黒を作ることは出来ないので、黒を使うなと言われると困る人はかなり困ります。 他人に黒を「使え」或いは「使うな」とアドバイスするなら歴史的な背景を考慮して説明する必要があります。

私の絵の先生だった方は(故人。。。美術年間に載っています) 「黒を使えない絵描きは素人だ」と言っていました。 中学の美術では黒は普通使わないと思います。 黒を使うと修正が効かないし、まだ中学生でプロではないから。