1958年生まれ。建築家。中部大学教授。
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(最終更新:2009年3月31日)
[建築を拓くメディア]
コンペが現代建築史で果たしてきた重要な役割については、あらためて強調するまでもないだろう。それは勝者だけの歴史ではない。《シカゴ・トリビューン社屋》でのグロピウス案や《国際連盟》でのル・コルビュジエ案がそうであったように、むしろ敗者の案、実現されなかった案が後世に残り歴史をつくってきた。多くの建築家が認めているように、...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.111-113
[批評]
F・ド・ピエールフウは「五分間に一人の割合で、フランス人は結核のために死亡している」と一九四二年に出版された『人間の家』で報告している。共同執筆者であるル・コル....(邦訳『ル・コルビュジエ──理念と形態』、中村研一訳、鹿島出版会、一九九二年、二三七頁)。 ★...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.181-190
[批評]
1 一九四二年、イタリア 一九四二年一一月、ソ連軍は独ソ戦始まって以来のはじめての大がかりで組織的な反撃を展開する。戦史に有名なスターリングラード包囲戦の始ま...ーティス『ル・コルビュジエ、形態と理念』(中村研一訳、鹿島出版会、一九九二年)、一七一頁。 ★...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.154-170