1948年生まれ。社会学。東京大学大学院人文社会系研究科教授。
(最終更新:2009年9月28日)
[論考]
...しながら、建築家の関わるほとんどの事例が、上野千鶴子風に言えば、結局は空間がすべてを決定する... ...シストになるのだと宣言すべきなのか★一六。上野千鶴子は『ファミリイ・アイデンティティのゆくえ...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.130-145
[批評]
...なさいごめんなさい」 小木新造、熊倉功夫、上野千鶴子編『日本近代思想体系風俗 性』(岩波書店、1... ...出版会、一九八二)。 小木新造、熊倉功夫、上野千鶴子編『日本近代思想体系 風俗 性』(岩波書店...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.144-155
[東京ディズニーランドの神話学 3]
...歴史過程を「ロマンス革命」と表現したのだ。上野千鶴子は、そのショーターがあげた近代家族の成立... ...族の形成』(昭和堂、一九八七)。 ★三──上野千鶴子『近代家族の成立と終焉』(岩波書店、一九九...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.221-230
[鼎談]
...今では面白いと思います。話は飛躍しますが、上野千鶴子さんが『ナショナリズムとジェンダー』(青... ...ル的な歴史というのはすべて文章の歴史です。上野千鶴子さんも、公文書至上主義で書かれた歴史をあ...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.62-81
[非都市の存在論 11]
1 二つの扉 一九八八年七月二三日の深夜、オーストリアのザンクト・ペルテンで屋外展示されていたジョン・ホワイトマンの仮設建築作品「二分割可能(Divisible...として、住宅のなかに囲い込まれるのであり、上野千鶴子が『ナショナリズムとジェンダー』において...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.15-26
[景観の視学/史学/詩学 2]
この六月にパリで、建築雑誌の編集長と建築家にして建築理論研究者という夫妻に昼食に招かれ、気持ちのよい午後を過ごした。その折、都市や建築の体験の仕方が話題になった...荷風のように空間の叙述に熱心な作家もいる。上野千鶴子が山本理顕に贈った言葉を用いるならば、「...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.25-27
[図版構成]
四畳半の部屋は、中世に茶室として生まれた。主人は特別な客をそこへ招きいれ、茶の湯の作法でもてなした。この質素な隔離された空間は、細部にわたり、厳格な美的基準にしたがっていた。人びとはそこで、主人と客が、人類学者ヴィクター・ターナーのいわゆる「コミュニタス(communitas)」のうちに統合されるようなミクロコスモスを...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.89-91
[論考]
はじめに 山崎泰寛 ローカリティの生起と学校 塚本由晴は、カナダ製ログキャビンの基礎部分を斜面地に設計したときの経験を、こう語っている。 そこは斜面地なので...洋+小沢周三訳、東京創元社、一九七七)。 上野千鶴子『サヨナラ、学校化社会』(太郎次郎社、二〇...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.153-167
[論考]
かつて北野武が彼のフィルムで最初に暴力を演じた舞台は、実は子供部屋だった★一。「二階ですね」という刑事の確認が表象する、了解されたその部屋の配置、また訪問者を威...くを学習机+椅子の総額が占める。 ★五──上野千鶴子+山本理顕「住宅、そして家族とは」(『住宅...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.162-165
[論考]
「それらには何か或るものが共有されていなくてはならない。さもないと、それらは「ゲーム」と呼ばれないから」などと言ってはならない。──そうではなく、それら全てに何...混乱を生じさせていると指摘している。また、上野千鶴子はその主著『近代家族の成立と終焉』(岩波...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.111-120
[論考]
1都市を浮遊するように生活するーホンコン・スタイル ノーマン・フォスターの新しい空港ができて、啓徳空港にジェットコースターのように降り立つスリリングさは二度と味...宅が背負う必要などないと香港は言っている。上野千鶴子は山本理顕を指して、空問帝国主義者という...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.133-143
[批評]
1 デルヴィユ嬢の館を読み解くための いくつかの文脈 建築空間をいまはやりのジェンダー論で読みといてゆくのはさほど困難ではなく、いままで蓄積された研究を再活用し...として、住宅のなかに囲い込まれるのであり、上野千鶴子が『ナショナリズムとジェンダー』において...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.161-170
[対談]
集合住宅という思想 大野秀敏──集合住宅というのは、モダニズム建築の二面性を象徴的に表わしている特別なビルディング・タイプだと思います。モダニズムの二面性という...してアイディアを投入するシステムがない。 上野千鶴子さんと話していておもしろかったのは、個室と...
『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.54-65