伊東豊雄
青土社、2000年、576ページ
ISBN=9784791758371
[1990年代以降の建築・都市 4]
...東豊雄「メディアの森のターザンたち」(『透層する建築』[青土社、二〇〇〇])。 ★一四──伊東... ...費の海に浸らずして新しい建築はない」(『透層する建築』)。 ★一七──せんだいメディアテーク・...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.156-166
[1990年代以降の建築・都市 5]
重層的な決定のシステム 一九九九年、坂本一成の設計による《HOUSE SA》が竣工した[図1]。ギャラリー・間の坂本一成展「住宅──日常の詩学」が、名古屋の愛知...一九八一、前掲書)。 ★一〇──伊東豊雄『透層する建築』(青土社、二〇〇〇)。 ★一一──『世紀...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.194-204
[インタヴュー]
セシル・バルモンドとのコラボレーション 柄沢祐輔──伊東さんはロンドンの《サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン》などのセシル・バルモンドさんとのコラボレーションを経て以来、構成に独特のルールを与える方法を展開しているようにお見受けするのですが、セシルさんとのコラボレーション以後、創作の方法にどのような変化があったの...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.82-93
[シンポジウム]
第一部:スーパースタジオ一九六六──一九七三 一九六六──スーパースタジオの源泉 クリスティアーノ・トラルド・ディ・フランシア──本日は、スーパースタジオの活動のなかでも、特に一九六六年から七三年頃の活動について紹介していきたいと思います。まずは私たちスーパースタジオの考えの源でもある、卒業設計の話からはじめましょう...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.228-239
[批評]
一九九七年八月三一日 スペインとイランからロンドンに渡った若い二人の建築家、アレハンドロ・ザエラ・ポロとファッシド・ムサビの「横浜国際客船ターミナル」コンペティション応募案はおよそ建築とは思われない提案であった。 敷地は山下埠頭から海に向かって数百メートルも突き出した大桟橋の上であり、山下公園や海からのヴューがこの建築...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.184-187
[図版構成]
TODAY'S JAPAN展コンセプト 今日私たちは7つの都市を生きている。この多層な都市において、個人の空間は都市空間であり、都市空間は個室である。 携帯用電話で友人と話しながら街を歩く。 ウォークマンで音楽を聴きながら電車に乗る。 TV座談会を見ながらFaxのコメントを送る。 自宅からパソコンのキーボードを叩いて...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.83-87
[インタビュー]
〈もの〉ではなく、その効果 槻橋修──今回のインタビューにあたり、伊東さんの作品を言説を含め改めて見直したのですが、一九八四年の《シルバーハット》[図1]の頃から「建築を消したい」という発言が頻出するようになってきます。僕たちがこの「建築を消す」という言葉で想起するのはやはり「透明性」という概念です。これは伊東さんが翻...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.70-79
[対談]
1 三つのプログラム 八束…議論の前提として、いくつかの問題を整理しておきたいと思います。まずプログラムと言われているもののなかに、三つのものが区別できるだろうということです。ひとつは常識的に言われているプログラム、施設としてのビルディング・タイプの根幹をなすハードコアとしてのプログラムと言ってもいいわけですが、建築や...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.103-121