藤森照信
TOTO出版、2007年9月、392ページ
ISBN=9784887062832
[インタヴュー]
中谷礼仁──まずはタイトルの「トレーシング・ザ・藤森照信」について若干説明しておきます。私たち三人も藤森照信さんと同じ建築史という分野から自らの活動を始めました...引用出典=『ユリイカ』2004年11月号、特集=藤森照信 建築快楽主義(青土社)12──バニスター・フレ...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.54-77
[論考]
一 近代アジア調査術の誕生 一九八五年、『東アジアの近代建築』という一冊の本が刊行された★一。これは、村松貞次郎退官記念として、藤森照信の主催で行なわれた同名の...(『ユリイカ』二〇〇四年一一月号、特集=藤森照信 建築快楽主義、青土社)。 ★一九──青井哲人...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.134-141
[論考]
一 はじめに──とにかくオモシロイ、ダイオンシ 生きている間に、しかもまだ現役の大学教授として、あるいは現役の建築家として、エネルギーに満ちあふれている「この...─『ユリイカ』二〇〇四年一一月号、特集=藤森照信 建築快楽主義(青土社)。 ★一二──藤森『天...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.78-83
[会議4日目「国土改造」]
清水──本日のレヴューでは、まずそれぞれのチームのデザイン手法について議論し、その後、最も大きいスケールの問題提起である四日目の会議「国土改造」で提案した「Fujiko」と「近つ飛鳥宮」の二つのプロジェクトを軸に議論を展開していきたいと思います。 欲望とコンゲン 岡崎──コンゲンカードはこの六個で全部ですか? 中谷─...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.146-161
[対談]
実験住宅と社会的大儀 中谷──「実験住宅」という特集の企画趣旨を聞いたときに、「実験」なんて誰でもしているじゃないかと思ったんですね。町場の大工のみならず日曜大工中のわれわれが「どうしたらいいか」と試している状況まで含めれば、全部実験でしょう。だからまずは「実験住宅」といわれるものの本質を定義する必要にかられる(笑)。...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.38-51