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雨ヶ岳:竜ヶ岳縦走記録2 2016FEB04 雨氷オンパレード富士山もあるし  

さて、ぱーと2です。
今回は与太話は無しにしました。
なぜかと言うと感動の雨氷が色あせないように配慮するためです。

但し、写真のお題だけは、だいちゃんが知っている限りのボキャブラリー
必死で搾り出しました
では、まずは雨ヶ岳から端足峠に向かって撤収


デジカメ写真ポイント (拡大可能)
画面左側からカシミール3Dmap中に順番に番号をつけて雨ヶ岳から
竜ヶ岳経由下山#23~#44UPします。#1から#22まではパート1でアップ済みです。
雨氷のゾーンもmap中に明示しました。



#23 幻想の森
頂上には数分しかいませんでした。
頂上直下の森です。霧でかすんでいます。
風も相当あります。

このあたりの雨氷はその上に雪が付いて樹氷とも雨氷ともいえる状態でした。

時                   11:17分
標高            1771m
歩行開始から    3時間55分


#24 立枯れに氷の雫
急坂を一気に下って1時間あまりでまた綺麗な雨氷が始まりました。
富士山は雨ヶ岳の稜線を歩き出してからずっと見えていましたがこの頃から徐々に雲が取れてきました。
左に雨氷の樹木、右に立ち枯れの古木に付いたツララです。

時                   12:12分
標高            1311m
歩行開始から    4時間50分


#25 富士を侵略する雨氷の影
手前の雨氷と富士のコントラストでしょうか・・・・ピントは富士山に合っていますね~
後でわかりましたが雨氷は標高1100mから1300mのあたりに集中していました。

時                   12:31分
標高            1267m
歩行開始から    5時間09分


#26 枯葉の囚人
雨氷に囚われた少し大きめの枯葉ですがこれも透明感があって美しかったです。
(オリンパスTG3の顕微鏡モードで撮影)
この後、端足峠に到着
根原峠にエスケープするのはもったいないので予定とおり竜ヶ岳に向かいます。

時                   12:36分
標高            1259m
歩行開始から    5時間14分


#27 富士を写す雨氷の森
氷の一つ一つに富士山が写っているさま・・・・なんちゃって

時                   12:38分
標高            1258m
歩行開始から    5時間16分


#28 真剣な時
お互いに与太話しかしないのですが、撮影の
この時ばかりは、いつに無く真剣でした。

ところが写真を撮りまくるのでちっとも先に
進みません。

時                   12:45分
標高            1254m
歩行開始から    5時間23分


#29 氷をへし折る富士
樹に付いた雨氷の造形美が素晴らしかった
富士山の頂上が氷を折ったように見えました。

時                   12:47分
標高            1258m
歩行開始から    5時間25分


#30 氷のサンゴ

やはり青い空とのコントラストはいいですね~
海の中の透明なサンゴみたいだと・・・・・

時                   12:49分
標高            1258m
歩行開始から    5時間27分



#31 ダイヤモンド雨氷(拡大可能)
一番気に入った写真です。
意図したわけではなく、少し曇った空をバックにフラッシュを焚いて撮影したらこうなっていました。
ダイヤモンド富士は撮れませんでしたがこれで十二分に満足です。


時                   12:51分
標高            1262m
歩行開始から    5時間29分



#32 氷の網
凍った枝が網に見えました。
心ならずもこの網に触ると風鈴みたいにはかない音が鳴り、折れた氷が地面に刺さります。

時                   12:55分
標高            1265m
歩行開始から    5時間33分



#33 水晶の樹
刺さると痛いと思います。実際雨氷の枝に触ると氷が首元に落ちて冷たいのでネックウオーマーで
首元を閉めて歩いていました。

時                   12:55分
標高            1265m
歩行開始から    5時間33分



#34 空碧樹銀
碧い空と銀色の樹です・・・・ん~見たまんまですが

時                   12:57分
標高            1264m
歩行開始から    5時間35分



#35 鳳凰三山と南アルプス(拡大可能)
右端の黒い山が鳳凰三山その左に北岳、間ノ岳ですね。

時                   12:59分
標高            1259m
歩行開始から    5時間37分


#36 凍てついた森
見方によっては全部凍っているように見えます・・・・が・

時                   13:01分
標高            1256m
歩行開始から    5時間39分



#37 氷の刃
これはなぜこうなったか判りませんでした。
つららにしては基点が枝の先ですのでありえません。

最初は青い線のように枝に氷がついていたが
星印の軌跡で根元が溶けて雪面に落下して刺さったという
解析はどうでしょうか

時                   13:02分
標高            1252m
歩行開始から    5時間40分



#38 竜ヶ岳頂上
写真撮影で時間をとってしまいましたが目的地に着きました。
絶景の富士山&えびのしっぽを従えた枯れ木&Y本氏です。
積雪状態は一旦積もった雪が凍結した上に5~10cmの粉雪が積もっていたと思います。
歩きやすかったです。

時                   13:50分
標高            1485m
歩行開始から    6時間28分



#39 竜ヶ岳から望む富士山
Y本氏を外すとこんな感じです。 どっちがいいかなんて言いません。
無いものねだりですがこの天気が朝の7時43分なら・・・・ダイヤモンド富士が撮れたのですが

時                   13:50分
標高            1485m
歩行開始から    6時間28分



#40 竜ヶ岳登頂記念写真
この写真はY本氏の NIKON D610で撮影しています。少し暗く写っていますね。
この後、本栖湖キャンプ場に向けて撤収します。
結局この日は誰ともすれ違いませんでした。
二山を二人占めでした。

時                   13:57分
標高            1485m
歩行開始から    6時間35分



#41 笹富士
こんな言い方があるかどうかわかりませんが笹と富士です。

時                   14:05分
標高            1469m
歩行開始から    6時間43分


#42 ガラスの樹
南側の斜面ですので日当たりがよく、まさに雨氷が溶けて脆くなりガラスの弱さを感じました。
画面では判りませんが風で枝が動くとキラキラとそれは綺麗でした。

時                   14:31分
標高            1301m
歩行開始から    7時間09分



#43 展望台
ほぼこのあたりが最後の雨氷でした。

時                   14:41分
標高            1230m
歩行開始から    7時間19分



#44 標識
下山しましたが、車は登山者用駐車場が
ぐちゃぐちゃでしたので観光客用の
駐車場に停めています。
そこまでアスファルトの道をあるきます。
これだけ歩くと最後のアスファルトは膝地獄
ですが雪のクッションがありましたので影響は
全くありませんでした。 雪山最高

時                   15:23分
標高             925m
歩行開始から    8時間01分

15時50分に駐車場に到着し登山完了です。


このグラフでは以下がわかります。(拡大可能)
①総歩行距離は12.593Km
②ログの開始から終了までの所要時間は8時間28分06秒 1時間20分予定より遅れました。
③高低差は866m(累積標高は1232m) 1000mを越えるとキツイです


④平均速度は時速1.4km 写真撮影で時間がかかっていますので遅いです

雨氷とは(Wikipediaより)
物体表面に硬く滑らかで透明な氷の層を作る。
同じ着氷現象の1種である樹氷 や粗氷とは、色や性質により区別されている。
樹氷は白色不透明、粗氷は半透明なのに 対して、雨氷は透明である。

また樹氷より粗氷の方が固いがどちらも手で触れば崩れる ...


注1
地図はGPSのLOGをカシミール3Dという地図ソフトにデジカメプラグインという機能を組み込んで得た結果です。
撮影場所の特定は写真の時刻データとGPSの時刻データをマージするみたいです。
注2 MAPとグラフについて
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値
地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第299号)」

コメント

No title

素晴らしい景色でした。こんなに青空で素晴らしい景色の所にやってきたのが大ちゃん等だけなんて、もったいない。最高の富士景色を堪能したのですから、ダイヤモンド富士まで望むのは贅沢でしょ。私なんかこんな景色は一生みられないでしょうから、写真でも見せて頂いて嬉しいです。だいちゃんも足腰が治って良かったですね。
湘南海岸からのダイヤモンド富士の日時を教えて頂いて有難うございます。ああやってコメントすれば優しいだいちゃんだから調べてくださるだろうと思っていました。
ついでにあつかましくお願いすれば、辻堂海岸で教えていただけますか?

No title

今日もおつかれさまでした。
山の景色は美しいですね✨
素敵な写真をありがとうございます

No title

madonnaさん、コメントありがとうございます。
雨氷は初めてでしたので感動しました。がんばって膝のリハビリをやってよかったです。

お問い合わせの辻堂海浜公園からの夕日のダイヤモンド富士は4月2日17時44分です。この前後2日間なら±2分のずれで見ることが可能です。天気がいいといいですね!

No title

yu1*****さん、コメントありがとうございます。
山に登る理由は色々ありますがこのような景色に出会あえるのもそのひとつです。
ビールをおいしく飲めるというのも理由かな あは

No title

我がホームグランドをだいちゃんに占領されてしまった心境です。
ダイヤモンドが見れれば満点だったですが、これだけ雨氷と展望があれば贅沢は言えないですね。平日に山へ行けるのが羨ましいです。
ナイスです。

No title

氷の樹の森は綺麗ですね
私はまだこのような景色は見たことがないです。
見てみたいな(^^;;

又です

No title

ダイヤモンドは残念でしたが その後 素晴らしい景色 良いですね
氷に包まれた木々 綺麗てしょうね。
チェックしておきます。

No title

ブナ太郎さん、コメント&ナイスありがとうございます。
ホームグランドを荒らして申し訳ありません
サッカーでもアウエイで勝つことがたまにはありますのでご容赦!
ダイヤモンド富士は翌日の5日が見れたという噂をききましたが・・・

リタイヤ組には時間があるのが強みです。でも平日は高速料金が高いのが難点ですね。

No title

お疲れ様でした~
ダイヤモンド富士は残念でしたが、これだけの展望と雨氷群
なかなか見れないと思いますので、良かった登山になりましたね!!

No title

さらだばーさん、コメント&ナイスありがとうございます。
登山は10年以上になりますが雨氷は始めてでした。
いつか必ず出会えると思います。

No title

山賊さん、コメントありがとうございます。
ダイヤモンド富士には出会えませんでしたがダイヤモンド雨氷に出会えたので十分に満足です。
積雪状態もよくて丁度いい雪山でした。

No title

ダイヤモンド富士の時間を教えていただきまして有難うございます。
お天気が良いといいな。でも前後2日間の余裕があるから。

No title

ゆうゆうさん、コメント&ナイスありがとうございます。
雨氷はホントに良かったです。
感激でした。
これだから山はやめられないです。

No title

いえいえほかならぬmadonnaさんですからこれぐらいは当たり前です。
4月は黄砂の影響がないか心配ですけど・・・

No title

雨氷、見てみたいです
富士山もやっと冬らしく白くなりましたね~

No title

おじPさん、コメント&ナイスありがとうございます。
私も色々調べてみましたがどこかに行けば見る事が出来るものではなくある条件下で出来るそうです。

先日あった扉温泉の通行止めは雨氷で折れた樹が原因というのもありました。
富士山も綺麗でしたヨ!

No title

私も#31の写真は「オッ!」と思いました。フラッシュを焚いた判断は正解でしたね。コンデジに完敗でしたのでマニュアルを最初から読みなおしているのですが、機能盛りだくさんで覚える量より忘れる量のほうが多いです。あっ、スパッツあったみたいで・・・

No title

e13*27さん、コメントありがとうございます。
いろんなパターンで撮影しましたので「下手な鉄砲数撃ちゃ当る」でした。
これを意図的に出来るようになるとすごいのですがね~

あ行方不明のスパッツですがザックのサイドポケットにありました。
入れた覚えは無いのですが性格がきちんとしているので無意識に入れたと思われます。 なは

No title

だいちゃんさん、こんにちは!
いい地域に住んでて羨ましいです。
そして写真が凄く綺麗で感動ですね。
「山と自然ネットワーク compass」っていうのも参考になります。
早速検索してみよぉっと!

No title

ジャンさん、コメントありがとうございます。
地域的には関東のほうが色々な山にいけるのですが中部も少しだけ引っかかっています。
雨氷は始めての経験でしたのでまさに感動でした。
「山と自然ネットワーク compass」も今回初めて使いました。
若干下山が遅くなって連絡が遅れたので気がかりではありましたが安全の観点ではよろしいかと思います。

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プロフィール

だいちゃんと銀次郎

Author:だいちゃんと銀次郎
飼い犬の「華」 の散歩係がこうじて
ただ歩くだけでは面白くなくなり
35年前に登った屋久島(宮之浦岳)に登る
ことを決意!2006年5月宮之浦岳に再登頂を果たした。
その後、勢いがついて簡単な冬山にも挑戦しています。
GPSやカシミール-3D,Google-Earthを使い
ほんの少しの失敗談を加味して登山記録をupしています。
写真は全くのど素人、山野草の名前はほぼわかりません。

サッカーは学生時代にやってました
日本リーグ時代からのファンで
2006年W/Cドイツ大会、2012年のロンドンオリンピック
にも応援に行きました。
もうあと1回ワールドカップに行きたいです。

先代の柴犬「華」は2015年11月に逝きましたが
2代目「銀次郎」を新しい散歩係として頑張っています。
2014年末に右ひざ半月板を損傷しそのリハビリの経験も・・