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小秀山登山記録 03月23日 PART1 白川林道側(長野王滝)から挑戦

今回のノンフィクション
忘れ物については、私がそそっかしくてよく忘れ物をするのですが
今回は3人が3連発の忘れ物というかぼけ倒しというか、やらかしましたので報告します。

K田氏
朝、出掛けにアイゼンと雪除けスパッツを忘れた。
アイゼンは私が軽アイゼンを持っていたのでリカバリーできましたがスパッツはどうにもならず
無しで歩きました。
この時期の雪は坪足になりますのでスパッツ無しでは雪が登山靴に入り悲惨な事になるのですが
案の定登山靴の中はべとべとに濡れていました。
真冬なら凍傷になりかねません。
厳に注意すべきです。

Y本氏
帰りに恒例の温泉に行きましたが脱衣所にジャンバーを忘れている事を私に指摘され取りに行き
さらに、車に乗る直前に着替えた登山着を全部忘れた事に気づいてあわてて再度取りに行ってました。
そのくせ脱衣籠に忘れてあった誰かの身分証明書を番台に届けるというプチ善人を演じていました。


東海環状道自動車道の鞍ヶ池SAで解散でしたが私の携帯電話がありません。途中のSAで落としたかと思いあせったんですが。とりあえず電話してもらったら何と胸ポケットに入っていました。 あは
これってめがね掛けてめがねを探している爺さんと一緒ですよね・・・ ヤバイ 海外旅行の疲れかなあ

本題
小秀山は昨年11月に二の谷ルートで登りました。
今回は長野県王滝側(滝越地区)の白川林道経由で登ります。
登山口直前で積雪で車が入れない為、片道30分林道を歩いて登山口へ到着です。
初めてのルートですのでGPSのトラックログを事前にヤマレコからダウンロードしていきます。

(発)印が駐車地点です。


これがヤマレコからダウンロードしたgpsのトラックログです。


デジカメ写真ポイント
上記画面右からカシミール3Dmap中に順番に番号をつけて小秀山頂上まで#1~#14
内パノラマ1枚をUPします。
また、これが今回歩いたリアルのトラックログです。


事前にダウンロードしたトラックログと今回歩いたトラックログを合成しました。
登山口から尾根に出るまでの登りのルートに差異がありますがほぼ同じです。


#1 林道歩き
駐車地点以降は雪が残っていてウインダムで入れません。
しょうがないので登山口まで1.4kmを歩きます

時                   09:36
標高           1232m
歩行開始から   0時間07分



#2 登山口
着きました、いいウオーミングアップになりました。
ここでアイゼンを装着します。
ここから尾根すじまでいきなりの急坂でした。

時                   10:05
標高           1302m
歩行開始から   0時間36分


#3 小休止
折角、アイゼンを装着しましたがここまでは雪はありません。
長袖1枚で歩いています。

時                   10:26
標高           1412m
歩行開始から   0時間57分


#4 尾根すじ
牧場の囲いかと思いますが雪であちこち壊されています。

時                   10:36
標高           1466m
歩行開始から   1時間07分



#5 ふくろう岩
造形とか絵画にセンスの無い私にはふくろうに見えません。

時                   11:07
標高           1521m
歩行開始から   1時間38分


K田氏のCanon IXY 430Fで撮影


#6 雪が深くなってきました
登山道の目印はちゃんと整備されておりほぼ間違うことはありません。

時                   11:11
標高           1530m
歩行開始から   1時間42分



#7 岩に寄りかかる木
この日小秀山に登ったのは我々のパーティーだけでした。
踏み跡は無かったのですがなんとなくこれかなーという少し色が
着いて凹んだ部分を追うと赤いリボンが見つかるといった調子で登れました。

時                   12:07
標高           1734m
歩行開始から   2時間38分



#8 もくもくと
いつも先頭に立ってもらうK田氏は今日は雪除けスパッツが無いため最後尾です。
よってY本氏と私が交代で先頭を歩きます。
ラッセルが無くてよかったです。

時                   12:15
標高           1763m
歩行開始から   2時間46分



#9 岩とマーカー
なんと言っても頼りになるのはこのマーカーです。
GPSがあっても誤差はありますのでやはりアナログ的な目印は見つけると安心です。

逆にホワイトアウトになるとGPSがあってもルートファインディングは困難にないます。

時                   12:42
標高           1871m
歩行開始から   3時間13分



#10 埋まりかけの登山道標
ここまで来ると雪も深くなり時々坪足になります。

時                   12:53
標高           1911m
歩行開始から   3時間24分



#11 頂上直前
御嶽がはっきりと見えてきました。

時                   13:03
標高           1958m
歩行開始から   3時間34分


Y本氏のDMC-FX33で撮影


#12 小秀山頂上
昨年11月に登頂以来4ヶ月ぶりの頂上です。積雪時には初めて登りました。

時                   13:07
標高           1981m
歩行開始から   3時間38分



#13 秀峰舎
高床式なので埋もれずにいました。
ここで昼食を摂りました。

時                   13:56
標高           1981m
歩行開始から   4時間27分



#14 中央アルプス方面
カメラでははっきりと写りませんが中央アルプスも良く見えました。

撤収開始! パート2へ

時                   13:57
標高           1981m
歩行開始から   4時間28分


1 上記の地図はGPSのLOGをカシミールという地図ソフトにデジカメプラグインという機能を組み込んで得た結果です。
撮影場所の特定は写真の時刻データとGPSの時刻データをマージするみたいです。
注2 上記の表記されるMAP,グラフ,鳥瞰図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)、数値地図250mメッシュ(標高)及び数値
地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、 第299号)」

コメント

No title

忘れ物・・最近私も激しくなってきたというか・・・
と言いますか、だいちゃんさんは単にしまい忘れ?(笑)

フクロウ岩、センスがあってもフクロウに見えないのではないかと・・
御嶽、初めて見る山容でなんだか新鮮です!

No title

ゆうゆうさん、コメントありがとうございます。
そう!そうなんです。単にしまい忘れなんですよ!・・・フォローありがとうございます。

そう、そうなんです。ぜってい、ふくろうには見えませんよね!

中部での御岳は、関東の方々の富士山と同じ位置づけにあります。
見て良し、1回なら登って良しの山です。
その割には忘れっぽいので何回も登っていますが。 あは

No title

こう言っちゃあなんですが、3人が3人ともかなりひどいですね。
普通、そんなもの忘れるかあ、ってものばかりで。・・・ごめんなさい、決して人のことは言えない私でした。。

あれ、ゲルニカを見て来たのに、芸術的センスは向上していませんか?
それにしてもタフですね。帰国後まもないというのに、もう冬山登山ですか。

No title

秀峰舎というのは、無人の避難小屋でしょうか?立派ですね。
K田さん、Y本さん、だいちゃん、それぞれネタ作りに貢献していますが……今回一番ひどかったのは……どなたでしょう?

No title

脱衣所の籠が3個あいてたので、一つにジャンパー、一つに着替えのカバン、一つに脱いだ物、この時に忘れ物があるのに気が付きました。風呂から出て着替えのカバンが軽くなったことが気になったのですが忘れ物を番台に届けました。大ちゃんに指摘を受けジャンパーを取りに戻り、ビールを飲むための小銭を探して脱いだ物を忘れたのに気ずいた次第です。まあ、これくらいはギリギリセーフ、許容範囲という事にしときましょう。問題なし!

No title

この山、5月に登る予定です
大変参考になりました~

アプローチは長そうですね
御嶽山の雄姿、素晴らしいですね
ナイス★

No title

madonnaさん、コメントありがとうございます。
普通は忘れませんよね、でも我々は普通ではありませんのでこれでいいのです。

芸術的センスはあくまでもセンスであって、天賦の才ですから身につくわけがありません。

タフかどうかはパート2をご覧いただければ判ります。
大ちゃんも人の子ですよぅ。

No title

眠り猫さん、コメントありがとうございます。
秀峰舎は無人の避難小屋です「加子母SKYWALKERS」という団体が運営管理している立派な小屋です。

誰が一番ひどかったかというとそれは異論なくK田氏です。
私とY本氏は持って行ったものを忘れかけましたが、K田氏は持って行くものを忘れました。

No title

e13*27さんへ!言い訳無用です。
それを言い出せばこの投稿欄では文字数が足りません。
注意しましょうね。 私もですが・・・・

No title

おじさんピアニストさん、コメント&ナイスありがとうございます。

今回のルートはメジャーなルートではありません。
以下の2本の記事に乙女渓谷からのルートを紹介していますので参考にしてください。このルートのほうが変化があって面白いです。
http://blogs.yahoo.co.jp/d86yama/7108240.html
http://blogs.yahoo.co.jp/d86yama/7113743.html

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プロフィール

だいちゃんと銀次郎

Author:だいちゃんと銀次郎
飼い犬の「華」 の散歩係がこうじて
ただ歩くだけでは面白くなくなり
35年前に登った屋久島(宮之浦岳)に登る
ことを決意!2006年5月宮之浦岳に再登頂を果たした。
その後、勢いがついて簡単な冬山にも挑戦しています。
GPSやカシミール-3D,Google-Earthを使い
ほんの少しの失敗談を加味して登山記録をupしています。
写真は全くのど素人、山野草の名前はほぼわかりません。

サッカーは学生時代にやってました
日本リーグ時代からのファンで
2006年W/Cドイツ大会、2012年のロンドンオリンピック
にも応援に行きました。
もうあと1回ワールドカップに行きたいです。

先代の柴犬「華」は2015年11月に逝きましたが
2代目「銀次郎」を新しい散歩係として頑張っています。
2014年末に右ひざ半月板を損傷しそのリハビリの経験も・・