北海道産天然ブリ

2012年09月26日

2017年10月17日

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札幌市

（記2012年9月26日）

　今年は海水温がずいぶんと高いようで、北海道では普段そんなに水揚げされないブリが豊漁だ。
　まあブリといっても大きさからするとイナダかワラサぐらいで、本来ブリと呼べる大物ではない。
　私の愛読書、山と渓谷社の「海の幸」には次のように書かれている。

関東では30センチくらいまでをワカシ、50センチくらいまでをイナダ、90センチくらいまでをワラサ、これ以上をブリと呼ぶ。一方関西では15センチくらいまでをツバス、40センチくらいまでをハマチ、60センチくらいまでをメジロ、それ以上をブリという。これは大体の分け方で関東でもずいぶん小さいものまでブリと呼ぶようになった。「ブリ」といったほうが高く売れるのだから、やむを得ないことかも知れない

　
　今揚がっているのはイナダ、ワラサクラス、夏なので脂乗りこそそれほどでもないが、天然物の旨味がある。

　このきれいなピンク色は天然物でこそ。