2020年9月8日、松竹大谷図書館が、クラウドファンディングプロジェクト第9弾「演劇史を紐解く、歌舞伎座の絵本番付と筋書を後世へ。」を開始しました。
発表によると、同プロジェクトは、図書館運営費および戦前の歌舞伎座の絵本番付と筋書のデジタル化と保存を目的としており、東京歌舞伎座の戦前までの劇場プログラムのデジタル撮影とアーカイブ構築が行われます。
撮影されたデジタル画像については、同館の「芝居番付検索閲覧システム」に統合し、公開可能なものについてはオンライン公開するとされています。
募集期間は9月8日から10月28日までで、目標金額は250万円(同館の2020年度運営資金150万円、「絵本番付・筋書」のデジタル化・保存容器費用100万円)です。
ネットを通じて当館への支援募集を開始いたしました(松竹大谷図書館, 2020/9/8)
https://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/news/200908.html
【第9弾】演劇史を紐解く、歌舞伎座の絵本番付と筋書を後世へ。
https://readyfor.jp/projects/ootanitoshokan9
参考:
松竹大谷図書館所蔵の1944年以前の芝居番付を検索・閲覧可能な「芝居番付検索閲覧システム」が公開
Posted 2016年1月20日
https://current.ndl.go.jp/node/30492
松竹大谷図書館、クラウドファンディングプロジェクト第8弾「写真で蘇る名優の面影、歌舞伎の魅力を次世代へ」を開始
Posted 2019年9月11日
https://current.ndl.go.jp/node/39001
CA1917 – クラウドファンディングによる図書館の資金調達 / 赤山みほ
カレントアウェアネス No.335 2018年3月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1917