買ってよかった2023ということで2023年の「散財 of the Year」を発表します。
Best おもちゃ
今年のBestおもちゃはガンプラ。ガンプラは小学生か中学生くらいの頃にいくつか作ったが、それ以来、20年以上ぶりにプラモデルを作った。
小学生になった息子と作ったら楽しかろうと思って、子供でも簡単そうなものと、大人でも楽しめそうなものを少しずつ買った。息子だけでなく4歳の娘もすっかり虜になり、3人でHGのガンプラを作ったりもしている。
自分でも、工具をいくらか買い揃えて、RGを2つとHGを2つ作った。ニッパーでパーツを切り離し、ヤスリでゲート跡を目立たなくして、スミ入れでディテールを足していく。この地味な工程を延々繰り返しながら、最近の出来事を思い返したりする。そういうことをしていると、何やらセラピーのように感じられる。
20年前と比べて今時のガンプラはかなり出来がよく、満足感も高い。細かな作業をしながらセルフリフレクションしたい皆さんにおすすめです。
Best コンピュータ
Bestコンピュータは、MacBook Pro (14-インチ, M3 Pro, Nov 2023)。M3は来年だと思っていたので、驚きつつ購入。スペースブラックがかっこいい。
2023年における計算機の性能を決めるパラメータは、製造プロセスへの依存度が高い。製造プロセスの微細化が進めば、回路規模を大きくしてもダイサイズを維持でき、消費電力も減らせる。ということでTSMCのN3目当てにM1 ProをM3 Proにした。実際、シングルコア性能が向上したためか、GUIがさらに滑らかになったのを感じられる。
Macの性能がいいと、作業へのためらいが減って、少し気楽になるのがよい。
Best ゲームハードウェア
Bestゲームハードウェアは、PlayStation VR 2と少し迷ったが、PlayStation Portalに決めた。
今年は大作ゲームを何本かクリアしていて、ほどほどにコンソールゲームで遊んでいる。PlayStation 5もNintendo Switchもそれぞれちゃんと遊んでいて、もちろんグラフィックスはPlayStation 5に分があるのだが、Nintendo Switchの気やすさの方が好ましく感じられる場面の方が多かった。というところに、Project QことPlayStation Portalが発表。
発売時に手に入れてちょこちょこ遊んでいるが、テレビの前に座らなくていい開放感で、ゲームの体験が大きく変化した。もちろんグラフィックスのよさは(HDRじゃないとか細かいことはあるけれど)折り紙つき。専用ハードウェアでないとできない体験でもあった。
Best 散財
さて、栄えあるBest散財は、3DプリンタのBambu Lab P1Sだ。これを買ってから、CADで簡単なモデリングができるようになって、ちょっとしたものを出力している。使用頻度は高くないが、いつでも使える3Dプリンタがあるという事実それ自体に満足している。
モデル共有サイトで自作のモデルを公開してみているが、これまでに500回ダウンロードされ、出力した人がコメントを残してくれている。そういうのもかなり嬉しい。
2023年は円安、物価高で、生活のコストも上がった感があるが、振り返ってみればかなりエンジョイしている。2024年はApple Vision Proあたりでしっかり散財したい。