Androidの一般的なコーディングスタイル*1によれば、フィールド名にいくつかの規則がある。このなかにprivate
でstatic
じゃないフィールドはmから始まること、static
なフィールド名はsから始まること、という二つの決まりがある。
Android Studioでそのように書いていると、ゲッターやセッターをGenerateしたときなどにちょっと困ったことが起きる。
private Object mField; public Object getField() { return mField; } public void setField(Object field) { mField = field; }
本来は上記のようなメソッドが生成されてほしい。しかしデフォルトでは以下のようになる。
private Object mField; public Object getmField() { return mField; } public void setmField(Object mField) { this.mField = mField; }
mの部分までメソッド名に入ってしまい、getmField()
のようなアクセッサが生成されている。これを手でチマチマと修正してはいないだろうか。
Android Studioでは、PreferencesからCode StyleのJavaを開いて、Code GenerationタブのNamingルールを変更することでこれを解決できる。
プロジェクト単位ではなくデフォルト値を変えたければFileメニューから辿るとよい。
またこれらの設定はRefactor ThisからField…を選択したときのデフォルトの名前にも適用される。
一般的に便利なので必ず設定しよう。
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