イスラエルハマス戦争は米国を再び2つに分裂させようとしている。大多数の米市民にとってはイスラエルは外国だし、ユダヤ系もイスラム系も単なるマイナリティだが、メディアに煽られたのかどちらかに見方する者が続出。しかも一方が他方を集団殺戮と互いに非難。
これが進んで antisemitism =アンチセミティズム、ユダヤ系排斥 と islamophobia= イスラム恐怖症、嫌イスラム に両極化してしまっているのが現状です。それが原因でヘイトクライムの数が急上昇と報道されている。
下の動画も日本で大きく報道です。問題なのはこの屋台のエジプト系移民が、あっちにいけ、と追っ払っているのにもかかわらず、なおもヘイト発言を続けた、という事実でこれは悪意の発露です。
彼は後でヘイトクライムでNY市警に逮捕された。
しかしヘイト発言のみはフリースピーチとして違法にならない。
この逮捕は政治的な考慮があるようですが、なんちゃってNY。標準的な米国からかなり違う地域なので詳細は不明です。
スチュアート・セルドウィッツ容疑者はクリントン政権から外交畑に進みブッシュ政権で経験を積み重ね、民間人となってビジネス畑で活躍。再びオバマ政権で外交畑へ復活。オバマ政権では要職についた。
名前のように父は東欧系ユダヤ難民だった。
驚いたことに米メディアは彼がユダヤ系であることをスルーしている。事態が一層醜くなることを恐れたからでしょうか?
それに彼についてのウイキの英語版がない。フランス語版を見つけて経歴を知った。
下の動画でセルドウィッツ氏は最初は屋台の人とフツーに会話していたが、ハマスを支援しているから何もハマスの襲撃には問題を感じない、と言われてキレた、と述べた。
君子危きに近寄らず
古代中国人の知恵を知らない人の悲劇です。