chuka's diary

万国の本の虫よ、団結せよ!

トランプ、合同礼拝でぶち切れ、皆に代わって聖職者に謝罪要求❕❓

1/20にトランプが再度大統領に就任。その後に署名した憲法違反の大統領令の数々。そしてディスリいっぱいの狂人就任演説第二弾❕

を聴かされたこの日は、国民的トラウマの日となりました。

 

ディストピアの国米よりお届けです。

就任翌日の朝、慣例の首都ワシントン大聖堂でのクリスチャンインターフェイス合同礼拝に参列したトランプ大統領と一族郎党ですが、そこで当地のエピスコパル教会の司教マリアン・バディから、クリスチャンであるならどうかLGBTQと移民にお情けを、と聖壇から特に名指しでお説教された。

これが下の記事です。司教はこれらの人々は皆税金を払い一生懸命に生きている人々だ、私達の祖先も皆彼らのような移民でした、と述べた。

 

news.yahoo.co.jp

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その場は苦虫を嚙み潰した表情でじっと我慢の子になっていたが、心の中は煮えくりかえっていた。夜中過ぎになってツィートしきたな言葉でお返しです。

 

司教だかなんだか知らないが、こいつのは極左でトランプヘイターだ、

とアタマから決めつけ

彼女はどぎついやり方で教会を政治に持ち込んだ、言い方が口汚い上、共感もわかなければアタマもよくない、とけちょんけちょん。

 

トランプは移民は皆監獄と精神病院から送られてきたと勝手に規定している。

 

最後のセンテンスで、謝罪しろ、と書いてマス。しかも皆へです。トランプがやり玉にあげられたわけですから、皆は関係ないですよ。それに最後のtは余計ですね。

 

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この日説教をした他教会の二人の牧師、ビリーグラハムの長男と南部福音派の黒人牧師は全くのトランプヨイショでしたが、このマリアン・バディ司教はイエスの言葉を忠実に解釈している、というのがこの司教についた方がたの声です。

非常に勇気ある方です。しかしトランプとカルト連はカンカン。

 

著名なカルトメンバー議員は、彼女を国外退去させるべきだとツィートして呆れられた。

もちろんバディ司教は米国人です。あのニューオーリンズのテロリストと同じくメイドイン・アメリカです。エピスコパル教会はイギリス国教会の米国版と見なされているので外国人かと勘違いしたのでしょう。

 

しかし、私が驚いたのは、民主党支持のコメンテーター達です。全くの無宗教世代らしく、反トランプ姿勢には肩を持つがイエスの言葉はチンプンカンプンだそうです。

米国全体でクリスチャン離れが報道されている世の中です。無理もない事かも知れません。

https://www.youtube.com/watch?v=_I9TgAO4zLI

1/20、狂人トランプが大統領に就任し、パナマは米国のものと宣言 ❕❓

下の宣誓で狂人トランプが大統領になった❕

 

とにかく異様な大統領就任となりました。まず恒例の屋外での就任式は取りやめ。米議事堂の屋内広間で執り行われた。

理由についてははっきりしていない。が、寒さに耐えられない高齢肥満体の老人がクソ寒いペンシルバニア通りをかなり歩くというのはまずやめた方が無難です。

去年ゴミ収集車まで歩いて見事によろけてしまった動画が大拡散したのを憶えているはず。

 

そして下の宣誓ですが、トランプはなぜか左手は下げたまま。慣行では左手をメラニア夫人の差し出した聖書の上に置くことになっていた。下のメラニア夫人が差し出している大きな聖書はリンカーン大統領のもので上のちっこいのはトランプ大統領の聖書。2017年にはちゃんと左手を聖書の上に置いていた。だが今回は無視です。これも理由はわからない。が、異様です。

 

メラニア夫人のつば広帽子はトランプのキスを防止。凄い夫婦です。トランプが金を握っているので、こーゆーことになった、とは単なる一般に流れている憶測ですが、何か?

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就任式の直後に、トランプは初の大統領再就任演説をした。これからの政策方針の概要をたんたんと述べた。原稿に沿っていて無駄のないものでしたが、やはりこれも異様です。

トランプはバイデン政権のインフレ地獄の終焉とトランプによる黄金時代のスタートを宣言❕ 

 

これから物価がぐぐっと急落する、というまことに嬉しいみ言葉を発した。

 

あの、掘って掘ってまた掘って、を持ち出し、ガソリンの値を大幅にさげ、電気自動車は止めぇー、と宣言。しかしさすがにイーロンに気兼ねしてか、私の時代に米の宇宙船は火星に着陸する、と高らかに予告。

もうイーロンは子供のように大はしゃぎ。

 

しかし、演説の最後には、いつもの大暴言が出た。それまでの我慢が吹っ飛んだ❕

パナマ運河は米国のものでワシが取り返す、と大声で叫んだのだ。

 

これ本気ですよ。この目的で防衛長官にへグセスを押し入れた。

しかもこの暴言の前には、私はアフガニスタン撤退を交渉した平和大統領、と自画自賛しておきながらの話です。

 

下はトランプの就任演説のニュース動画ですが、後ろにすわってトランプの演説を聴いているバイデンの表情が何とも言えない、と評判になった。

 

実はこの演説の後、トランプは執務室で一連の大統領令に次々と署名した。その後今度は内輪向けの就任演説2弾目をした。この演説の内容が本当に狂人だと言われている。

https://www.youtube.com/watch?v=kapjdIscQKg

 

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イタチの最後っ屁演説でバイデンはギリシア悲劇の主人公になった ❕ ❓

ディストピアの米国にトランプの大統領就任がいよいよ目前に迫っています。

その日からこれまで目にしたことのない大規模な外国人違法滞在者狩りが始まるのです。

 

トランプの就任に先立ち、バイデン大統領は1/15(水)にTVでお別れスピーチを放映した。これが下の記事です。

 

内容の中でもっともメディアに言及されたのは、バイデン大統領がトランプのオリガーク政治に非常に強い警鐘を発したことです。

 

オリガークは寡頭政治という意味だそうだが、一般的にはロシアのプーチン側近の財閥達を指している。

ロシアのオリガークは国営資産の私有化により出現した実業家大富豪です。複数のビジネス組織を所有しプーチンの側近として大きな政治的な影響力を持っている。これがウクライナ戦争前までのロシアの政治体制でした。トランプもモスクワに彼の名をつけたホテルを建てたくてオリガークを通してプーチンに接近した。プーチンとオリガークはプーチンがソ連崩壊の際に国営資産の切り売りの采配をしたという深い縁で結ばれている、と報道された。

 

一方のトランプ政権ではイーロンマスクとシリコンバレーの投資家達のことを指している。トランプ再選はイーロンマスク無しには成功しなかった可能性が高いのです。

 

バイデンのさよなら演説は約17分だった。冒頭はこれも注目をひいたあのガザ停戦ニュースだった。バイデンの話しぶりではバイデン側の手柄を匂わせたが、トランプは即座に、自分の手柄とSNSで応戦です。

 

確かに停戦自体は素晴らしいニュースですが、イスラエルとハマスの合意内容には全く進歩が見られない、とメディアでは酷評されている。イスラエルの生存する36人が解放され、人質各人につき50人のパレスチナ難民が刑務所から解放される。最終的にはガザからイスラエル兵力は撤退することになっている。また元の木阿弥、というのが多くの感想に聞こえます。このガザ戦争もバイデン政権の不人気の要因になった。

 

もちろん、ここではバイデンからのトランプの大統領選勝利を祝すという言葉は無し。

 

さて、去り行くバイデン大統領に関しての評価ですが、多くがバイデンはギリシア悲劇の主人公になった、とメディアで語っている。

もともとバイデンはオワコン副大統領だった。しかし、2020の大統領選プライマリーの途上で急遽担ぎ出された。それ以来11月まで大統領への道をまっしぐら。

本人は、彼自身は未来の若い世代へのつなぎ大統領と言っていた。しかし、なぜか、ワシの仕事を最後までやり遂げさせてくれ、と言い出して大統領選に再出馬した。だがトランプとの最初の討論で失態を見せてしまい、撤退をしいられた。

 

バイデン政権のコロナ後の経済対策は充分に効果的だった。しかし高インフレで低賃金層には非常に苦しいものとなってしまった。今日米の50%は物価高の生活苦です。特に最下層の25%は貧困層で、ちょっとしたつまずきで確実にホームレスに転落する人々だそうです。

 

バイデン大統領を『20世紀の政治家』と言っていた時事解説者がかなりいましたが、これはバイデン大統領が政治家として実に半世紀に渡り常に良識を守ってきたことが理由なのだそうです。トランプのコロナ対策失態で崩壊した経済再建を軌道にはのせたが、これがまたトランプ再選の原因ともなった、これがバイデン大統領をギリシア悲劇の主人公に見立てる筋書きなのだそうです。

 

バイデンの演説全体は下です。今回は失言もほぼなくテレプロンプターにそって話していた、とも報道されていた。演説原稿には、著名な歴史家の手も入っていた、とも。

あの自由の女神を、米国の魂と呼び、その魂が今日失われようとしている、とまで言った。誰のせいか、おわかりでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=vvLhckQ8io0

メキシコ湾よりアメリカ湾がピッタリだ ❕ ❓ トランプの認知症が悪化・・・コメントありがとう

つくづく、トランプを再選させたことは人類史上最高のオンゴールと思いました。ご紹介されているYouTubeの動画欄のコメントをいくつか読みました。皆さん、呆れてますよね。

>>理由は米国がカーテルとの闘いなどの政治的介入をメキシコにするから、アメリカ湾が適切だ、と言い放った。← 意味わからんし。

トランプのこの記者会見の報道のYouTubeのコメントも、批判の嵐ですよ。いつもの威勢のいい日本のトランプ信者はどこへ行ったと私も思った。
今でもカルト達はトランプ政権になったら物価が急落するとでも思ってるのでしょうかね。
イーロンはヨーロッパの政治にも干渉しまくってるけど、これはヨーロッパの人達の動向に影響が出ると思われますでしょうか?

 

 

拙返コメです。

>イーロンマスクとAfD党首アリス・ワイゼルの対談をざっと聞きました。英語でした。
ワイゼルは今のドイツに経済問題を外国人移民と環境規制のせいにしている。彼女は1979年生まれですが、戦後西ドイツは1950年代から経済復興の為に移民労働者を熱心にリクルートしていました。日本からも炭鉱労働者たちが出稼ぎに行っていました。
1970年代には日本と西ドイツは経済大国にのし上がった。しかし、21世紀にはいると物価高で生活水準が大幅に低下したともドイツTVで報道されているようです。
だが移民層はドイツでは経済活動の中核ですし、移民制限をしても従来のドイツ民族中心文化にはもう戻れないのではないでしょうか?というのが2023年にドイツで観光した私の印象でもあります。

マスクは今年2月のドイツの選挙に介入の意図ありありに聞こえました。が、マスクの身体は一つですから、一体どうやって?と思えざるを得ない。

 

やはりドイツの選挙に介入の意図ありありに感じましたか。誰を支持しようと個人の勝手ですが世界最大級のソーシャルメディア(X)のオーナーが「選挙介入」している事に恐ろしさをかんじます、Xを利用して民衆をコントロールする。言論の自由のためにXを買い取ったと言ってるがこれはどうなんだと思いました。

 

拙返コメです

>前回コメントをいただき、マスクとAfD党首ワイゼルの対談を聴きましたが、二人は口を揃えて自分たちはリバタリアンだと言っていた。これもこの対談についてのあちこちのコメントで言及されていた。

リバタリアンというのは絶対自由と規制廃止主義者のことです。米のSNSには名誉棄損訴訟が免除されている。だからTVや出版社と違い、内容の規制がない。トランプは頻繁にニュース番組を名誉棄損で起訴し、最近のABCから約1.5億円の寄付金を得た事件は特に悪名高いです。

SNSの無規制ぶりはISISリクルート現象で焦点に達した。トランプのウソ発言拡散もあり、社会への悪影響を考慮し下院で大手SNSに自己規制が要請された。

>>Xを利用して民衆をコントロールする。言論の自由のためにXを買い取った・・・・

ご指摘通りマスクはツィッターを強制買収し、法規制がないのを利用しているわけです。XはMAGAの支持者が多いですが、反対者も多く投稿している。法的には現在民主党側は少数なので為す手なしです。

トランプの犯罪は眼の前にメラメラと火が燃えているようなもの❕ 執念こもる報告書❓

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今やディストピアの国となった米国からお届けです。

いよいよトランプの大統領就任の秒読みに入りました。米国憲法が国の基盤と信じ込んでいた一般市民にとってはこれが国の葬式になる可能性も無きにしも非ず。怖い世相になりました。

 

いよいよ前科者の狂人大統領の誕生ですよ。

今、YouTubeではしきりにあの古代ローマ帝国の暴君ネロについての解説動画が人気を得ています。

私もこれにはビックリ❕

理由はこのネロは明らかに自己陶酔性格異常だったと見られているからだそうです。ネロはローマの大火をキリスト教徒のせいにしてキリスト教徒をローマの大競技場に引き出して虐殺したというので悪名高い皇帝でした。

今回のLA大火でも何やら似たような反応をしています。他人の批判には耐えられないという自己愛に徹底しており、ネロは自分の妻を殺しておいて、妻に似た男奴隷を去勢し妻の恰好をさせて側に侍らせたという狂人ぶりも有名。

 

ジャックスミス特別検察官が担当したトランプ起訴2件ですが、いずれも法廷開催まで至らず沈没しました。原因はトランプ側弁護士団の徹底的遅延作戦でした。

 

ジャックスミス特別検察官は先週1/7に報告書を書き終え、ガーランド司法長官に自ら手渡した。この報告書の公開を阻止する目的でトランプ側はフロリダ連邦裁判所のあのアイリーン・キャノン判事に提訴し、一時は報告書そのものが公開停止となっていた。

 

この報告書は2部に分かれていて、一部は1/6議事堂襲撃事件関連のトランプによる選挙詐欺、2部は機密文書隠匿だった。後者については被告二人が起訴されているので、全公開になるのか部分公開なのがまだはっきりしていない。しかしトランプ選挙詐欺については全公開がアイリーンキャノンによって1/12の24時までにと命令されたのです。

 

火のない所に煙は立たない、ということわざを知らない人はいないでしょう。しかし、ジャックスミス特別検察官は同僚検察官の言葉だと一言断りを入れながら、トランプの犯罪はメラメラと燃える火で誰の目からも隠しようがない、と書いた。公共社会に最大の害を与え、犯罪証拠は確実そのものだと。この部分が頻繁にニュースで言及されていた。

 

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当然、この報告書に対するトランプの反応はカンカンですよ。なにしろ、トランプ指名の司法長官パム・ボンディはジャックスミスの余罪を隅から爪楊枝でほじくり出す為に任命される。これはバナナ共和国の復讐人事です。

 

それでジャックスミスもこの報告書の冒頭から彼のスタンスを極めて明確にしている。

ガーランド司法長官の特別検察官はトランプが2022年11月15日に大統領候補を宣言したことが理由と指摘。だから特別検察官として彼は証拠に依拠し法に則して独立捜査をひたすら遂行。その結果がトランプ起訴だと主張。バイデン政権や司法省からは全く圧力は無かったと強調です。

 

彼の報告書は175ページでPDF公表です。もうこうなれば鬼検事の執念です。

ここまで書かれるとジャックスミスを真逆起訴する為にはよほどの法的根拠❓を持ち出さなければ世界中からも物笑いの種となる。

このトランプ司法省には裁判遅滞作戦で大成功を収めたトランプ訴訟チームの多くが顔を揃える予定だそうです。

 

 

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米国次期大統領は前科者 で逆恨みするトランプ ❕ ❓ まさに狂人ですよ。

今やディストピアの国となった米よりお届けです。

 

トランプの大統領就任式までいよいよあと一週間です。しかし、トランプは明らかに狂人ですよ。早くもオワコン大統領か?という予想が出始めた。しかしその前にどれだけ米国外交を破壊するのかという点が焦点になるだろう。アタマに血が上った格好のご本人はすっかり張り切っちゃってるけど、西側同盟国側には大迷惑。

 

前回の記事を書き終えた頃、速報が出た。トランプが1/10(金)の判決言い渡しを阻止しようとして連邦最高裁まで提訴していたが、それが5対4で却下されたのだ。

 

これは大統領選挙直前にポルノ女優に支払われた口止め料ですが、NY州裁判で帳簿上の詐欺とされ有罪となった。去年の6月のことです。トランプ側はもう必死になって裁判妨害に走り、量刑の裁定が遅れに遅れた。今回の1/10の予定された裁定日を巡ってトランプは連邦最高裁に緊急提訴し最高裁の介入を期待したのですが、5対4で介入回避となった。

米大統領を期間中起訴しない、という司法省の方針と大統領犯罪罷免特権を念頭に置いて、NY州地方裁判所では刑の執行忌避という処置に出た。

しかし、トランプが前科者であるという公的記録だけは残った。前科者だと公務員にはなれないのが通常です。それが今や大統領に就任しようとしている。大統領には軍の統帥権がある。米大統領史上初の出来事です。

 

しかし、トランプはカンカン。いつもの逆恨みですが、何か。news.yahoo.co.jp

 

犯罪者は罰せられる、という米の司法制度をまったくおちょくっている、というのが多くの意見です。トランプの父親代わりになった悪徳弁護士ロイ・コーンの教え、まず罪を全く否定、ついで他者を攻撃、記者会見ショータイム、という3原則を今だに守っているのがこのクソ老人。

 

また同日には特別検察官のジャックスミスが辞任した。これでトランプの大統領就任に向けての複数起訴は事実上決着し消滅した。残っているのはジョージア州ですが、こちらは裁判からはほど遠い。裁判にはいかないとも予想されている。

 

 

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メキシコ湾よりアメリカ湾がピッタリだ ❕ ❓ トランプの認知症が悪化です。

ここ数日前から南部の拙州は寒波に襲われています。

今朝は朝からみぞれが降り続くという最悪の天気になりました。雪やこんこ中に運転すると危ないのでステイホームしましょうというメッセージがSNSに届いていました。

 

しかし、LA(エルエーと発音、通称ロサンゼルスのことです)周辺は正反対。西海岸恒例の冬の山火事が発生です。もう年中行事のようなもの。しかしかっての灌木の荒野に今や邸宅が立ち並び灌木の代わりに家が燃えるはめになった。

 

これ日本でも大ニュースになっていますが、米人は普通に家屋保険を払っている。この家屋保険の大幅値上げが最近問題になってはいるが、米国の半分はいわゆる富裕層なので、こういった経済的損害はしっかり軽減できるようになっているわけです。

豪邸を失ったセレブなどは獰猛な蚊に刺された程度だろうというのが、私のようなディストピアの国の住民のうがった見方です。しかし、逃げ遅れると死が待っている。恐ろしい事です。

 

さて、トランプが選挙前に口約束したインフレ消滅ですが、さらに悪化です。

新年を越してまたも日常必需品のすべてが値上がりしている。トランプ就任を期して不況が到来するという不吉な予想が広まっていたので、これは売る側による値の吊り上げのようです。このパターンはコロナ以降繰り返している。売れなければまた値崩れです。しかしその過程でおおくのビジネスが経営不振という理由で消えていった。これに関税、中南米系移民国外退去、金持ちの税金大幅引き下げをすれば、不況はほんの目の前に迫っている。

 

ところがトランプはこういった深刻な経済問題を無視し、驚きの外交暴言に出ている。米憲法に規定されてるように、外交、つまり外国との交渉及び交戦は大統領だけの特権です。

1月20日の大統領就任式を目前にして、1月7日、冬のホワイトハウスと豪語するマーラーゴ・ゴルフコース・リゾートホテルでトランプは記者会見。

そこでまた驚きの外交暴言がポンポンと飛び出した。それが下の記事です。

 

トランプ氏がパナマ運河の管理主張、軍事・経済圧力の可能性も排除せず…メキシコ湾の「アメリカ湾」改称も(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/06da5a131dad11beec5386494a1b9b0098016d47

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世界地図ではメキシコ湾(gulf of Mexico)表示ですが、これをアメリカ湾(gulf of America)とするべきだとトランプは突然宣言した❕

青天の霹靂とはまさにこのことです。理由は米国がカーテルとの闘いなどの政治的介入をメキシコにするから、アメリカ湾が適切だ、と言い放った。

 

独立時には米国領土は東部十三州のみでこのメキシコ湾まで到達していなかった。つまりメキシコ湾の歴史は米国建国より古いのです。似たようなのに、カリブ海の西インド諸島というのがありますが、これも変えなくてはいけないのでしょうか?

 

この会見は約1時間あまりでしたが、トランプの話はまともにつながっていない。人前でするスピーチを途中でアドリブにしてしまうのがトランプ流ですが、それにしても内容が大統領としてはあまりにひど過ぎる。

 

ディメンチア(Dementia)は日本語で認知症と訳されている。かっては痴呆症だった。通常一般的な現実認識からひどくそれていることを指している。トランプのはアウト・オブ・コントロールという印象です。もう軌道修正は無理でしょう。

 

パナマ運河の領有権を突然主張し始めたトランプですが、パナマと言えばトランプが最初に国際進出したトランプ・インターナショナルホテルの国だった。今回メディアはこの因縁についてはなぜかスルー。不思議です❓

2011年に開業したのだが詐欺をしたという疑惑問題があり、2018年には買収者がトランプのコネを完全に断ち切り、名もマリオットに変更してしまった。何しろこのホテル、外観があのドバイの大豪華ホテル、ブールジュのそっくりさんで、これもトラブルを引き起こした。なにしろ恨のトランプです。

 

またグリーンランドですが、現在はデンマーク領ですが自治政府です。グリーンランドはカナダの原住民エスキモーが移住して居住しているが、DNA的にはヨーロッパ系との混血に見えます。

 

トランプが圧力をかけて最終的には4万人の住民投票で決定する可能性も出てきた。

ですが、アラスカのエスキモーや米国直接統治領の住民が粗末に取り扱われている現状を考慮にいれると米国領とはなりたくない、という声も大きい。しかしトランプはグリーンランドと民主党支持一色の島プエルトリコを交換する、と主張です。ホンマかいな?

 

今回のトランプのヘイトだがまとまりがないスピーチを聴いて、トランプは精神鑑定を受けるべきだという声も今更ながら上がっている。

下の動画は部分ですが、トランプの顔色がさえない。しかしこれはメイクアップのせいなのだそうです。

フォックスのトランプ動画はトランプ・ヨイショで満杯なのですが、今回の動画下のコメントはトランプを揶揄しているのがほとんどです。

MAGAはどこへ行った❓

https://www.youtube.com/watch?v=0SKcCq1UO5s

 

 

 

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