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豊田章男会長、トヨタアリーナ東京開業式典でモビリティサービスEV「イーパレット」発売を発表 将来的には自動運転も

アルバルク東京のホームアリーナとなるトヨタ東京アリーナ。開業式典が開催された

 アルバルク東京は9月15日、ホームアリーナであるトヨタアリーナ東京の開業式典を開催した。トヨタアリーナ東京の建設・運営には、トヨタ自動車、トヨタ不動産なども参画しており、トヨタ自動車 代表取締役会長 豊田章男氏も開業式典であいさつ。その中で豊田会長は、ホームゲームの勝率をみていきたいと語るとともにCES2018で自身が発表した「イーパレット」を9月15日に発売したことを発表した。

 イーパレットは2018年1月8日、米国カリフォルニア州ラスベガスで開催されたCES2018でデータプラットフォームとともにモビリティサービス専用次世代EV(電気自動車)「e-Palette Concept」として発表された。そこから開発を進めており、7年をかけて発売になった。

開業式典に参加する選手を乗せて登場したモビリティサービスEV「イーパレット」。9月15日に発売したことを豊田章男会長が発表した

 豊田会長によると、現時点では運転席もあるが将来的には自動運転を目指していきたいとのこと。トヨタアリーナ東京のあるお台場地区では回遊性の向上を目指しており、当初はお台場のモビリティサービスとして導入されていくことになりそうだ。

CES2018で初めて発表された「e-Palette Concept」。現在のイーパレットは、モビリティサービス向けEVとして進化した形になる