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夏の名残 とうもろこしをおいしく食べる11の方法について

白と黄色のとうもろこし12本がやってきた

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もう1か月以上前の話になりますが、友だちの実家でとうもろこしを栽培していると聞いて、今年は、ピュアホワイトと普通のとうもろこしの二種類セット合計12本をお取り寄せしてみました。

朝採れのものをそのまま箱詰めして送ってくれたというとうもろこしは、大きく立派なもので、皮の上からでもみずみずしさが感じられるほど。

今年はもう旬を過ぎてしまいましたが、来年のために、この新鮮なとうもろこしをいろいろな方法でおいしく頂いた経過を記録しておきたいと思います。

1. レンジで加熱しただけ

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まずは、茹でもろこし!今回は電子レンジで加熱しました。

とうもろこしの皮を1~2枚残した状態まで剥いて、そのまま(ラップなしで大丈夫でした)電子レンジ可のお皿の上に置いて、600wで5分間。

加熱してすぐはめちゃ熱いので気を付けて。少し冷まして、皮をむいて食べやすく切ります。

口の中で弾けるような瑞々しさに、自然な甘みが口の中いっぱいに広がります。新鮮なとうもろこしって本当においしいなとニコニコしちゃいました。

2. とうもろこしご飯

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その日のお夕飯は、定番のとうもろこしご飯にしました。うちのとうもろこしご飯は、出汁も他の具材も入れずにシンプルに、とうもろこしのおいしさをストレートに味わうタイプ。

≪とうもろこしご飯(4~5人分)≫

 お米  2合

 水   420cc

 とうもろこし 1本

 塩   小さじ1

 1 お米を研いで、30分以上浸水させる。

 2 とうもろこしは粒を削ぐ。

 3 お米に水を注ぎ、塩を入れてかき混ぜて、とうもろこしをのせて炊く。

うちは鍋炊きなので、正確には、お米と水と塩だけ入れた鍋を強火にかけて、沸騰したら全体をぐるっと混ぜて、上にとうもろこしをのせて弱火で10分加熱し、火を止めて15分蒸らすという手順で作っています。

とうもろこしご飯はいつ食べても本当においしい。一人分ずつ小分けにして冷凍保存もできるので、一度炊けば何度も楽しめるところも素晴らしいです。

 

3. 焼きもろこし

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表面をこんがり焼いて、甘辛いたれを絡めたやきもろこしです。

≪焼きもろこし(2人分)≫

1. とうもろこしは、皮を剥いて電子レンジで5分加熱する。冷ましてから、横に3つに切ったあと、それをさらに縦に二つ割に切る。

2. フライパンにバター10gを溶かして、粒が下になるようにとうもろこしを並べたら、表面に焼き色が付くまで弱中火で加熱する。

3. 焼き色が付いたら、醤油とみりんを大さじずつ鍋肌に流し込み、フライパンをゆすってとうもろこしの粒側に絡める。

バターしょうゆ味なので、ごはんにもお酒にも合っちゃう、おかずになるとうもろこしでした。切ってから焼くと、丸ごとで作業するよりも焦げつきにくく、出来上がってからも食べやすいです。

 

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この日のお夕飯の全景。餃子を焼いて冷ややっこを添えました。

 

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冷ややっこの上には、レンチンしたオクラと自家製らっきょうを刻んだものをのせてポン酢をちょろりをかけています。

 

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自家製のらっきょうは去年から作っているのですが、洗って漬けるだけという手軽さの割においしくできて、ひと夏の食卓を助けてくれるので、今年は大瓶で漬けちゃいました。既にほぼ毎日少しずつ楽しんでいます。

mi-journey.jp

4. とうもろこしのポタージュ

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定番のとうもろこしのポタージュも作りました。ピュアホワイトを使ったので、真っ白ですが、口に含むととうもろこしの甘みと香りがふんわりと広がります。

 ≪とうもろこしのポタージュ(2人分)≫

 とうもろこし  1本

 たまねぎ    1/2個

 バター     10g

 牛乳      300ml

1. とうもろこしは、粒を削ぐ。たまねぎはみじん切りにする。

2. 鍋にバターを入れて溶かし、玉ねぎを入れて、透き通るまで炒める。

3. とうもろこしを入れてさらに炒め、全体に油が回ったら、牛乳を加えて、蓋をして弱火で5分煮る。

4. ミキサー、ハンドブレンダー等で攪拌してから濾す。

5. 塩と白コショウで味を整える。

そのまま温かく頂いてもいいですが、冷蔵庫で冷やして食べるのもおいしいです。

5. とうもろこしとアスパラガスの豚しゃぶうどん

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これは手抜きおひるごはんの日。

茹でたうどんの上に、レンチンしたアスパラガス、豚しゃぶをのせて、一番上にレンチンしたとうもろこしをトッピングしました。味付けは、下にめんつゆをしき、上からごまだれをかけています。

 

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豚をしゃぶしゃぶした鍋で、水餃子を茹でてピーマンを入れたスープを添えて。

甘いとうもろこしをトッピングするだけで、季節感が出てごちそうっぽくなった気がするから不思議。

6. とうもろこしのオムレツ

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とうもろこしが届いたときから作ってみたかったレシピ。今井真実さんの「とうもろこしのオムレツ」を作りました。

卵、とうもろこしにチーズがたっぷり入って、材料からして間違いのないおいしさ。切ると中にぎっしり詰まったとうもろこしに、チーズがとろーりとろけます。

オープンオムレツなので、失敗のリスクも限りなく低いのもうれしいところ。

アクセントにパプリカパウダーをかけました。

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この日は、もう一品、今井真実さんのレシピを試しました。「たこパンチェッタ」のパンチェッタを普通の生ハムに変えたもの。自分だったら絶対に思いつかない組み合わせなのに、作り方は超シンプル。でも、すごくおいしかったのです。

酒の肴にぴったりだったようで、家族にも好評でした。

note.com

7. とうもろこしとスペアリブの塩煮

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こちらは土井善晴さんのレシピで、「とうもろこしとスペアリブの塩煮」。

塩味のスペアリブをひたすら炊いてとうもろこしを加えるだけのシンプルなレシピなのに、組み合わせの妙でとてもおいしい。

しっかりと炊いたスペアリブは身がほろほろと柔らかく、肉からしみ出した脂がとうもろこしに回って、何とも言えない旨みになる。

スペアリブの塩気ととうもろこしの甘さを繰り返していると、永久に食べていられるような気にもなってしまいます。

www.kyounoryouri.jp

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夕ご飯の全景はこちら。この日は作りたい料理と使わなきゃいけない食材が渋滞気味でちょっと作りすぎた。かなりおなか一杯になりました。

8. 広島風とうもろこし焼きそば

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さて、手抜きおひるごはん第二弾です。

スーパーのご当地麺コーナーから、広島風焼きそばをピックアップして、野菜たっぷりと一緒に作ったうえに、レンチンとうもろこしをトッピングしました。

ヘルシーなかさましであるのみならず、とうもろこしの瑞々しい甘さがプラスされて、ちょっと豪華な焼きそばになりました。

9. 青のり風味のとうもろこしのかき揚げ

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もう一つの定番。おいしいとうもろこしが手に入ったら絶対にやりたい一品がこちら。とうもろこしのかき揚げです。

普段は家では揚げ物をほとんどしないのですが、これは話が別なんです。

サクサクの衣の中から、ジュワーッとあふれるとうもろこしの甘み。ちょっとお塩を付けて食べると、たまりませんね……。

レシピは白ごはん.comさんのものをアレンジしました。

枝豆なしで、衣の中に青のりを大さじ1ほど加えています。

www.sirogohan.com

 

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この日のお夕飯の全景。とうもろこしのかき揚げ、鮭の西京漬け焼き、もずく酢、ピーマンのお味噌汁、とうもろこしご飯。

序盤に炊いて冷凍保存しておいたとうもろこしご飯をここでもまだ食べてますね……。

 

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以前に依頼記事でご紹介した焼き焼きグリル。お魚を焼くのにべんりで相変わらずヘビーユーズしています。べんりであるのみならず、お魚がパリッとおいしく焼けるところ、そのまま食卓に出せるところ、片付けが簡単なところも本当によくて手放せません。

10. とうもろこしのクリームパスタ

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ちょっと目先を変えて、パスタも作りました。まとめてスプーンですくって食べられるように、ショートパスタのファルファッレを使用。

≪とうもろこしのクリームパスタ(2人分)≫

 ファルファッレ 160g

 とうもろこし  1本

 たまねぎ    1/2個

 バター     10g

 生クリーム   200ml

1. とうもろこしは、粒を削ぐ。たまねぎはみじん切りにする。

2. 鍋にバターを入れて溶かし、玉ねぎを入れて、透き通るまで炒める。

3. とうもろこしを入れてさらに炒め、全体に油が回ったら、生クリームを加えて、2/3くらいになるまで煮詰める。

4. ファルファッレは袋の表示に従って茹でる。

5. 塩と白コショウで味を整え、ファルファッレをソースで和える。

 

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この日は、冷蔵庫にあった夏野菜をまとめて刻んで入れたスープを添えました。スープは、玉ねぎとセロリが基本で、そのほかは冷蔵庫で余っている半端野菜をなんでも入れちゃう、食材整理に助かるやつです。

11. とうもろこしと桜海老の茶碗蒸し焼き

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最後は、とうもろこしと桜海老の茶碗蒸し焼き。これも今井真実さんのレシピ。

茶碗蒸しにはつきものの、出汁をひいたり、濾したり、蒸し器を出したり……という手間をすべて省き、使う器の中に材料をどんどん入れて、最後にオーブンで蒸し焼きにしちゃうという手間なし茶碗蒸し焼きです。

なのにしっかりおいしいのは、さすが今井真実さん。

note.com

以上、全部で11通りの方法で初夏のとうもろこしを堪能しました。

元がおいしいので、どんな料理にしてもおいしくなっちゃうのですが、いろいろな方法でとうもろこしを食べるのはなかなかに楽しかったので、また来年もチャンスがあれば挑戦してみたいと思います。

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