2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

読書の記録

石井千湖さまいやー、今年も早かった! と毎年言いますが、ほんとに今年はいつもの年より確実に早かったです。とにかく日々寝て起きてを繰り返した感じ。充実してたってことだよなあと思っている年の瀬です。千湖ちゃんにとっても濃密な1年だったのではない…

2009年の手帳と読書メモは?

北村浩子さま ああああああ〜。なんと前回の更新から3か月以上経って、もうすぐ今年も終わりです……。私がだらだらしている間に、北村さんは日本語教育能力検定試験に合格。働きながら資格をとるなんて本当にすごい。おめでとうございます!! 遅ればせながら…

12月21日(日)純文学はっ!?の巻

「本の雑誌」2009年1月号の、椎名誠による「今月のお話」の内容が業界にちょっとした衝撃を与えているようです。《二○○八年になって『本の雑誌』の経営が急に悪化し、このままでは「休刊」に追い込まれるかもしれない》連載陣の一人である身にとってはもち…

12月15日(月)ザコは黙ってろ2の巻

「ザコ」というのは、ネットの匿名ブログで責任を持たない発言を吐きちらかしている人、およびミクシィ日記でハンドルネーム(ゆえに、わたしにとっては匿名でしかない)で誰かの尻馬に乗った発言を発している(そのこと自体を悪しきことだとは、まったく思…

12月13日(土)ザコは黙ってろの巻

今日は今年最後の書評講座で、ゲストは杉江松恋さん。具体的かつ実践的な、わたしが普段受講生には言えないようなアドバイスがたくさんいただけて、わたし自身が「!」と気づかされたことがも多々あり、本当に有意義な時間だった。というのも、わたしは「本…

12月11日(木)ゲラが嫌いの巻

書き仕事の合間に、単行本のまえがきとゲラのチェック終了。「文藝」で3年間連載した「見上げてみれば…」が、1月20日に『勝てる読書』というタイトルで刊行してもらえるんだけど、わたしはゲラを読むのが嫌いなのである。こんな仕事をしていると、小説がゲ…

社長こぼれ話

グリム童話で物語のおもしろさに目覚めて以来、小説LOVEなトヨザキ社長。 小さいころ、本を読むときにある癖があった。 頁の角っこをちぎっては口に入れくちゃくちゃと噛み、それを吐き出し、また次の頁へ。カミカミ、ペッ、カミカミ、ペッを繰り返して…

12月9日(火)馬柱が惜しいの巻

松竹新喜劇の持ちネタを上演した藤山直美の芝居は大変面白かった。やっぱり偉大ですよ、松竹新喜劇は、寛美は、松竹新喜劇をずっと支えてるベテラン役者の皆さんは。車夫姿のナオミが猿の真似をする場面に爆笑。この記憶だけで、あと1年つらいことにも耐え…

12月7日(日)ワッツでもビヨンセでもないナオミの巻

昨日(6日)は早稲田大学で客員教授をなさっておられる永江朗さんに呼ばれて、学生相手に「どんな学生生活を送ったか」「どんな仕事をしてきて今に至るのか」「どうやって書評を書いているか」といった話をしてきた。しかし、9月に集中講義してきた京都造…

12月5日(金)不穏で不吉の巻

雨をためこんだ灰色の雲が重く重く垂れ下がり、生暖かい風が強く強く吹いていて、なんだか不穏で不吉だ。わたしは好きだな、こういう天候。 8月から9月にかけてのメガ・ノヴェル連続刊行に翻弄されて、読み損ねていた国内外の小説を書き仕事と新刊チェック…

12月3日(水)断り方がわからないの巻

昨日(2日)は東京堂で店長のS野さん、永江朗さんと「読書マラソン」のイベントに関する打ち合わせ。5000円分の図書カードをいただいたので8000円分の本を買う→喫茶店で朝日新聞のO上記者から「2009年期待の作家」についての取材を受け、しかし自分は村田…

12月1日(月)怖ろしい2週間が始まるの巻

12月ですよ、お母さん。師走ですよ、お母さん。でも、オデたちの仕事に関しては、どっちかというと「師座」ですよ、お母さん。お母さん、お母さん、うるさいですか、お母さん。 というわけで、年末進行もラストスパートにさしかかってまいりました。これから…