ミスター保守、小沢一郎しかいないっしょ。
僕は、戦後連綿と続く、明治維新から数えれば150年に及ぶ、
保守専制政治体制を覆す、政治革命を望んでいるのだが。
そんな勢力、影も形も、ない。もしあるとすれば、
松竹伸幸氏が掲げた「シン・共産党宣言」なのだが。
氏は、裁判に訴え勝利し、党復帰を果たすという、
気の遠くなるようなシナリオを選択したからなあ。
今回の総選挙結果、自民大惨敗、立憲大躍進の要因は、
言うまでもない。前々回エントリのタイトル、
「旧安倍派と戦えない石破なら、野田のほうがマシ!」ですよ。
なんだかんだ言ったって、国の舵取りを任せられるのは、
責任政党の自民党を措いて他にない。そう信じておられる、
自民支持者に、本当に訴えたい。
旧安倍派、現高市派など、あなたの思い描く、
奇跡の戦後復興を果たし、一億総中流に導いた、
あの責任政党の自民党ではないんです。
日本会議のイデオロギーに染まった、保守反動勢力なんです。
今回の総選挙で初陣を飾った、日本保守党と全然同じなんです。
思い出してください。百田尚樹も有本香も、もう激烈に、
安倍元総理を支持していた。そんな連中に国の舵取りを任せたら、
日本は、どうなります。凋落の一途だ。現に、安倍一強時代を通じて、
日本は、凋落の一途を辿ったではないか。
石破が、自民党内の保守本流政治家が、旧安倍派と戦えないのなら、
政権交代こそが、日本を立て直すファーストステップとなる。
ミスター保守、小沢一郎の出番だ。三たびの政権交代を果たすため、
自民分裂、政界再編に、その剛腕を揮ってほしいと願うのは、
僕だけだろうか。