BLOG BLUES http://blogblues.exblog.jp 日々の喜び、怒り、哀しみ、楽しみを、ネットでシャウト! ja blog-blues 2024 Thu, 12 Dec 2024 00:50:22 +0900 2024-12-12T00:50:22+09:00 hourly 1 2013-06-01T12:00:00+00:00 BLOG BLUES https://pds.exblog.jp/logo/1/200510/18/64/a004506420051018134343.gif http://blogblues.exblog.jp 80 75 日々の喜び、怒り、哀しみ、楽しみを、ネットでシャウト! 韓国尹大統領の戒厳令に加担した、警察庁長官を捜査本部が拘束 http://blogblues.exblog.jp/243288005/ http://blogblues.exblog.jp/243288005/ <![CDATA[捜査本部って、もちろん警察で。そのトップを拘束するって、有り得ねえ。
日本の文芸評論家、故秋山駿は、民主主義とは下克上である、と喝破した。まさに、韓国は、民主主義の国である。凄いなあ、羨ましいなあ。下掲は、12月11日付毎日新聞夕刊。
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なぜ、こんな破天荒なまでに立派なことができるのか。言うまでもない、
韓国国民が自ら血を流し、軍事政権を打倒、民主革命を成し遂げたからだ。GHQ民政局に与えられた、戦後民主主義を享受してきただけの、僕もその一人だ、日本国民とは、えらい違いだなあ。
夕刊記事に触発され、晩酌しながら、光州事件、それに続く、ソウル大生拷問致死事件に端を発した、民主化運動を描いた、韓国映画『1987、ある闘いの真実』を、U-NEXTで再見してしまった。
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そして、思う。全斗煥政権が、いくら軍事独裁だからって、いきなりデモ隊を銃撃したりはしない、最初は威嚇射撃だ。
なぜか。そうだよ、曲がりなりにも韓国が、自由主義を標榜する、西側陣営に、属していたからだ。東側陣営の北朝鮮だったら、即銃撃っていうか、民主化運動など、そもそも起こりようがなかった。
西側陣営か、東側陣営か、どっちが、よりマシか。答えは、歴史が、証明している。北朝鮮に民主化の波は、金輪際、起こりようがないだろう。僕は、北朝鮮の国民が、哀れでならない。
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ニュースの時間 blog-blues Thu, 12 Dec 2024 00:31:36 +0900 2024-12-12T00:31:36+09:00
兵庫県知事選、斎藤元彦再選!投票率急増、立役者は立花孝志 http://blogblues.exblog.jp/243265883/ http://blogblues.exblog.jp/243265883/ <![CDATA[前回が41.1%で、今回は55.65%ってか。凄いもんだ。
その最大の要因はNHK党党首、立花孝志。この男の存在だ。下掲は、11月19日付毎日新聞朝刊記事の切抜。
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無残なのは、十年一日、自公政権が続くのはみんなが投票に行かないからだ、投票率が上がれば政治は変わると、口角泡を飛ばしていた、「左派・市民派」のみなさん。
全然的外れと言うべきか、意に反して当たっていたと言うべきか。どちらにせよ、お粗末極まりない。無党派は、みなさんのアンチなの。
サイレントマジョリティってさ、虐げられた人々なのよ。高学歴で安定した収入があり、社会的地位もある「左派・市民派」が、その悔しい念いを共有できるか、できるのなら、カギ括弧抜き、正真正銘、山本宣治のような左派・市民派だ。

選挙に熱風を巻き起こす風雲児、立花孝志。異存はあるまい。
今回然り、都知事選然り、彼がパフォーマンスすれば、選挙は盛り上がる。鳴りを潜めた総選挙は、てんで低調だった。
善いか悪いかで言えば、そりゃ悪いでしょうよ。でもね、面白いか面白くないかで言えば、断然面白いよ。
いま「左派・市民派」陣営を見まわして、選挙に熱風を巻き起こす逸材が在るとしたら、社民党の佐藤あずさであろうが、あろうことか、その逸材を寄ってたかってパワハラ、セクハラ、引退に追い込んだのは「左派・市民派」なんだ。絶句。
よくもまあ、その口で、自由だの人権だのと宣えるものだ。サイテーですね。彼らは、立花孝志に眉を顰め、唾棄するが、本人は、自分がぶっ壊れていることは百も承知、二百も合点、政界のヒールとして屹立している。
 ♪〜小便だらけの湖に あなたとふたり飛び込んで   うたう唄はさすらい色唄 踊るダンスは盆踊り   だから だかァら なんでもいいから打ち毀せ   だから だかァら なんでもいいから曝け出せ〜
おためごかしの「左派・市民派」より、よっぽど好いぜ。
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ニュースの時間 blog-blues Tue, 19 Nov 2024 20:51:29 +0900 2024-11-19T20:51:29+09:00
米大統領選トランプ当選、日本の焦眉は食糧自給率向上! http://blogblues.exblog.jp/243249090/ http://blogblues.exblog.jp/243249090/ <![CDATA[好むと好まざるとに関わらず、
自存自衛の国家経営が、求められるだろう。
トランプは無理難題を押し付けてくる。安倍一強以来の従米嫌中では、日本は凋落の一途だ。
戦後史を振り返ってみれば、対米基軸は外せなかろうが、中国とも協調しなければならない。
太平洋戦争では負けたが、日中戦争では勝っていたなどという、保守反動の日本会議を後ろ盾にした、安倍政治の継承では、トランプに尻の毛羽まで毟り取られっちまうぜ。
自民党支持者に、切にお願いする。あなた方は愛国者を、以って任じていると思う。高市早苗だけは、やめてくれ。従米嫌中では、日本は、この先さらに、さらに凋落する。
米国べったりではなく、中国の覇権主義には待ったをかけつつ、両大国の間に位置し、これを制御し、国益を追求する。
問題は、それを司る、吉田茂ほどの知力胆力に秀でた政治家が、現今の日本に、存在するのか否か。答えは、NOだろうが。
先般の自民党総裁選に立候補した9名の中では、林芳正が、いちばんマシだろう。

タモリが喝破したように、日本は今、戦前なのである。ウクライナでは、中東では、すでに戦中である。
世界各地でさらに戦争が起こること、第三次世界大戦も有り得ることを前提に、自存自衛の国家経営を追求していく外ない。
まずは、食糧自給率の向上である。これなくして、国民生活の安寧など有り得ない。
そして、防衛・外交政策では、故大平正芳総理が提唱した「ハリネズミ国家・全方位外交」、これに尽きるだろう。
覇権争いの米国、中国の両方にいい顔するなんて、できっこない。それが、できるんだ。日本は。ジョーカーは、日本国憲法である。
日本国憲法こそ、護国の最終兵器。憲法改正は、日本を、再び戦争へ、導く。

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ニュースの時間 blog-blues Thu, 07 Nov 2024 22:32:27 +0900 2024-11-07T22:32:27+09:00
日本共産党の党員は北朝鮮の国民と同じ、なぜ立ち上がらないのか! http://blogblues.exblog.jp/243239522/ http://blogblues.exblog.jp/243239522/ <![CDATA[なんなんだ、この北朝鮮って国家は。その国民は。
下掲は、10月31日付毎日新聞朝刊記事。
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国家が、国民の労働の対価を、搾取する。
これが、社会主義国家の、共産主義国家の、やり口なのか。
残酷な搾取に遭っても、外国へ派遣労働された当の国民は、ひもじい思いをしなくて、キムチも食えて、ベリーハッピー!なんだと。こんな酷いことってあるかい。
今は、21世紀だぜ。封建の江戸時代だって、こんなことはなかった。天皇陛下万歳の軍事政権の戦前日本だって、こんなことはなかった。古代ローマのスパルタカスの時代かよ。そして、その搾取した金で、核武装を進めるんだとさ、北朝鮮は。
残酷な派遣労働をさらにエスカレートさせ、派遣戦争までさせる。国民の命を、何だと、思ってるんだ。
僕は、めちゃめちゃ腹が立って、収まらないよ。
民主主義の守護神を以って任じる米国が、北朝鮮の国民を金王朝の圧政から救い出すため、38度線を越えるという決断をしても、僕は、反対しない。
国民を餓死させるような、デタラメな北朝鮮金王朝を、ここまで延命させてきたのは、在日の朝鮮総連からの、送金が寄与しているとか。それが事実なら、100%事実だろう、それをストップするべきだ。
朝鮮総連のみなさんが、祖国統一を悲願とし、日帝支配時代、独立運動を戦い抜いた、金日成を民族の英雄と崇める心情は、解るつもりだ。だが、当代の金正恩は、祖国統一を放棄した。韓国と北朝鮮は別の国だと、宣言した。三行半を叩きつけよ、北朝鮮に。
あなたの同胞が、金王朝のために、塗炭の苦しみに喘いでいるんです。あまりに塗炭だから、どれほど搾取されようが、北朝鮮では食えなかったと、喜びの声を上げているんです。お願いだ、北朝鮮金王朝を、永らえさせるな。
僕は、この記事を読んで、北朝鮮の国民は、日本共産党の党員と近いのではないかと。勇気がないというよりも、どっぷり洗脳されているのではないかと。めちゃくちゃな搾取に遭いながらも、うれしい幸せだと。王朝に対する疑問など、生まれてこのかた、ずっと正しいと教育されてきたから、持ちようもないのだと。
日本共産党における、今回の松竹伸幸氏の除名処分。不当だと、誰も声を上げない。声を上げた、ごくごく少数の党員に対しては、見せしめだろう、さらなるパワハラ。ブルを噛む党員もいるだろうが、それ以前に、党に反抗するなんて滅相もないって。
北朝鮮国民が、金王朝に抗えず、翼賛するのも仕方がないよ、ソッコー死刑だもの。しかし、共産党員が、党中央に抗えないのは、専従を外されると食うに困るという、ただの生活の心配でしょ。そんなものも乗り越えないで、なんで共産主義者なの。やめちゃえよ、共産主義者なんて。共産主義そのものが、間違ってるんだからさ。
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ニュースの時間 blog-blues Fri, 01 Nov 2024 12:27:52 +0900 2024-11-01T12:27:52+09:00
総選挙自民惨敗、政権交代へ!剛腕小沢一郎、出番ですよ http://blogblues.exblog.jp/243234797/ http://blogblues.exblog.jp/243234797/ <![CDATA[ミスター保守、小沢一郎しかいないっしょ。
僕は、戦後連綿と続く、明治維新から数えれば150年に及ぶ、保守専制政治体制を覆す、政治革命を望んでいるのだが。
そんな勢力、影も形も、ない。もしあるとすれば、松竹伸幸氏が掲げた「シン・共産党宣言」なのだが。氏は、裁判に訴え勝利し、党復帰を果たすという、気の遠くなるようなシナリオを選択したからなあ。
今回の総選挙結果、自民大惨敗、立憲大躍進の要因は、言うまでもない。前々回エントリのタイトル、「旧安倍派と戦えない石破なら、野田のほうがマシ!」ですよ。
なんだかんだ言ったって、国の舵取りを任せられるのは、責任政党の自民党を措いて他にない。そう信じておられる、自民支持者に、本当に訴えたい。
旧安倍派、現高市派など、あなたの思い描く、奇跡の戦後復興を果たし、一億総中流に導いた、あの責任政党の自民党ではないんです。
日本会議のイデオロギーに染まった、保守反動勢力なんです。今回の総選挙で初陣を飾った、日本保守党と全然同じなんです。
思い出してください。百田尚樹も有本香も、もう激烈に、安倍元総理を支持していた。そんな連中に国の舵取りを任せたら、日本は、どうなります。凋落の一途だ。現に、安倍一強時代を通じて、日本は、凋落の一途を辿ったではないか。
石破が、自民党内の保守本流政治家が、旧安倍派と戦えないのなら、政権交代こそが、日本を立て直すファーストステップとなる。
ミスター保守、小沢一郎の出番だ。三たびの政権交代を果たすため、自民分裂、政界再編に、その剛腕を揮ってほしいと願うのは、僕だけだろうか。

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ニュースの時間 blog-blues Mon, 28 Oct 2024 12:16:22 +0900 2024-10-28T12:16:22+09:00
総選挙告示、旧安倍派とゲン・共産党を惨敗させろ! http://blogblues.exblog.jp/243218998/ http://blogblues.exblog.jp/243218998/ <![CDATA[今回の総選挙のターゲットは、左右の全体主義勢力である。
旧安倍派とゲン・共産党、この2つを徹底的にぶちのめそうぜ。
僕は、政治で、何が嫌いかって、全体主義なんだ。怖気を震う。旧安倍派、今は高市派、そのケツ持ちは、日本会議。
まごうかたなき「極右」ですよ。選択制夫婦別姓を頑なに拒否し、男系天皇制に頑なに拘泥する。頭の中が、男尊女卑、家制度で、凝り固まってる。
人権尊重、男女平等を謳った戦後民主主義など不倶戴天の敵認定、戦前の封建遺制の日本こそが、在るべき姿だと確信している。そんなの「極右」じゃん、マイルドに言ったって「保守反動」じゃん。
きゃつらを国会から追放しなくてはならない。旧安倍派、イコール裏金議員を一人も通すな。ノー・パッサラン!
そして、ゲン・共産党。もう話もしたくない。僕は、内田樹もそうだったであろう、あの民コロって侮蔑していた、スターリニズムの共産党が、知らないうちに随分民主主義的な政党に、変貌しつつあった。そう思って、それを後押しすべく、すべての左派・市民派は、共産党を支持せよと、当ブログに於いて、選挙ポスターまで考案し、訴え続けていた。
それが、なんたルチア。変貌など一切ない。スターリニズムの権化、だったのだ。唖然。すべての左派・市民派は、金輪際、ゲン・共産党に投票してはならない。
ゲン・共産党を大惨敗に追い込むことが、残された希望の星、シン・共産党誕生の産婆となるのだから。今しばらくの辛抱。
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ニュースの時間 blog-blues Tue, 15 Oct 2024 11:51:48 +0900 2024-10-15T11:51:48+09:00
旧安倍派と戦えない石破なら、野田のほうがマシ! http://blogblues.exblog.jp/243204335/ http://blogblues.exblog.jp/243204335/ <![CDATA[旧安倍派、今は、高市派、その実態は、日本会議。
この真実を、なぜマスコミは、一言半句も伝えないのであろうか。
日本会議。こいつら「保守」なんかじゃない。なのに、マスコミは、こいつらを「保守」と言い募る。なんでだ。怖いからだ。ネットコミュニケーションを駆使し、自分らの意に染まない意見、存在には、「反日」のレッテルを貼って、猛口撃を仕掛ける。それを受けて立ち、撥ね退ける性根の据わったジャーナリストなど、一人もいないからだ。
女性・女系天皇問題も、選択制夫婦別姓問題も、議題に上げることすら、頑なに拒否している。議題にあげれば、その主張がトンデモだって、多くの国民の目に触れるからだ。そんなの「保守」なんかじゃねえ、「極右」じゃんか、「保守反動」じゃんか。なぜ、それを指摘し、その危うさを報道しないのか。
マスコミが報道すれば、きゃつらの正体は、明らかになる。マスコミが報道しないのであれば、立憲民主党が、明らかにすればよい。
今の自民党は、多くの国民の皆様が信頼を寄せていた、かつての戦後民主主義をリードしてきた自民党とは、違うんです。日本会議という「極右」に侵食され、戦後民主主義を否定する、「保守反動」政党に成り下がったんです。
今の自民党に国家の舵取りを任せていたら、日本は沈むばかりです。立憲民主党は、奇跡の戦後復興を成し遂げた、かつての自民党政治に倣い、戦後民主主義に基づく、最大多数の最大幸福を追求する政治を行いますと。
自民党支持者に、本当に、言いたい。今の自民党は、あなたが抱いているイメージの自民党とは、全く違う政党なんです。日本会議に牛耳られた「保守反動」勢力なんです。保守反動が日本を導いたら、具体的に言えば、高市早苗が日本を導いたら、日本は、どうなります。「WiLL」や「HANADA」、岩田明子や櫻井よしこ、百田尚樹が拍手喝采する、日本に、なるんです。
もっと具体的に言えば、杉田水脈、安倍晋三の推しで、中国地区の比例代表第一位にノミネートされ、当然当選。思いっきり、差別発言連発、それがまた「岩盤保守」に支持されてたって喧伝されてた。アンビリーバブル、安倍晋三が総裁だった自民党は、まともな民主主義政党では、なくなっていたんです。
それが、どれだけ不幸なことか。安倍一強時代が、物語ってるのが見えませんか。日本の凋落が、見えませんか。見えなかったら、あなたは、バカだ。
石破新総理は、田中角栄の薫陶を受けたという。ならば、日本会議に侵食された安倍自民党を、元の自民党に戻せ。それができれば、戦後政治史に名宰相として、名を刻めるだろう。
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ニュースの時間 blog-blues Sat, 05 Oct 2024 23:29:51 +0900 2024-10-05T23:29:51+09:00
もし高市早苗総裁だったら、政権交代も有り得た! http://blogblues.exblog.jp/243193165/ http://blogblues.exblog.jp/243193165/ <![CDATA[予備選で、議員票40票前後と見られていた高市候補が、70票も取ったのは、
決戦投票となれば小泉総理誕生、イコール、菅キングメーカー誕生を怖れた、麻生の判断だったのだろう。で、大逆転で、麻生キングメーカーの芽も潰えた。
つくづく思う。自民党って、大人の集団だなあ。総選挙でも、きっと勝つよ。
僕は、高市総理大臣だけは、嫌だった。日本国が、この先、さらに沈むから。日本が、なぜ、戦後奇跡の復興を遂げたのか。戦後民主主義のおかげなんだ。その戦後民主主義を否定し、安倍晋三を担いで日本国をだめにしたのが、日本会議。彼らは、本当に、恐ろしい。実に、民主的だから。
民主的に国民運動を遂行するんだ。その草の根パワーが、元号法制化を実現し、今また、頑なに選択制夫婦別姓を阻んでいる。
高市を熱狂的に支持する、日本会議の仲間ではない、ただ日本会議に踊らされてる、一有権者でしかないあなたに、マジで、ガチで、考えてほしい。日本が落ち込んで、つまりは、あなたが、苦境に陥っているのは、誰のせいか。高市の、せいなんだ。安倍晋三の、せいなんだ。
僕は、あなた方とは違って、もうラクショーで、20代30代を過ごしてきた。なぜか、僕には、戦後民主主義っていう強い、強い、味方があったからなんだ。戦後民主主義を否定する政治勢力を許してはならない。あなたを苦しめているのは、戦後民主主義を否定する勢力、安倍晋三であり、高市早苗なのだ。
推薦人20名を集めるのさえ四苦八苦、杉田水脈まで載せて凌いだ高市が、なぜ総裁寸前にまで上り詰めたのか、後ろ盾にした日本会議の力である。で、その真実をマスコミは、ただの一言半句も口にしない。日本会議、なんて恐ろしい集団なんだろう。奴らを通すな。
石破総理誕生で、自民党は安泰だ。総選挙できっと勝つ。石破茂は改憲派だが、安倍晋三のような能無しとは違う。
地位協定改善に政治生命を賭け取り組んでくれるだろう。
僕が、政治で嫌いなのは、一に全体主義、二に新自由主義。好きなのは、一に社会民主主義、二に修正資本主義。
高市は全体主義である、小泉は新自由主義である。石破になって、ほっとしてる、自分がいる。
言っておくが、「ゲン・共産党」は、僕の最も嫌いな全体主義だ。そして、僕の好きな社会民主主義、修正資本主義の政党は、ない。
社民党、冗談言うなよ。佐藤あずさの政治生命を絶ったのは、きゃつらのパワハラ、セクハラだぜ。自由だの人権だの、金輪際、口にすんじゃねえ。なんで、左派って、こんなにも、だめなんだろう。自民党以下なんだろう。
♪~おお今も昔も変わらないはずなのに なぜこんなに遠い  ほんとのことを言ってください これがぼくらの道なのか~
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ニュースの時間 blog-blues Fri, 27 Sep 2024 22:49:58 +0900 2024-09-27T22:49:58+09:00
立憲民主党代表選、4人の立候補者は揃いも揃って政治音痴! http://blogblues.exblog.jp/243135627/ http://blogblues.exblog.jp/243135627/ <![CDATA[下掲は、9月8日付毎日新聞朝刊4面の政治記事。
ほとほと、とほほ。
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そんな体たらくで、政権交代できるか!バッカじゃなかろうか。政権交代など、いとも簡単。総選挙で、有権者に次の二択を迫ればよい。

健康保険証廃止の自民党がいいですか?健康保険証継続の立憲民主党がいいですか?
投票者の半数以上は、立憲民主党に入れるだろう。なんでこんな簡単なことに思考が巡らないのだろうか。
健康保険証継続を訴える立候補者は皆無、廃止に疑義を呈するメッセージでさえ、全員揃って、一言半句もない。立憲民主党って、バカばっかなの。
下掲は、同紙面に掲載されていた、自民党総裁選立候補者、林芳正の政策を伝える記事。
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総裁選9人、代表選4人、計13人の総理大臣候補者の中で、最も政治感覚に秀でているのは、林芳正であろう。だが。
現実問題として、再来月にも行われるであろう総選挙は、小泉自民党 VS 野田立憲民主党の政権交代選挙となろう。
いくら野田が緊縮財政論者であろうが、新自由主義者の小泉よりはマシだろうから、僕は、立憲民主党に投票することになるだろう。そして、僕の一票など関係なく、小泉自民党が勝利する。やんぬるかな。
スターリニズム丸出しの「ゲン・共産党」など論外、「れいわ新選組」も民主主義に仇なす際物であり、僕が応援したい政党は、現状ナッシング!なんて不幸なんだ。
松竹伸幸さん、1日も早く「シン・共産党」を結成して!!
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ニュースの時間 blog-blues Sun, 08 Sep 2024 19:48:29 +0900 2024-09-08T19:48:29+09:00
地平社『NHKは誰のものか』を読む http://blogblues.exblog.jp/242683511/ http://blogblues.exblog.jp/242683511/ <![CDATA[新規の出版社の新刊である。
毎日新聞の書籍広告を見て、すぐに駅前の書店へ走り、在庫はないというので、注文して入手した。
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売行きは、どうなのであろうか。書評は、東京新聞にしか出ていない、ようだ。
どうした、朝日、毎日、読売、産経、日経、全国紙の書評欄担当の記者は、未読なのか。
有り得ないだろう。一読すれば、本書が、国民へ伝えるべき、センセーショナルな内容を持っていることは、自明だろうに。
僕は、安倍政権を、本当に、怖ろしいと、感じた。
その政治主張ではない。そんなの、昔ながらの言い方でいうのなら「保守反動」でしかないもの。
怖ろしいのは、ほとんどすべてのマスコミが、それを、安倍政権が自称する「真正保守」のままに、ただの、「保守」と報道し続けたことである。バカな。
「保守」って、吉田茂以来、焦土日本を奇跡的に復興させ、世界に冠たる「一億総中流」の日本を築き上げた、戦後自民党政治のことである。

そのイデオロギーは、修正資本主義、戦後民主主義と言い換えても、そんなに逸れてはいない。僕は、それで育てられた「戦争を知らない子供たち」さ。
安倍政権は、その戦後自民党政治を否定したんだよ。修正資本主義を否定した新自由主義、戦後民主主義を否定した国家主義を、強引に推し進めた。
その手口が、凄まじい。公共放送たる「皆様のNHK」を、「安倍様のNHK」に、変えてしまったのだ。

その実態が、どんなものであったか、本書を読め。読めば、解るさ。NHKは誰のものか。
自分の頭で考え、答えを導き出せる国民なら、等しく思うだろう。公共放送の名に値しないNHKに、受信料を徴収する資格はない。不払い運動するぜと。

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文学の風 blog-blues Thu, 22 Aug 2024 00:33:42 +0900 2024-08-22T00:33:42+09:00
古谷経衡の寄稿「候補も有権者も承認欲求」を読む http://blogblues.exblog.jp/242262309/ http://blogblues.exblog.jp/242262309/ <![CDATA[下掲は、8月2日付毎日新聞朝刊11面に載った、
『論点ー暴走する選挙運動』というテーマの、3つの寄稿からなるオピニオン記事の1つ。
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古谷経衡という人は知らない。寄稿を読んで、この人もまた、承認欲求の虜なんだろうなと、思った。自身のことだからこそ、その記述に、リアリティを感じた。
この人の掲載写真に、読者の多くは、注目するだろう。ロックミュージシャンなら、なるほどねと思う。だが、肩書きは「作家・評論家」である。
自分に、どこまでも忠実な、例えば、私小説作家の西村賢太なら、こんな作為はしないだろう。
僕の価値基準に照らせば、西村賢太はカッコ好く、古谷経衡は、ダッセーと、なる。
小論のタイトルを「候補も有権者も筆者も承認欲求」とすれば、ね。おっ、クールじゃんと、なるのだが。
なんでなの、僕は、不思議でならないんだ。どうして、あかの他人に、自分を認めて欲しいなんて、求めるの。
木枯し紋次郎の決め台詞を、知らないんですか。「ひとはひと、あっしはあっし」じゃ、ないんですか。イチローは知っていたぜ。
大島渚が処女作を撮ったときの主題を、知らないんですか。「われを重んじよ」って、それしかないっしょ。
「世間様」など、同調圧力以外のなにものでもない。そんなもの、ぶっとばせば好い。だが「お天道様」は違う。
「お天道様」は、恥の感覚だ。自己の内心が定めた掟である。それが、もしも、希薄になっているとしたら、日本は、日本人は、だめになっていくばかりだ。
こうした、本来恥ずべき、自己承認欲求者が雨後の筍のように、出現してきたのは、安倍一強時代以来のことではないだろうか。
僕は、故安倍総理こそ、恥も外聞も全然気にしない、ただただ、自己愛を貫く、だからこそ人気を得た、時代に適った人物だったと思う。
日本の日本たる所以である、「恥の文化」の欠片も持たないこんな人を、なんでまた、国葬なんかにしたのだろうか。大丈夫か、祖国日本。
馬鹿の跳梁を許してはならぬと警鐘を鳴らした、橋本治の危惧した通りになってきている。
日本を取り戻すには、真っ当な判断の礎となる、「お天道様」を、取り戻すことだ。
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ニュースの時間 blog-blues Sat, 03 Aug 2024 12:48:21 +0900 2024-08-03T12:48:21+09:00
毎日新聞記事『「石丸現象」の冒険』に蒙を啓く http://blogblues.exblog.jp/242251784/ http://blogblues.exblog.jp/242251784/ <![CDATA[7月13日付朝刊2面に掲載された、
伊藤智永という政治記者の署名記事である。短いコラムながら読み応えのある、ジャーナリスティックな良記事。
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石丸伸二なんて人は、都知事選まで全然知らんかった。えっ、こんな程度の人だったの。この記事で、初めて知った。
この記事を読む前に、選挙直後にオンエアされた、NHKの「クローズアップ現代」を観た。番組では、石丸伸二を、実に颯爽と描いており、市長時代の事件も取り上げていたが、旧態依然の市議会に孤軍奮闘するという伝え方だった。
これじゃ、蓮舫が後塵を拝するのも当たり前だなと、辻元清美が「これまでのやり方では通用しないのか」と、落胆するのも宜なるかなと思ったものだ。
毎日新聞伊藤記者の記事に賛辞を送ると当時に、あらためて思う。NHKの政治報道はクソである。
問題は、毎日新聞のコラム記事よりも、NHKの番組報道のほうが、何十倍も、ことによれば何百倍も、影響力が大きいことだ。
これを打ち破り、左派リベラルが勝利するには、「これまでのやり方では通用しない」のは当たり前田のクラッカー。デジタルコミュニケーションを駆使するのは前提であり、その前提で、何を誰にどう伝えるか。
何を。戦後民主主義の素晴らしさである。誰に。戦後民主主義の素晴らしさを知らない世代に。どう。これはもう、キャラクター勝負になりますね。佐藤あずさが健在ならばと、思わずにはいられない。

オールド左派リベラルがダメなのは、自明だろう。彼らは、一貫して戦後民主主義=自民党政治を否定してきたから。そうじゃないんだ、僕は、僕の体験として、身に沁みて感じてる。
ついでに言えば、佐藤あずさの政治生命を奪ったのも、オールド左派リベラルのオヤジどもによるセクハラ、パワハラだ。自由だの人権だのと、ほざくんじゃねえ。サイテー、逝ってよし。
小泉純一郎がぶっ壊す前までの自民党政治は、概ね良かったよ。百点満点ではないさ、政治行政に百点満点など有り得ないもの。
その真実を踏まえた上で、今の自民党政治を徹底的に叩きのめす。修正資本主義の復活の狼煙を上げる。政権奪取など、それで成る。
それを可能にするのは、新しい水夫である。古い船に乗り込む、新しい水夫である。

♪~古い船には新しい水夫が 乗り込んで行くだろう  古い船をいま動かせるのは 古い水夫じゃないだろう  なぜなら古い船も新しい船のように 新しい海へ出る  古い水夫は知っているのさ 新しい海の怖さを~
野田や枝野の立憲民主党ではない、ゲン・共産党では断じてない、市民連合などでもない。僕は、シン・共産党だと確信している。
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ニュースの時間 blog-blues Wed, 17 Jul 2024 13:31:00 +0900 2024-07-17T13:31:00+09:00
都知事選、蓮舫候補惨敗!敗因は、共産党の自己チュー http://blogblues.exblog.jp/242245886/ http://blogblues.exblog.jp/242245886/ <![CDATA[共産党のポスターが貼ってある場所に、
貼られたポスターである。
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キショクわりいよ。なんなんだ、このシャドウは。
ヘンな候補者に、思われてしまうじゃないか。
翻って小池候補、自民党支援を完全に消し去った。自民党は実質勝利を求める大人の分別ある集団であり、共産党は勝敗は度外視、自分らが、自分らの支持層に、アピールできればそれで良しという、組織なのだろう。
こういう組織が、もしも万が一にも、権力を握ったら、僕は、想像がつく。僕なんか、真っ先に粛清されるさ。
蓮舫議員が、参院選東京都選挙区で大得票をかっさらったのは、無党派層を、射止めたからだ。それが、どっと逃げ出した。このポスターの、せいである。共産党のダミーなの、蓮舫さんって。
僕は、ずっと、共産党への投票を呼びかけて来た。ブログ「超左翼おじさんの挑戦」があるのを知り、党員だと思う、前進座の女優が仕切っていた、官邸前反原発集会「ファミリーエリア」にも参加してたりしたから。
えっ、共産党って、僕が学生時代、あの民コロって馬鹿にしていた、全体主義政党とは、一皮剥けて、話の通じる組織に変わってたんだ、吉良よし子や池内さおりの登場は、その証左だろうと。
それが、松竹伸幸除名事件である。「ゲン・共産党」は、絶対ダメだ。共産党が、絶対ダメなわけじゃない。「シン・共産党」なら、蓮舫を都知事に押し上げることもできる。どころか、政権交代を実現し、連立内閣を組むことも可能である。
どうか、お願いする。僕のブログを読んでくれる常連には、党員やシンパも多いはず、希望は、あなたたちだ。「ゲン・共産党」を超え、松竹伸幸を党首に据え、「シン・共産党」として、政権奪取をめざそうぜ、
民主主義革命を、この日本で、実現しようぜ、と。声を上げてくれ。
民主主義とは下克上の謂である。下克上を起こせないような党員に、民主主義革命を担えるはずもない。
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ニュースの時間 blog-blues Mon, 08 Jul 2024 01:08:22 +0900 2024-07-08T01:08:22+09:00
都知事選ジャック!NHK党3種24枚貼ポスター http://blogblues.exblog.jp/242243656/ http://blogblues.exblog.jp/242243656/ <![CDATA[わが町にも選挙終盤になって貼り出された。
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なーにが「カワイイ私の政見放送を見てね」だ、思わず笑ろてしもうたやないか。
日本は諸外国に比し篦棒に選挙供託金が高い、これは民主主義の精神に背くものである、諸外国並みに引き下げるべきであると、誠に尤もな声が上がっていたのだが。
こんなの見せつけられちゃね。ったく。
こうした連中をのさばらせるな、供託金をもっと高くしろの声が、澎湃と起こるだろうよ。さらには、普通選挙じゃなく制限選挙にすべきだとの声さえ、上がりかねない。
ビートたけしが、揶揄したように、勝ち取ったものじゃない、GHQ民政局から押し戴いたもの、
日本人には民主主義は無理、似合わねえよ、なのだろうか。
選挙が売名や金儲けのコンテンツと化しているのである。政治家になることで生計を立てようと就活になっているのである。政党助成金目当てで政党を立ち上げているのである。
それを恥も外聞もなく高らかに宣言し、実行して成果を上げて見せたのが、NHK党首立花孝志。悪名は無名に勝る、それを旨とする下衆なGuy、地獄に堕ちるのは、覚悟の前なのだろう。
僕もまた、NHK受信料不払闘争を戦っているが、公共放送そのものを否定するNHK党とは、まったくスタンスが違う。僕は、公共放送は必要だと考える。国民の受信料=義援金によって成り立つ、国民営放送=「みなさまのNHK」、そうした放送局が必要だろう。
スポンサーの資金によって成り立つ民放ばかりじゃ不安ですよね。
その「みなさまのNHK」であるはずのNHKが、安倍政権以降、政府の人事介入を許した。その結果、公共放送であったものが、政府広報へと化してしまった。
それじゃ、新華社通信や朝鮮中央放送と変わらねえじゃん、それでいいのか、いいわきゃねえだろ、断々乎として異議を申し立てなければならないと、受信料不払闘争を戦っている。これを実行する左派・リベラルは、ほとんどいない。
口先で綺麗事をいうのが、好きなのだ。体を張るってことは、したくないのですね。だからさ、共感を集められないのよ。下々の人間はバカだけど、嗅覚はあるんだよ。
NHK党は、下々の人間を惹き寄せる。現に、ポスター掲示板の枠に飛びついたのは、下々の人間だろう。どれほどバカであろうが、お為ごかしよりマシ、NHK党はパンクでおもしれえと嗅ぎ取った、鋭敏な人間なのだろう。
左派・リベラルの主張は、なんで、あんなに、魅力がないのだろう。僕が、スピーチ原稿書いてやろうか。ま、人間に、魅力がないから、その言葉にも、魅力がないのだろう。
体制は、立花孝志を泳がせ続けるだろう。民主主義の根幹にある自由や人権を尊重するにも限度があるでしょう、例えば、NHK党の選挙活動など、と格好の宣伝材料だ。頗る頭の切れる立花孝志だもの、そのことに気づいてるはずだ。彼は、NHKをぶっ壊すと広言しながら、NHKの政府寄りの政治報道への批判は、完全に控えている。
民主主義の道のりは険しいなあ。戦後民主主義を信奉する僕は、嘆息せずにはいられない。
♪~おお 今も昔も変わらないはずなのに なぜこんなに遠い  ほんとのことを言ってください これがぼくらの道なのか
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ニュースの時間 blog-blues Thu, 04 Jul 2024 13:56:38 +0900 2024-07-04T13:56:38+09:00
吉永小百合主演映画『いつでも夢を』を観る http://blogblues.exblog.jp/242215813/ http://blogblues.exblog.jp/242215813/ <![CDATA[若く貧しい者たちが、若く貧しいがゆえに芽生えた連帯感を、かけがえのない希望として、懸命に生きて行くー映画の骨格は、女優吉永小百合を永遠不滅の存在にした名作、『キューポラのある街』と同様のものだろう。

勿論、映画芸術としての完成度は、及ぶべくもないが。娯楽作品ならではの気安さが、それはそれでうれしい。青春映画の佳作に仕上がっている、監督野村孝。『拳銃(コルト)は俺のパスポート』と並ぶ、肌合いはまるで違うけど、代表作に推したい。
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夜更けの通学路を、定時制高校の仲間たちが、歩きながら自転車を転がしながら帰るシーン、もうひとつの主題歌『寒い朝』が流れる。
♪~北風吹きぬく 寒い朝も   こころひとつで 暖かくなる
  清らかに咲いた 可憐な花を   みどりの髪にかざして 今日もああ
  北風のなかに 聞こうよ春を  北風のなかに 聞こうよ春を~  吉永小百合が、浜田光夫が、松原智恵子が、2コーラスに亘って歌い継ぐ、本作白眉の名場面。
この長尺シーンを野村孝は、後退移動と横移動で鮮やかに活写する。これほど美事な移動撮影は、僕がこれまで観てきた、千本以上の映画作品の中で、天才木下恵介の作品以外にない。好いなあ、すっごく好いなあ。胸が温み、涙腺が緩んじゃう。
『キューポラ』で吉永小百合の弟役を演じた市川好郎が、本作では浜田光夫の弟役だが、同じキャラクターで出演してるのも、好ポイントだ。
信欣三、飯田蝶子、中村是好、内藤武敏、野呂圭介、脇を固める俳優陣の充実は、企画プロデューサーのクリーンヒットだろう。
とまれ、本作は、日本が美しい国であった頃の映画。戦後民主主義が、光り輝いていた頃の映画。
「美しい国、日本」を取り戻したいのなら、戦後民主主義を復興することだよ。
映画の後半、劣悪な労働環境での就業で肺を病み、療養所に身を寄せた、紡績工場の女工松原智恵子が、見舞いに来た吉永小百合に、療養所の図書室で見つけた、見知らぬ定時制高校の生徒が作った詩を披露する。
ー春先の花々の芽が 深い根雪のなかに生まれるように ぼくたちの歓びは 日々の厳しさのなかに鍛えられる ぼくたちは今日も歌おう ぼくたちの冬 この国の冬を突き破る歌をー
いつでも夢を、だれもが夢を。それが、戦後民主主義の理想だった。他人の痛みを、自分の痛みに。それが、戦後民主主義の情操だった。アゲイン!日本を、取り戻せ。戦後民主主義を、取り戻せ。
♪~星よりひそかに 雨よりやさしく  あの娘はいつも 歌ってる
  声が聞こえる さみしい胸に  涙にぬれた この胸に
  言っているいる お持ちなさいな  いつでも夢を いつでも夢を
  星よりひそかに 雨よりやさしく  あの娘はいつも 歌ってる~
あの娘とは、吉永小百合。戦後民主主義の、菩薩である。
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シネマ夜話 blog-blues Tue, 11 Jun 2024 19:37:59 +0900 2024-06-11T19:37:59+09:00
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