はじめに
Jakarta EE 10 で 2.0 から 3.0 へバージョンアップする Jakarta Standard Tag Library の変更点のまとめです。
1 記事にする程の変更点でも無いのですが、タグライブラリが URN に変更されているので、ここにまとめておきます。
タグライブラリ URI を URN への変更
Facelet タグでも同様の変更が行われましたが、JSTL についても URN を利用するようになりました。
http://xmlns.jcp.org/jsp/jstl/core
は jakarta.tags.core
に置き換わります。
http://xmlns.jcp.org/jsp/jstl/fmt
は jakarta.tags.fmt
に置き換わります。
JSPでは以下のように記載することになります。
<%@taglib prefix="c" uri="jakarta.tags.core" %> <%@taglib prefix="fmt" uri="jakarta.tags.fmt" %>
Facelet では以下のようになります。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xmlns:c="jakarta.tags.core" xmlns:fmt="jakarta.tags.fmt"> ... </html>
JPMS 用のモジュールインフォクラスの追加
他の仕様と同様に JPMS 用に module-info.java が以下の定義で追加されました。
module jakarta.servlet.jsp.jstl { exports jakarta.servlet.jsp.jstl.core; exports jakarta.servlet.jsp.jstl.fmt; exports jakarta.servlet.jsp.jstl.sql; exports jakarta.servlet.jsp.jstl.tlv; requires transitive jakarta.el; requires transitive jakarta.servlet; requires transitive jakarta.servlet.jsp; requires transitive java.sql; requires transitive java.desktop; }
その他の変更
- jakarta.xml.bind-api の依存削除
- Java 11 以降をターゲットに変更