Plankton Staff Diary

プランクトンのスタッフ日記

最近のお気に入りの音楽、映画。

2009å¹´07月27æ—¥ | P太郎
●ランブリン・ジャック・エリオット『ア・ストレンジャー・ヒア』
シンガーとしても活躍しているジョー・ヘンリーのプロデュース・アルバムがまたまた傑作をプロデュース。主役のジャック・エリオットの燻し銀のヴォーカルは素晴らしいのだけど、やはり、ヘンリーが作るサウンドが格好良くて素晴らしい。しっかりとルーツに根ざしたアメリカの音楽をやっているのだけど、音は全然古臭くなくて、一音一音聴かせてしまう。
ヘンリーはこれまで全盛期を過ぎたミュージシャンを引っ張り出してきて、何作もプロデュースしているのだけど、どれも傑作です!オススメです。

●サンセヴェリーノ『エグザクトマン』
サンセヴェリーノの3作目。ずっと聴かないまま放置していたが、今になってようやく聴いたら、これが本当に素晴らしい。従来のサンセヴェリーノのサウンド(マヌーシュ・スウィング+シャンソン+ロックンロール)に軽快なビッグバンドが加わり、ゴージャスになったサウンドで、超楽しい。こんな凄い音楽をサラッと作っているようなサンセヴェリーノはやはり天才だと思う。もっと早く聴けばよかったと後悔。これはマジで傑作!

●グレイトフル・デッド『Fillmore West 1969』
つい最近、デッドの9枚組ボックスにはまって、またまたデッドのライヴ盤『Fillmore West 1969』(3枚組)を買ってしまった。デッドの代表作であるライヴ盤『ライヴ/デッド』の2~3日前の録音だと知り、悪いはずがないと期待して聴いたら、これが期待通りに良かった。一切編集されていないので、野暮ったいが、全然気にならず、逆にデッドのコンサートの雰囲気も伝わり、このユルい感じが、デッドの魅力なのかなと思った。ますますはまりそう。

●ビル・エヴァンス『You Must Believe in Spring』
かなり前に、『エヴァンスを聴け!』(中山康樹著)という、ビル・エヴァンスのディスク・ガイド・ブックを読んでいたら、アルバム『You Must Believe in Spring』が、マイルス・デイヴィスの『カインド・オブ・ブルー』にあたる大傑作と紹介されていたので、購入したが、いまいちピンと来ず。あまりピアノ・ジャズは好きではなかったと、ずっと放置していたが、つい最近聴いたら、なるほど確かにカインド・オブ・ブルーだなと思った。好きなアルバムになりそう。

●ビートルズ『ラヴ』
このアルバムをCDで聴いたときはあまり好きではなかったが、DVDオーディオの5.1チャンネル・サラウンドで聴いたら、テーマ・パークのような感じで楽しく聴けた。

●DVD『ザ・フー/アメイジング・ジャーニー』
ザ・フーのドキュメンタリー映画。アルバムはほとんど聴いていたけど、これまでこのバンドの事はほとんど知らなかった。こんなにいかれたバンドとは全然知らなかった。特にドラムのキース・ムーン。変人だとは聞いていたが、ここまで狂人だったとは!ザ・フーの裏話もたくさん聞けて、爆笑どころ満載の最高に面白いドキュメンタリーだった。ザ・フーの音楽をもう一度聴いてみようと思った。

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