Plankton Staff Diary

プランクトンのスタッフ日記

歴史的瞬間!

2009å¹´01月21æ—¥ | ã®ã‚‚と
日本時間昨夜、バラク・オバマ氏が第44代アメリカ大統領に就任した。全世界が、極寒のワシントンに集まった200万人以上のアメリカ市民群衆が見守る中、史上初の黒人大統領が誕生という新しい時代の1ページを迎えた。

就任演説を見ていて、学生の時に一時在籍していたESSのスピーチ大会で聞いたマーティン・ルーサー・キング牧師の演説(1963年)を思い出した。キング牧師、J.F.ケネディ、マザー・テレサの名演説の中から一つを選んで覚え、内輪で部の先輩達に発表するという、新入生の登竜門的イベントがあったのだ。その時私はケネディの1961年の有名な演説「国があなたに何をしてくれるのではなく、あなたが国の為に何が出来るか」を選んだのだが、今思うとキング牧師の、シンプルで力強いメッセージの方が記憶に残っているのだ。

 私には夢がある。
 いつの日にか、ジョージアの赤土の丘の上で、かつて奴隷であった者たちの子孫と、かつて奴隷主であった者たちの子孫が、 兄弟として同じテーブルに向かい腰掛ける時がくるという夢が。

 私には夢がある。
 いつの日にか、私の4人の幼い子供たちが肌の色によってではなく、人となりそのものによって評価される国に住む時が来る という夢が。


今朝、新聞記事で見た、オバマ氏就任式の為に、南部からバスで半日かけてきたという61歳の男性のコメントが強く印象に残る。

「テレビではなくどうしてもこの目で見たかった。奴隷の手で建てられたホワイトハウスに、黒人が大統領として入る。それを思うと自然と涙が出てきた。」

オバマ政権は、最初から百年に一度と言われる経済危機の時に誕生し、直面する問題の中、一つも楽観視出来る猶予は無いのは事実だが、彼が米国の最高司令官になった事は、アメリカだけでなく全世界の黒い肌を持つ人に希望の光を照らしたのも事実だろう。世界が、地球が一歩一歩、あるべき道に戻っていく為の先導をしてくれる事を願う。しかし、オバマ氏を中心に国が一つに団結する「熱さ」は、日本も見習いたいものだ。

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