バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

世界戦直前・亀田興毅選手を取り巻くメディアの「張り切りすぎ」

2006å¹´07月18æ—¥ 12時29分02秒 | ãƒ‹ãƒ¥ãƒ¼ã‚¹ã§äºŒè¨€ä¸‰è¨€
興毅世界戦2時間半の生中継 (スポーツニッポン) - goo ニュース

 亀田3兄弟の長男・興毅(19=協栄)が、ボクシング界の常識を覆した。8月2日のWBA世界ライトフライ級王座決定戦を放送するTBSテレビは17日、東京・赤坂の同局で会見。ボクシングでは初となる2時間半の放送枠でゴールデンタイム生中継することを発表した。かつて国民的人気を誇ったファイティング原田(笹崎)、具志堅用高(協栄)らの世界王者でもありえなかった異例のVIP待遇で世界獲りに挑む。

 興毅をデビュー前から追い続けてきたTBSが、世界初挑戦を全面バックアップする。まずは2時間半という異例の放送枠を用意した。最短なら10秒足らずで決着がつくケースもある競技。非常にリスクの高い決断を下したことになる。

 会見で興毅は「視聴率はオレには関係ない」と発言。それでも同局の菊池伸之エグゼクティブプロデューサー(47)は「亀田家の魅力を一から披露するために必要な時間。あとは興毅がいい仕事をしてくれればいい」と言う。父親でトレーナーの史郎さん(41)が開発したユニークな練習法など、亀田家のきずなを映像で振り返り試合に突入する。そして、過去最多10台を大幅に上回る16台のテレビカメラを駆使。スタッフも普段の倍の200人を投入する予定だ。

 70年代までは、ボクシング中継の平均視聴率は軒並み30%以上を記録していた。その立役者となったファイティング原田や具志堅用高の世界戦でも、放送枠は1時間半だった。90年代になって複数の世界戦を同時に開催する興行形態が導入された。それでも2時間の放送枠が過去最長だった。

 5月末の会見で、同局の幹部が瞬間最高50%を目標に掲げたが、決して無茶な数字ではない。5月5日のファハルド戦は瞬間最高40・8%、平均33・0%の高数字をマークしており、初の世界戦に期待が高まるのも無理はない。興毅は「50%はちょっとやり過ぎ。そやけど、試合後にリング上でオレがいろいろ言うし、オヤジがベルトを巻くか、オレなのか楽しみにしてや」とお茶の間を退屈させないことを約束する。興毅の大一番が国民的イベントとなる。

2006年 7月18日 (火) 06:13



亀田が「レコ大」枠強奪へ カリスマ誕生 (日刊スポーツ) - goo ニュース

  亀田人気が伝統のレコード大賞をもぶっ飛ばす! WBA世界ライトフライ級2位の亀田興毅(19=協栄)が、初防衛戦の大みそか開催を計画していることが17日、明らかになった。8月2日の同級王座決定戦(横浜アリーナ)での世界王座獲得が条件になるが、試合を中継するTBSでは12月31日のレコード大賞を他の時間帯に移動させ、午後7時から2時間枠で亀田のV1戦を放送する調整を開始。亀田とNHK紅白歌合戦のガチンコ勝負が現実味を帯びてきた。日刊スポーツでは18日から「亀田興毅~カリスマ誕生」と題し、亀田現象を追う。

 亀田が最激戦区の大みそかのゴールデンタイムに殴り込む。驚きのビッグプランが水面下で進んでいた。TBSに近い関係者が明かす。「大みそか午後7時からの2時間枠で、亀田の初防衛戦を行うことで調整を進めている」。既に放送枠の確保に動いている。8月2日に亀田が世界王座を獲得すれば、一気に実現へ具体化しそうだ。

 12月31日の同時間帯には「輝く! 日本レコード大賞」がある。69年に大みそかの放送になって以来、同番組は国民的行事として定着。今や大みそかの風物詩ともいえる。しかし、同関係者は「既に31日午後9時からは今年もK-1 Dynamite!!を放送することで契約を結んだ。動かせるのはレコ大しかない」と話す。

 今回の計画はあくまで亀田の世界王座奪取が条件になる。しかし、TBSは音楽関係者に放送日変更を含めたレコード大賞の他時間帯への移動を打診済み。もともとレコード大賞は70年代には50%前後の視聴率があったが、近年は10%台に低迷していた。「もはや紅白と戦えるソフトになりうるのは世界王者になった亀田選手以外はない」と同関係者は分析する。

 それほど亀田人気はすさまじい。世界前哨戦となった5月5日のファハルド戦では平均視聴率33%、瞬間最高で40・8%をはじき出した。CMにも出演するなど、格闘技の枠を超えて、国民的人気を博している。また今年の大みそかはフジテレビの撤退で「PRIDE男祭り」が放送されない。格闘技ファンの注目も亀田に一点集中する。

 亀田一家の夢でもある。トレーナーの父史郎氏は以前から3兄弟が世界王者になった時、ドームクラスの大会場で世界トリプルマッチを行うプランを口にしている。年末の試合を「亀田のケンカ祭り」とするのも将来の大みそかの興行を意識してのこと。ただ、世間は3兄弟が世界王者になるまで、待ってはくれそうもない。協栄ジムの金平桂一郎会長は「まだ世界王者になっていないので、当然、初防衛戦のオファーはありません。ただ大みそかに興行ができないわけではない」と話す。

 格闘技界は21世紀前後から「打倒紅白」を掲げて大みそか興行を開催してきた。03年の「K-1-」はサップ-曙戦が話題となり、平均視聴率19・5%を記録した。しかし、昨年は「K-1-」「PRIDE-」とも、紅白歌合戦の巻き返しに完敗を喫した。大みそかの初防衛戦が決まれば、亀田は挑戦者と紅白歌合戦という2つの標的と戦うことになる。

2006年 7月18日 (火) 10:03



「視聴率はオレには関係ない」と言ったそばから「試合後にリング上でオレがいろいろ言うし、オヤジがベルトを巻くか、オレなのか楽しみにしてや」と真逆のリップサービス。この硬軟取り合わせたキャラクターが、亀田人気の秘密・・・かどうかは別に知ったことではないが。しかし、普段視聴率を取り慣れていない局が、たまにキラーコンテンツらしきものを掘り当てたかと思うと、こんなにも舞い上がってしまうのかと思わせる、TBSの入れ込み具合ではある。

2時間半独占中継ってなんだ。ゴングまでの1時間以上何を流すつもりなのか。この際同時中継で、横浜ブリッツから大毅の応援ライブなんていうのはどうだろう。オールスタンディングで持ち歌一斉披露。ハウンドドッグ→T-BOLAN→合間にMC(語彙少なめ)、でまたハウンドドッグ→T-BOLAN→合間にMC(語彙少なめ)。このローテーションで1時間20分。持つかそれで。お茶の間的に。

実際、それだけの時間を埋めるためのロクなソフトも揃わないまま(過去の戦歴やスパーリングのVTRでお茶を濁すのでは)、でもなにしろ数字は取れますの一点張りで2時間半の特番枠を売り切っている以上、もうゼッタイ勝つ、というか勝たせないわけがないと、いまや日本中が思っているかも。まして、いくらここ数年数字振るわない(あと出てくる歌手小粒すぎ)とは言え、これからタイトル戦の選手の防衛戦のために、暮れのレコ大の時間帯移動を打診済って、本当ならそれ、今度の結果に相当確証持っているはずと思われても仕方ないかも。

いや別に、見てもいない試合を出来レースと断言する気はないけど(逃げ)。ただ、最近何かにつけ、何か変なバブルっぽい感じで前評判煽るだけ煽られて、後から思えば、あの盛り上がりは一体何だったのかみたいなスポーツイベントが多すぎるので。要は、ちょっとそこの代理店周辺いい加減にしとけというだけなのだが。しかしそれを言うなら、結局「視聴率50%が目標」と一発吹かれた瞬間に、それがきっかけでついチャンネルを合わせてしまうという、この客の性がそもそも悲しいわけだが。


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