バカに厳しいバカばかり

自戒の念も込めてそういうタイトルにしました。

四則混合計算ができない「世界に一つだけの花」満開の件

2006å¹´07月16æ—¥ 00時13分20秒 | ãƒ‹ãƒ¥ãƒ¼ã‚¹ã§äºŒè¨€ä¸‰è¨€
3+2×4=20? 四則計算、小6の4割誤答 小中生、論理的思考が苦手 (産経新聞) - goo ニュース

 一貫した論旨の展開や数学的な思考が苦手な小中学生が多いことが14日、国立教育政策研究所が実施した学力テスト(特定の課題に関する調査)の結果で明らかになった。「3+2×4」(正答は11)という基本的な四則混合計算では小5の3分の1、小6の4割強が誤答し、深刻な計算力不足がうかがえる。国際調査で学力低下を示す結果が相次ぐなか、現在進められている「ゆとり教育」(現行の学習指導要領)の見直し作業にも影響を与えそうだ。

 調査は昨年1月と2月、全国の国公私立の小学4年から中学3年までを対象に、各教科・学年ごとに3000人強ずつ実施。国語では漢字(読み・書き)と長文記述、算数・数学では「数学的に考える力」と「計算に関する力」を探った。従来の調査では把握できない、特定の学力に焦点を絞った調査は初めて。同研究所ではホームページで公表し、教育現場で活用してもらう。

 国語の漢字では、読み・書き各50問ずつを出題し、うち10問は複数の学年にまたがる共通問題とした。日常生活で使用頻度が高い漢字は定着していたが、「挙手」「改行」の読み方は小4の8割強が誤答するなど、使用頻度が低い漢字の定着は不十分だった。

 長文記述では小学生で400~600字、中学生で600~800字の記述量を求めた。自分の考えを明確にできるよう相互関係を考えて段落分けしたり、一貫した文章を書いたりする点で正答率が低かった。

 算数・数学の場合、「数学的に考える力」で、グラフ化をはじめとして日常事象の考察に算数・数学を生かす力に問題があった。また、論理的に反証する力や数量関係の法則を発見する力、発展的に考える力が不十分だった。「計算に関する力」では、四則計算で、掛け算や割り算を足し算や引き算より優先させる決まりについての理解不足が目立った。



いや「世界に一つだけの花」とは別に全く関係はないのだが、とりあえず電卓って「3+2×4=」と押すと「20」になるよなというのが記事を読んでとっさの感想でした。(関数電卓とかは除く)

だからどうだということでもないのだが、こうも色々な意味で底が抜けたような世の中になってくると、今は一応「深刻な計算力不足」と取りざたされているような問題でさえ、そのうち間違えた本人とかあとその親とか、真顔で「計算機の結果と同じ答えで間違いと言われるのは納得がいかない」(30代・主婦)とか「電卓がとけない問題を子供に解かせる意味がそもそもわからない」(50代・団体職員)とか、そういう声にも一定の市民権が与えられて然るべきみたいな、辛い辛い世の中になってしまうのかなとつい。あと既にそういう世の中になっているのかなともつい。


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