後期高齢者医療制度への怒りの声が拡がっている。街頭でマイクを握っていると、目をカッと見開いて「小泉にすべてだまされた」「絶対許さないからな」と吐き捨てるように行っていく人、ステッキをふりまわして「ダメ、ダメ」と叫ぶ人など高齢者自身の尊厳をふみにじるようなこの制度の開始に憤る人たちばかりだ。この「高齢者医療破壊制度」は、先週からの年金天引ききでいよいよその姿を表した。
まだ、解散総選挙前に高齢者を刺激するのはまずいと後期高齢者医療制度の保険料も10月までは安く抑えている。来年の4月1日からは、70歳以上の高齢者の窓口負担が現状の1割から2割と倍の金額になる。(これは、本来今年の4月1日から実施されるはずだった。選挙前はまずいと1年先送りされた)。まるで、急な階段を転げあがるように負担増が直撃する。皆、医療制度に小泉が仕掛けた時限爆弾は、大変な影響を及ぼすということに気づいている。しかし、怒りの行動を開始する時には、正確な知識が必要だ。今週の金曜日、25日にわれらの阿部知子社民党政策審議会長(小児科医)を呼んで、「格差社会と後期高齢者医療制度」をテーマとした集会を行う。ぜひ、多くの人にお集まりいただきたい。
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