flagburner's blog(ä»®)

マイナーな話題を扱うことが多いかもしれません。

データを選択して公表する(多分)国交省

2008-10-29 20:17:14 | æ™‚事ネタ(国内)
熊本県知事こと蒲島 郁夫氏は、先月11日川辺川ダムの建設中止を決めていた。
・蒲島熊本県知事が中止を決断、川辺川ダム計画(2008年9月11日 JanJanニュース)

で、昨日になって、蒲島知事と金子国交相(麻生首相下2人目の国交相)が会談した。
そして、国交省が熊本県で建設予定だった川辺川ダムの建設を当分中止する、との見解を出したのだが・・・。
・ダム先行き不透明 国と県認識にズレ(2008年10月29日 asahi.com)


この会談の結論では、ダム建設を白紙撤回するかどうかで知事と国交相の間でズレが生じていたとか。
しかし、これはさほど重要じゃない。
本当に厄介なのは、今後ダム建設の是非に関する協議をやる際の方向性。
一応 asahi.com の記事から、今後の協議の見通しとかについて述べてるところを引用しておく。

---- 以下引用 ----
(中略)
 河川管理については権限もデータも国交省の側に圧倒的な蓄積があり、県との協議が国交省主導で進む可能性は高い。
協議の結果、「ダム以外の洪水対策は難しい」との結論に達する可能性も残っており、今回の合意でダム計画が中止に向けて動き出したとはまだ言い切れない。
また、協議が地元市町村や住民にどれだけ開かれた場となるかも注目される。

  五木村の振興については、金子国交相も「国が手を離すことはない」と明言。
「(中止の場合)ダム事業の延長としてはできないが、見放すわけにはいかない」と述べ、知事が発足させた県の五木村振興推進対策本部に対しても「必要なことは手助けする」と述べたという。
(以下略)
---- 引用以上 ----

しかも、国交省が自分達に有利なデータだけを出す危険もあるからな~。
こう考えると、蒲島知事の川辺川ダム建設中止をした決断が無意味になる危険も結構高いな。

後、問題なのは、地元の人達にダム建設を望む声が結構あるってことだろうな。
ダム建設を前提として色々な計画を立ててた人もいるだろうし・・・。


いずれにしても、蒲島知事と国交省は引くに引けない状況に追い込まれたってか?


最新の画像[もっと見る]

1 ã‚³ãƒ¡ãƒ³ãƒˆ

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2008-10-29 23:28:26

『椿事件』

1993年9月21日、民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で、
テレビ朝日報道局長の椿貞良が、選挙時の局の報道姿勢に関して

「小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。
今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、
なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる
手助けになるような報道をしようではないか」

との方針で局内をまとめた、という趣旨の発言を行う。

(ウィキペディア「椿事件」)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。