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今回は、アルベルト・フジモリ（Alberto Kenya FUJIMORI FUJIMORI）元ペルー大統領に関する小ネタ（謎）。


大統領在任中に行った人権侵害の罪で2009年に有罪になった FUJIMORI元大統領。
だが実は、現在も FUJIMORI 元大統領に対する裁判が続いている。
その理由は、2000年の大統領選挙期間中に、軍の資金を勝手にタブロイド紙に横流しした容疑で訴えられているため。
これに関し、FUJIMORI元大統領は昨日「舌がんが再発した」と述べ検査入院したが・・・。
・ペルーのフジモリ元大統領、舌がん再発か 29日にも検査（2013年11月29日 afpbb.com）
・Fujimori to be treated for cancer recurrence（2013年11月28日 business-standard.com；AFP）

色んな意味でコメントに困るこの話。
以下、2013年11月29日分 afpbb.com『ペルーの～』を全文（略

---- 以下引用 ----
【11月29日 AFP】
ペルーのアルベルト・フジモリ（Alberto Fujimori）元大統領の舌がんが再発し、29日にも首都リマ（Lima）の病院で検査に入ると、同元大統領の次男ケンジ・フジモリ（Kenji Fujimori）氏が28日明らかにした。

フジモリ元大統領は1990～2000年の大統領在任中の人権侵害で2009年に禁錮25年の判決を受けて収監されているが、再選を目指した2000年の選挙運動のため約4000万ドル（約40億円）相当の軍の予算を複数のタブロイド紙に流したとして起訴された別の裁判が10月17日に始まっている。

フジモリ元大統領は健康不良を理由に人道的観点から恩赦を求めていたが、オジャンタ・ウマラ（Ollanta Humala）大統領は6月、その要求を拒否していた。
(c)AFP
---- 引用以上 ----

FUJIMORI元大統領は、自分達を「弱者」と演出することで裁判と刑期を回避する作戦に出てるっぺぇ。
・Alberto Fujimori aparece en pancartas que lo victimizan（2013年11月7日 larepublica.pe；スペイン語）

larepublica.pe の記事に掲載された画像は、リマ市の近郊のリマック（Rímac）という地区に FUJIMORI元大統領側により掲げられた横断幕を映していた。
↓画面メモ。



『政治的囚人（Soy un rehén de los politicos）』、か。
FUJIMORI元大統領が長年日本で逃亡生活を送ってたのを踏まえると、色々味わい深い発言だわさ。
だって、日本にいる間 FUJIMORI元大統領は日本政府によって保護されてたわけで。
ある意味、FUJIMORI元大統領は日本にいる時から政治的囚人と言えなくないか。
どこかの政党が、参議院選挙で公認候補に祭り上げたし（違）。
（つか、日本政府が FUJIMORI元大統領を早い段階で日本から出国させなかったことが、FUJIMORI元大統領が大統領時代に行った人権侵害の実情を調べる上で大きな障害になったことを忘れてはならない）


なお、FUJIMORI 元大統領は、収監先で勝手に電話を使って某ラジオ局とのインタビューに応じてたらしい。
・Alberto Fujimori será sancionado por brindar entrevista telefónica（2013年11月7日 larepublica.pe；スペイン語）

わけわからん☆