バンビの独り言

私は子どもをディズニーランドのようなテーマパークには連れていきたくないと思ってます。なぜなら、想像力豊かな子どもにとって、空想する余地のない完璧な遊園地は必要ないと思ってるから（ディズニーランドは大人のための遊び場だと思ってるの♪）。なので「Nちゃん（次女）が小学校に上がるまでは、うちは行かないよ」って伝えてきましたー。
んな理由なので、ディズニー映画もできるだけ観せたくないし（キャラクターが強烈だからね）、ディズニー絵本にも出会わないように気をつけていたので、手遊び歌の「ディズニー替え歌バージョン」などはチンプンカンプンな我が子たち（笑）デス。

んで、昨日は授業参観があったのだけど、娘のクラスの「道徳」の授業ではディズニーランドで働くカストーディアル（掃除担当のキャスト）についてのだったの。夜中、人もほとんどいない寂しいディズニーランドで、便器に話しかけながら誇りを持って掃除している人のお話で、子ども心に何か思うトコロはあったのかもしれない。
それは良いとして。
私が「？？？」と思ったことは、「ごみをそこら辺に捨ててもカストーディアルが15分以内に必ず回収する」という話。…ゴミって、出した人が持ち帰るか、ゴミ入れに分別して入れるのが当然ではないの？数年に一度くらいなら問題ないのかもしれないけれど、こういうサービスし過ぎのテーマパークに度々通っていたら、子どもは感覚がおかしくなってしまうのでは…って怖さを感じました。
私はプレーパークの「怪我と弁当は自分持ち」「お互い様精神」の考え方が大好きで、「訴訟王国アメリカ」的発想はちょっと苦手。年々、公園がつまらなくなっているのは、お役所にすぐにクレームを出したがる市民がいるからで、私たち自らが、子どもの居場所をどんどんつまらなくしてしまってるんだよね。ディズニーランドのような完璧な遊園地（プレーパークの発想とは真逆）は、子どもにあまり良い影響を与えない気がしてしまいます。
ま、そうは言っても約束してしまった以上、来年はディズニーランドに連れていくことにしていますが、投資額が大きい分、そこで何らかのメッセージ、伝えていけるといいなー。