私、子どもは「今の社会を創ってる一員」だと思ってる。
今10歳の子は、8年も経てば運転免許を取れるし、10年経てば成人になる。
長~い長~い地球の歴史の中で、今を生きている人は、奇跡的に出会った人たちだよね。
だから、子どもをそっちのけで「未来について語ること」はおかしいと思ってる。
私たち仲間は「子どもの遊び」や「子どもの気持ち」を大切にしたいと思ってるので、子どもをおいてけぼりの活動は「本末転倒」だという共通認識があります。
子どもの笑顔のために活動してるのに、子どもを犠牲にしちゃいけない。
「グリーンママンhttp://ameblo.jp/green-mamann/」のメンバー(現在は4人)は、打ち合わせしたわけでもないのに、それぞれが「社会問題について家庭で子どもたちと対話」してるから、自然と「子どもに気持ちを話してもらう時間を作らない?」って展開になりました。
(きっかけは小3男子の提案でした)
昨夜はその第1弾として、グリーンママンの子どもたちとその友達「0~12歳の子」12人で集りました。
その話を聞いたシゲさん、ファシリのSさん、地元新聞記者さんも応援にかけつけくださいました。
………みんなが心配なことはなに?………
年長「ほうしゃのう。いろんなところに風に乗っていくから」
小3「野田総理」
小4「給食に放射能が入ってないか」
小3「新しい原発。また事故が起きるかもしれないから」
中1「野田総理。また原発を増やしそうだから」
小4「給食の牛乳やお肉に放射能が入ってないか心配」
小4「放射能で内部ひばくすることが怖い」
小4「TPP。TPPが通ると日本がアメリカの言いなりになっちゃうから」
中1「北方領土問題」
………どうなって欲しい?………
中1「野田総理に原発をなくしてもらうようにお願いしたい」
小4「お店に売ってるものにどれくらい放射能が入ってるか調べて書いて欲しい」
小3「こんな会議をしなくても良いような安全な日本になって欲しい」
………みんなにできることは何だろう?………
中1「放射能の心配なものは食べない」
年長「世界中の子どもたちを集めて、みんなで『原発止めて』ってお願いしたらいい」
小3「給食に放射能が入ってないか校長先生にお願いする。クラスの友達に話す」
年長「幼稚園の先生に原発と放射能のことを話す。ぼくは先生に『原発は危ないものを出すよ』って言ったよ。幼稚園に放射能から逃げて来た子がいたよ。お父さんは向こうにいるからお父さんと別々に暮らしてる。最初はお友だちの名前を覚えられなくて困ってたよ」
小4「中部電力の社長さんに原発止めての手紙を書く」
中1「放射能のことを友達に話してみる。先生、校長先生、市長さん、もっとすごい人にも順番に伝えていく」
年長「田中優さんに原発を止めてとお願いしてもらう」
………………
なんと、小4の女の子2人が、親の力も借りずに、「原発をやめてください」の文章を政治家向けに書いてました。
(すごく良い文章だった。完成して子どもたちの承諾をもらえたら紹介します)
話を聴いて思ったこと。
子どもたちって、大人が考えてる以上に深く考えてます。
そして将来を心配してます。
思わず笑ったのが「野田総理が心配」ってこと!
野田さ~ん、小3男子に不安がられてますよ~
みんなに共通してることが(小学生になると)
「こういう話は友達としちゃいけない」
って思ってること。
ファリシテーターのSさんが、セヴァンスズキの「伝説のスピーチ」(当時小6)の話、「クマともりとひと」に書いてある「中学生が政治家を動かした」話をして下さったおかげで、子どもたちの気持ちに変化があらわれたようです。
(親から聴くのと、他の人から聴くのはまた違うみたい)
長女とは、会場に向かう途中
母「学校のみんなとはこういう話ってできない?」
娘「できないよ!それに、学校の友達とはたわいのない話をして笑っていたいから、むしろ、原発と放射能の話はしたくない」
母「じゃ、誰かが『原発はいるっしょ』って言って来たらどうする?」
娘「『いらないっしょ』って答える」
母「それでも『いや、いるっしょ』って言われたら?」
娘「『これ読みなさい』って本を渡す」
母「他力本願かーい」
って会話をしたのに、この「子ども会議」の後は
「ちょっと担任の先生に話してみようかな~。うちの先生ならきっと話聞いてくれるし、話せそうな友達にちょっとづつ話してみようかなって気になった」
って言ってました。
正しい情報を教えてもらうこと。「同じことを思ってる仲間が他にいる」ことを知ることや、気持ちを話す場面があるのは、子どもたちにとってとっても大事なことだと、今回、会議を開いてみて再確認しました。
こういう動きを広げていきたいなぁ。
〈再掲〉 中1が書いた作文「原発はいるか、いらないか」
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/3566551d49fc28b5dfcb648912e28ef7
セヴァンスズキさんは小6の時に、これを大人の前で話したのです。
今10歳の子は、8年も経てば運転免許を取れるし、10年経てば成人になる。
長~い長~い地球の歴史の中で、今を生きている人は、奇跡的に出会った人たちだよね。
だから、子どもをそっちのけで「未来について語ること」はおかしいと思ってる。
私たち仲間は「子どもの遊び」や「子どもの気持ち」を大切にしたいと思ってるので、子どもをおいてけぼりの活動は「本末転倒」だという共通認識があります。
子どもの笑顔のために活動してるのに、子どもを犠牲にしちゃいけない。
「グリーンママンhttp://ameblo.jp/green-mamann/」のメンバー(現在は4人)は、打ち合わせしたわけでもないのに、それぞれが「社会問題について家庭で子どもたちと対話」してるから、自然と「子どもに気持ちを話してもらう時間を作らない?」って展開になりました。
(きっかけは小3男子の提案でした)
昨夜はその第1弾として、グリーンママンの子どもたちとその友達「0~12歳の子」12人で集りました。
その話を聞いたシゲさん、ファシリのSさん、地元新聞記者さんも応援にかけつけくださいました。
………みんなが心配なことはなに?………
年長「ほうしゃのう。いろんなところに風に乗っていくから」
小3「野田総理」
小4「給食に放射能が入ってないか」
小3「新しい原発。また事故が起きるかもしれないから」
中1「野田総理。また原発を増やしそうだから」
小4「給食の牛乳やお肉に放射能が入ってないか心配」
小4「放射能で内部ひばくすることが怖い」
小4「TPP。TPPが通ると日本がアメリカの言いなりになっちゃうから」
中1「北方領土問題」
………どうなって欲しい?………
中1「野田総理に原発をなくしてもらうようにお願いしたい」
小4「お店に売ってるものにどれくらい放射能が入ってるか調べて書いて欲しい」
小3「こんな会議をしなくても良いような安全な日本になって欲しい」
………みんなにできることは何だろう?………
中1「放射能の心配なものは食べない」
年長「世界中の子どもたちを集めて、みんなで『原発止めて』ってお願いしたらいい」
小3「給食に放射能が入ってないか校長先生にお願いする。クラスの友達に話す」
年長「幼稚園の先生に原発と放射能のことを話す。ぼくは先生に『原発は危ないものを出すよ』って言ったよ。幼稚園に放射能から逃げて来た子がいたよ。お父さんは向こうにいるからお父さんと別々に暮らしてる。最初はお友だちの名前を覚えられなくて困ってたよ」
小4「中部電力の社長さんに原発止めての手紙を書く」
中1「放射能のことを友達に話してみる。先生、校長先生、市長さん、もっとすごい人にも順番に伝えていく」
年長「田中優さんに原発を止めてとお願いしてもらう」
………………
なんと、小4の女の子2人が、親の力も借りずに、「原発をやめてください」の文章を政治家向けに書いてました。
(すごく良い文章だった。完成して子どもたちの承諾をもらえたら紹介します)
話を聴いて思ったこと。
子どもたちって、大人が考えてる以上に深く考えてます。
そして将来を心配してます。
思わず笑ったのが「野田総理が心配」ってこと!
野田さ~ん、小3男子に不安がられてますよ~
みんなに共通してることが(小学生になると)
「こういう話は友達としちゃいけない」
って思ってること。
ファリシテーターのSさんが、セヴァンスズキの「伝説のスピーチ」(当時小6)の話、「クマともりとひと」に書いてある「中学生が政治家を動かした」話をして下さったおかげで、子どもたちの気持ちに変化があらわれたようです。
(親から聴くのと、他の人から聴くのはまた違うみたい)
長女とは、会場に向かう途中
母「学校のみんなとはこういう話ってできない?」
娘「できないよ!それに、学校の友達とはたわいのない話をして笑っていたいから、むしろ、原発と放射能の話はしたくない」
母「じゃ、誰かが『原発はいるっしょ』って言って来たらどうする?」
娘「『いらないっしょ』って答える」
母「それでも『いや、いるっしょ』って言われたら?」
娘「『これ読みなさい』って本を渡す」
母「他力本願かーい」
って会話をしたのに、この「子ども会議」の後は
「ちょっと担任の先生に話してみようかな~。うちの先生ならきっと話聞いてくれるし、話せそうな友達にちょっとづつ話してみようかなって気になった」
って言ってました。
正しい情報を教えてもらうこと。「同じことを思ってる仲間が他にいる」ことを知ることや、気持ちを話す場面があるのは、子どもたちにとってとっても大事なことだと、今回、会議を開いてみて再確認しました。
こういう動きを広げていきたいなぁ。
〈再掲〉 中1が書いた作文「原発はいるか、いらないか」
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/3566551d49fc28b5dfcb648912e28ef7
セヴァンスズキさんは小6の時に、これを大人の前で話したのです。