Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

進撃の巨人 第56話「役者」 3

2014-04-13 17:50:29 | é€²æ’ƒã®å·¨äºº

今日はお外に出ないつもりなんで、コストコでパエリア買って、ベルボアーズでパン買ってきました。
夜はこれでビールさ。幸せ。
そろそろ春季アニメが出揃うが、決算で忙しかったんでまだ見てないのが大量にある…orz
どうせ消化し切れないから評判の良いのだけでも…。
皆さんのお勧めは何でしょうか?
チャンネルを付けたらたまたま「神々の悪戯」やってて、いきなりイケメンが裸になってたんでタマげてTV消しましたが
そのまま見ればよかったでしょうか?(笑)

進撃の巨人 第56話「役者」 3

2で書き忘れてたけど、リヴァイがエレン達に事前にレイス家の事を黙っていたのは、
ヒストリアにあれこれ考えさせず追い込む為だろう。
アルミンとか余計な入れ知恵しそうだしな。
その余裕を与えず、ドーン!と決めさせた。
リヴァイは交渉がうまいね。

さて、結構当日。
第一憲兵と山の廃坑で待ち合わせ。
商会の部下二人は外のテントで憲兵の到着を待ち、リーブスと倅は廃坑の中。
エレンは柱に両手を縛り、ヒストリアは椅子に縛る。
薄い本が厚く…(笑)

「そりゃウォール・マリアでまた商売ができるんだったら、
 何だってやるさ…。
 こんなバカみてぇなマネに付き合ってでもな」

リーブスは言いながら、廃坑の泥をエレンの顔や服に塗りたくる。
驚くエレンに

「お前らはここに2日間拘束されていた。
 泥汚れ一つねぇようじゃ疑われんだろ」

抜かりないぜ、親父。
その親父に倅が声をかける。

「オイ親父。
 何であんなチビの言うこと聞くんだよ。
 こんな小さな女の子に暴力振るうようなクズだぜ?」

ヒストリアは兵士なんだが、普段着なんで、何か勘違いしてるのか?
倅は何処まで状況を理解してるんだろ(^▽^;)

「あのリヴァイとかいうおっさんめ…。
 あと1秒続けてたら、俺がブッ飛ばしてた所だったぜ!」

チラチラヒストリアを見ながら、美少女に見せつけるように拳を振り回して見せる。
エエ格好しいのチンピラだな。
おっさん、ホントに甘やかしすぎたねぇ。
しかし、リヴァイがおっさん…(笑)
この倅は命知らずだな(^▽^;)
見た目以上にガキなのかいな。

リーブスは噛んで含むようにたしなめる。

「いいか、フレーゲル。
 お前にもいつかわかるといいが、商人てのは人を見る目が肝心だ。
 あの不器用でお人好しの旦那は…律儀にも俺らの商会と虫の息のトロスト区を
 守るってスジを通している。
 本当なら他にも手はあると思うんだがな…。

 ありゃきっと地べたから這い上がってきた人間にちげぇねぇ。
 だから嬢ちゃん…おっと女王様だっけか?
 あんたの上司は恐ろしい男だが…まぁ…悪い奴じゃねぇよ。
 
 そんで女王になったら奴をぶん殴ってやってこう言いな。
 『殴り返してみろよ』ってな」

親父はニヤリと笑う。
かっけぇな親父。
まぁリヴァイが小賢しい話を持ちかけてきたら、百戦錬磨の親父はリヴァイを警戒し、
却って、うまく立ち回ろうと保険をつけるような事してたろうな。
手の内は全部明かすのがよかったね。

ヒストリアにしたって、調査兵団に入れば巨人に始末される事を見越しての仕打ちだし、
気まぐれで命が長らえたとて、自分の手は汚したくなかっただけで惨い父親だよな。
ヒストリアは父殺しはしないといかんわ、ただのヒストリアから女王の「ヒストリア」になるんで、
結局素の自分でいられたのは僅かしかないが、兵士のままだとジリ貧なので、
女王になった方がマシだろうな。
ユミルがまだいて、この班にいたら、一体どんな顔をしたか、どんな事言うか聞いてみたいねぇ。
今度こそ自分の為に生きろよとユミルは願ったが、さて、ヒストリアは「ヒストリア」を演じたまま、
自分の為に生きられるのかな?
これが役目とか任務とか義務でなく、自分自身がやりたくてやると思える日が来るといいが。

ヒストリアは落ち込んだままなんで反応ないが、エレンが勇気づけるように笑う。

「…はは、そりゃいい!
 なぁ?やってみろよ、ヒストリア。
 兵長、どんな顔するだろうな」

その隙に倅は外へトイレ。
こういう分岐は運命を分ける。
映画だと、トイレや煙草に行く雑魚は必ず死ぬ(^▽^;)
さて、せがれは…?

リーブスはおっと忘れちゃういけねぇとポケットを探ると
ごくごく小さなナイフを10本ほどエレンに見せる。
指でつまめるほどの大きさ。
それをエレンの両手、両足、舌の裏にも仕込む。
いざって時、巨人になる為だね。

「お前を捕まえろと言われた時、決して切り傷はつけるなと無茶言われたが。
 ほら嬢ちゃんもだ。
 バレねぇようにな」

ヒストリアの指にもナイフを仕込む。

「いざって時が来たら、誰でもいいからエレンに傷を入れる…。
 そりゃ計画が破綻した時か、レイス卿の元に辿り着き、
 その場を制圧する時だ」

まぁ、ふつーエラいさんの前に行く前にボディチェックしないなんてありえないから、
この程度は向こうも予想してるでしょうけどね。
他に手は打ってるよね?

そこへ商会の男が呼びに来る。

「会長! 憲兵が来ました」
「何? 予定よりもずいぶん早ぇな」

予定よりずいぶん早いってフラグなんだけど…(^▽^;)
リーブスは慌ててエレンの口に布で猿ぐつわを噛ませる。

「準備が早くて助かったなぁ、クソガキ共。
 こっからはお互いに組み合う仲だぜ」
「ん!」

さて、第一憲兵お出迎え。
黒いスーツに黒コート、黒の帽子。
長身で頬がこけ、髭の男が一人坑道に入ってくる。

「よくやったな、リーブス」

まず男はエレンに目もくれず、ヒストリアに声をかける。

「よぉ」
「……」
「俺を覚えているか?」

その呼びかけに初めてクリスタは顔を上げる。

「クリスタ・レンズ。
 お前に新しい名前がつけられた時、そこにいた者だ」

母の首にナイフを当てて、掻き切った男。
クリスタの目の前で。
あの鮮血の記憶を思い出し、クリスタは真っ青になる。
あの時、男から頭を掴まれ、次の番というようにナイフをかざされたのを覚えている。
恐怖でクリスタは目を見開いたまま俯いた。

「5年ぶりだな、クリスタ・。
 大きくなりやがって…。
 …イヤ、大して変わってねぇな…」

家畜を品定めするような口ぶりに、エレンやリーブスも沈黙する。
この男は人殺しを物ともしない暗殺者だ。

(やっぱり第一憲兵がヒストリアの母ちゃんを殺した奴らなのか…)

黒づくめの男は顔を上げた。

「なぁリーブス、話がある…。来てくれ」
「そりゃ何でしょうな。
 まともな金を払ってくれる気になったってヤツですかい?」
「あぁ…大した仕事ぶりだ。
 今後とも仕事を頼みたい」

二人が出ていくと入れ違いに、男女が入ってくる。
一人は黒づくめの男。女はローブ姿でフードをかぶっている。

坑道から出て、リーブスは驚いて指差した。
装飾を施した立派な馬車が止まっている。
どう見ても、王族や貴族が乗るキャリッジだ。
リーブスには古びた幌馬車を用意しろと命じていたのに。
こんな僻地なのに、明らかに目立ちすぎるだろう。

「あの馬車は?」
「ん…?
 俺達が乗って来たもんに決まっているだろ?」

男は森の奥へ向かっていく。
長身なので足が早い。
リーブスは慌てて追った。 

「ガキ共を運ぶ用に俺らに用意させた品はどうするつもりで?」
「山道を行くんだ。これの方がいい。
 そういって買わせるつもりだろ、リーブス。
 まったく商人ってのは信用ならねぇなぁ」

森のやや奥までくると男は立ち止まった。

「ところでリーブス。
 リヴァイ・アッカーマンって男を知ってるか?」

リーブスはちょっと考え

「リヴァイ・アッカーマン?
 フルネームは初耳だが、そりゃ調査兵団の、あのリヴァイ兵長のことかい?
 そいつなら知らねぇ奴の方が珍しい。
 何より俺らの命を狙ってるような人物だ。

 今ごろ攫われたガキ共を血眼になって探してるだろう…。
 奴らを何とかしてくれるんでしょうな?」

それには答えず、男はポツリと呟いた。

「リヴァイには色々教えてやったもんだ」
「え?」
「あのチビは俺の誇りだよ」

男はゆっくりとリーブスの背後に回ると、口を押え、いきなり
取り出したナイフで首を掻き切った。
余りの早業にリーブスは何が起こったのすら解らない。
ただ、呼吸をしようとしても傷口から空気が漏れ、血が溢れていく事をようやく知るだけだ。
愕然とするリーブスの耳元に男は囁いた。

「だがこうなったのは…俺の責任だよなぁ…」

リーブスを草むらに落とすと、背後から部下の女性が近づいてきて報告した。

「アッカーマン隊長。
 やはり二人共、複数の刃物を仕込んでいました」

「……!? ……!!」

せがれは大きな木の裏にしゃがんで、全てを聞いていた。
悲鳴を上げないよう、両手で口を押え泣きながらも小者に出来る精一杯の事をしていた。
ピクリとでも動けば殺される。
いや、プロ相手に気配を殺せるわけがない。
男が鮮血のナイフを持ったまま、木の影から現れるかも知れない。
それでも、倅は震えながら沈黙していた。

奇跡なのか幸運なのか、それとも故意なのか。
彼らは倅の存在などないまま話を進める。

「だと思ったぜ! まったく…。
 商会の連中は全員死んだか?」
「はい、3人で全員のようです」

女は答えた。
目隠しされ、棒を噛まされ、両手まで完全に封じ込まれて、完全に縛り上げたエレンとヒストリアを
黒づくめの男達が馬車へ運び込む。

男は最後にまだ首の傷を押さえてもがくリーブスに一瞥をくれた。

「リーブス…かわいそうに。
 調査兵団に殺されちまったな」
「はい、かわいそうですよね」

女は形式的に頷く。
つったって、前回の作戦でリーブスを始末するつもりだったろうから、
調査兵団に関わったり協力したからでなく、
政府の汚い仕事を依頼された時点でリーブスの運命は決まっていたのだろう。
褒美はたぁんと用意してるぜ程アヤシイもんはねぇ。
しかもこれを全部調査兵団に擦りつけて、合法で潰す気だから性質が悪い。
国と戦うのは、まず勝ち目のない相手と戦うもんだから始末に負えない。
何せ、黒づくめ達も「誰かのせい」にしちゃうから罪悪感ないし。

男は部下に命じた。

「道中は対人立体起動装置を常備しろ」
「了解です」
「あんな武力持った集団を放っておくのは考えもんだったが、
 ようやく俺ら対人制圧部隊の本領が発揮されるな」


馬車の暗闇の中に囚われて会話も出来ないヒストリアとエレン。
本部でシャツを着替えるエルヴィン。
木陰で作戦経過中のリヴァイ。

リーブスさああああああああん(´;ω;ï½€)

次号は対人戦闘集団VS対巨人戦闘集団!!
(ノ゜οã‚œ)ノ オオオオォォォォォォ-

リヴァイのフルネーム出たよー!!
今まで何で彼だけないんだろーと思ってたら「アッカーマン」ですと!?
それってミカサと同じ苗字じゃん。
でも、リヴァイ、ミカサの名前知ってるだろうに何にも言わなかったよね?
他の団員だって、ミカサって兵長と同じですよね、親戚ですか?とか言わないよね?
わざわざ同じ苗字にしたのは何か理由があるんだろうけど。

可能性を考えてみる。

1、アッカーマンは実はよくある苗字。
  鈴木や田中みたいにクラスに一人か2人、町内に何軒かいるほどありふれているので、
  苗字でなく、名前で呼ぶことが多い。

2、隊長と兵長は師弟関係。
  隊長が勝手に自分と同じ苗字で縁組しようとしたが、兵長が嫌がって捨てた。

3、隊長と兵長は親子。
  隊長が昔、女遊びの挙句、赤ん坊兵長をスラムに捨てる。
  故あってお互い気づかぬまま仔リヴァイを拾い、鍛え上げてる途中で親子だと解ったが、
  捨てられた過去を兵長が嫌がり、飛び出した際、苗字も過去も捨てた。

4、実は人類最強の男女に贈られる記念の苗字(笑)
  もしくは肉体のリミッターを消せる伝説の血統の通称。
  スタンドを使えるとか、何かジョジョ家みたいな。

5、彼らはアッカーマン四天王。当然、ミカサパパも実は強…(^▽^;)
  「フフフ、奴は我らアッカーマン四天王の中では最弱」

6、隊長とミカサのパパが兄弟、もしくは親戚。
  もしくはミカサとリヴァイは年の離れた生き別れの兄妹。
  本当はミカサのパパは隊長の方だったが、母親ごと呑気な弟に押し付けた(えー)

7、本当に単なる偶然。
  アッカーマンだけど、字の綴りが違うとか。
  「渡辺」「渡部」「渡邊」みたいな(笑)


3が兵長の潔癖症を考えるとこれが一番可能性高いかな?
もし、隊長の手元にいたとしてもそこまで長期な気がしないが。
でも、俺の誇りとか言ってるから、それなりに嬉しいんだな、隊長(*´â–½ï½€ï¼Š)
容赦はしないけどね。

でも、師弟関係とかリヴァイにはそういうの出して欲しくなかったなー。
実は特殊な訓練を受けていましたとか、そんな「ワンダと巨像」(笑)
何か知らんけど兵長強ぇぇでよかったのにな。

しかし、対人立体起動かー。凄ぇな。
100年間、ほぼ使う機会がない絶望的な兵器だったろーな。
人間相手なら、銃とかナイフとかで充分だもん。
やっと使えるぜ、ひゃっほい!と番組終了後、隊長や隊員が小躍りする姿が見えるようです(笑)
かわいいな、隊長(*´â–½ï½€ï¼Š)

リーブスさん、かっけぇ渋い親父だったのにぃ(´;ω;ï½€)
残念だ、倅があんなだから残念だ。
しかし、何故倅はバレなかったのか?
密告者はふつー殺すよね。
何かかわいそうなんで見逃してもらったなんてありえないしなぁ。
…隊長たちがちょっと抜けてるなんて思いたくないんだが(倅、素人だし)、
うっかりしてたのか。
到着する前に斥候が現場や人数確認とかしないのか?
リーブス商会は素人だが、調査兵団はプロですぜ?
まさか、そんな抜けた事はしないだろ。

憲兵への引き渡しをリーブス商会に丸投げする訳ないし、
リヴァイ達の誰かが、この様子を何処かで監視してる筈だし、
正直「人数は3人です」という、このフードの女性が一番アヤシイんだけど。

まぁ、倅はこれで奮起して、兵長の為、義商となって身代吐き出して戦って欲しいです。

ところであっさりリーブス商会との密約がバレてますが、やっぱ調査兵団内に裏切者がいるのか?
今回、関わった人数は少ない筈だが、この中にいるのかね?
ただ、ピクシス司令も関わってるから、駐屯兵団内部だって考えられる。
家族人質に取られたとか、命握られたら、むしろ駐屯兵団の方がアヤシイけど。

やはり人間同士の戦いの方がキツイわ。
仲間を疑うのはイヤなもんだし(´;ω;ï½€)

ああ、次号が早く読みたいなぁぁあ。



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