きのう、ライン川沿いの小さな町 Boppard に行ってきました。
この 博物館 で、19世紀から20世紀にかけてこの町の主力生産品のひとつだった木の家具や籐椅子を保存展示していると聞いて行ったのです。
博物館の中からライン川を行き来する船や対岸を走る列車などを見られる大きな窓がある。
木の家具は 1860 年代のもの。籐椅子は 1880 年のものだそうです。
博物館の建物そのものが 13 世紀中頃から作られ始めてあとでいろいろ付け足されているようです。狭い螺旋階段を息をきらしながら登って塔のてっぺんから見る外の景色は格別です。
家具のデザインを見るのが目的だったんですが、たまたまその博物館で開かれていた Frank Kunert さんのちょっとシュールな展覧会がけっこう面白かった。ミニチュアの風景をつくってそれを撮影したものですが、ブラックユーモアが効いています。たとえば こんなの とか。
実際のミニチュアも展示してあって、ワインのボトルなんか高さ 10 mm くらいです。じっと見ているとその世界に引き込まれます。
窓の外の本物の風景もミニチュアに見えてきた。
ここではっと気がついた。上の写真の壁に描かれている文字の書体と、Kunert さんの この作品 の書体はおんなじ Rossetti だ。
なんだか現実だかミニチュアの世界だかわからなくなってきた。
(8月6日追記)
記事に Rossetti というデジタルフォントの名前を書きましたが、このデザインの元は19世紀末の活字書体の Harrington らしいです。関連記事のリンク先 など情報を提供してくれた Akira1975 さん、ありがとうございます!
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