2013-12-16 ターナー展 日常 絵・写真 病院へ。きょうは採血と心電図も。そのまえに上野の東京都美術館で『ターナー展』を見る。ふだん月曜は休館だが、会期末のきょうは特別に開館。間に合ってよかった。さながらターナーのターナーによるターナーのための展覧会という趣だった。会場を順路に従って進めば進むほど、どこまで行っても、見れども見れどもターナーで、圧倒的ターナー、「出たなー」とダジャレのひとつも言いたくなる、まさにターナー尽くしだ。お腹いっぱい。ターナーといえば僕は、ちょっと大きめの個人病院の待合室とかに飾ってある複製の風景画、というイメージがあった。あるいは、今年の梅雨の終わりごろ東京藝術大学美術館の『夏目漱石の美術世界展』で見た《金枝》や、今回出展されている《チャイルド・ハロルドの巡礼－イタリア》など、例の『坊ちゃん』で有名になったターナーの松といわれる絵をすぐさま思い浮かべる。い