2011年02月07日22:37 カテゴリ年金＆福祉医療　[edit] 借金に頼った福祉の弊害は、社会全体が多重債務者になることだ（その６）　社会福祉を支えるヒト・モノ・カネ（その一）医療保険 前回までに書いたことは・・・・（１）福祉を支えるには資金が必要だ。（２）資金とは、社会に蓄積された余剰資金（＝今日の衣食住を賄って残った分）である。（３）余剰の蓄積には、他者から搾取していた分が、少なからずある。（４）今後の先進国は、他者（とりわけ非先進国）から搾取する余剰分が減少するので、過去よりも少ない余剰で福祉を支えることになる。・・・という事を書いた。 日本が直面している問題は、「福祉を支える資金をねん出する難易度が高まる時代だ」と言う意味で、２１世紀の先進国に共通する問題だ。 ｢福祉は"どういう制度・どういう仕組み"で実施するのか？｣に焦点を当ててみたい。 「福祉の適正水準はどの程度か？」