【ソウル＝豊浦潤一】韓国政府は５日、内乱陰謀罪で公判中の李石基(イソクキ)議員が所属する親北朝鮮の左翼政党・統合進歩党の解散審判を憲法裁判所に請求した。 政党の解散審判は１９８８年に憲法裁判所が設立されて以来初めて。選挙によらない強権的な手法に批判も出ている。 同党所属の国会議員６人が議員特権を利用して情報収集していたことや、同党が過去２年間に１００億ウォン（約９億２０００万円）近い政府の補助金を受けたことに批判が集まっていた。 一方、昨年末の大統領選で国家機関が朴槿恵(パククネ)大統領に有利な工作を行ったとして野党が政権批判を強める中、政権が局面転換を図ったとの見方も出ている。 黄教安法相は５日、記者会見で審判請求の理由を説明。同党の綱領や目的が「北朝鮮式の社会主義を追求」しており、活動も「北朝鮮の対南革命戦略に従っている」と断定した。 李議員はソウルで５月、地下組織メンバーを集め、国内

中国人はこのほど日本の繁華街の池袋で、70年代の文化大革命をテーマとするレストラン「東方紅」を密かにオープンした。開店後1ヶ月の店内のあちこちには毛沢東主席の絵が飾られており、店員は「為人民服務」（人民のために奉仕する）と書かれた赤い腕章をつけ、標準的な紅衛兵の出で立ちだ。

先月３１日に開かれた秋の園遊会の会場で、山本太郎参議院議員が天皇陛下に手紙を渡したことについて、宮内庁の山本次長は５日の定例の記者会見で、「場にふさわしくなく、天皇陛下には届けていない」と述べました。 会見で山本次長は、天皇皇后両陛下主催の園遊会について「各界で活躍したり功績を挙げた方を招いて、苦労をねぎらったり歓談される場所だ」としたうえで「あのような手紙を差し出すのは、場にふさわしくない。常識的に判断されるべきことだと思う」と述べました。 そして「今後、同じような状況で同じようなことが行われれば、われわれとしても趣旨を生かした行事や催し物を円滑に開きにくくなる。状況や趣旨を踏まえて、それぞれで判断いただくということだと思う」と話しました。 また、手紙の内容については、「私信でもあるので差し控えたい」とし、「手紙は、そうした状況で渡されたものであり、事務方で預かって天皇陛下には届けていな