函館市では、水産業に関連する産官学の研究拠点がことし６月にオープンし、地域の活性化につながると期待されています。 ことし６月にオープンするのは、函館港で建設されている「函館市国際水産・海洋総合研究センター」です。 これは、函館市が、主力産業である水産業に関連する産官学の連携を促すことで、あらたなビジネスを発掘し、地域活性化につなげようと、４５億円かけておととしから建設を進めているものです。 この施設には、３１の研究室や共用実験室、それに３００トンの大型水槽などがあり、すでに北海道大学や、地元や札幌それに東京の企業などあわせて８つの団体が入ることが決まっています。 函館市では、研究開発費などの資金集めを進めたり、入居者どうしの連携を促すことで、地元の水産物を活用した新商品の開発などにつなげてもらいたいと考えています。

北海道エアシステムは2013年12月20日から2014年1月5日までの年末年始期間の利用実績を発表しました。 提供座席数は10,512席、旅客数は6,764人で、搭乗率は64.3％でした。座席数は前年比98.6％と減少しましたが、総旅客数は138.7％でした。 旅客数は丘珠発着釧路、函館、利尻線、函館/奥尻線ともに前年と比べ増加。丘珠/三沢線は搭乗率64.3％で、全路線で2番目に高い搭乗率を記録しました。

ブナ種子１１年ぶり「豊作」　６地点中、島牧で　林試道南支場の調査 （01/06 16:00） 【函館】道南のブナの森づくりに役立てられる種子（実）について、道立総合研究機構・林業試験場道南支場（八坂通泰支場長）は、６調査地点（渡島、檜山、後志管内）の２０１３年の作柄をまとめた。賀老の滝（島牧）が「豊作」で函館、上ノ国、黒松内が「並作」、恵山、乙部は「凶作」。豊作を記録したのは、０２年の４地点以来１１年ぶりとなった。 ６地点にあるブナの木の周辺１０カ所に捕虫網のようなシードトラップ（種子捕獲器）を設置し、落ちてきた種子を調べた。 虫食いや未熟なものを除く健全な種子が、１平方メートル当たり２００個以上あると豊作、２００個未満５０個以上だと並作、５０個未満は凶作。結果は賀老の滝２０６個、上ノ国１６９個、黒松内１１６個、函館１０３個、恵山３０個、乙部２１個だった。 ブナ種子は近年、不作が続いており

沖縄の怒りと苦悩に追る　映画「標的の村」、函館で３月上映 （01/06 16:00） より多くの人に鑑賞してもらおうと意見を出し合う実行委のメンバー 【函館】米軍新型輸送機オスプレイの配備に抗議する沖縄の人々の怒り、苦悩を追ったドキュメンタリー映画「標的の村」の函館上映に向けて実行委（徳永好治代表）が発足し、９日からチケットを販売する。上映会は３月２日に函館市亀田福祉センター（美原１）で開く予定だ。 「標的の村」は、琉球朝日放送（那覇）が昨年の日本ジャーナリスト会議（ＪＣＪ）賞などを受賞したドキュメンタリー番組を映画化。全国で上映されて１万５千人が鑑賞し、山形国際ドキュメンタリー映画祭では市民賞と日本映画監督協会賞を受賞した。 琉球朝日放送の三上智恵監督らは２００６年から取材を続け、オスプレイの離着陸帯建設に反対する沖縄県東村・高江の住民を追った。工事を止めようと座り込む住民を国が訴えた裁

ZOOM IN ナウ！ 今、気になるニュースや知っておくべきテーマについて深掘りしてお届けします。 NEW 16回/全35回 キャリア 2024.12.02 働く女性の「快適生理」マネジメント術 働く女性の半数が、生理が辛くて仕事中に困った経験があり、7割の女性が生理中は仕事の効率が落ちると感じています。でも「これは女性だから仕方がないこと」とあきらめていませんか。実は、生理の悩みは改善でき、もっと快適に過ごせるのです。女性の働き方改革のカギを握る「生理の上手なマネジメント術」をお伝えしましょう。 NEW 健康・美容 2024.11.29 door to door 「人生の新たな扉を開けた挑戦者たち」に迫ります。一歩を踏み出す不安とどう向き合い、葛藤をどう乗り越えたのでしょうか。そして、彼女が扉を開けた理由はーー。 NEW 46回/全60回 キャリア 2024.11.25

函館市と青森県青森市、弘前市、八戸市の４都市でつくる「青函圏観光都市会議」が、北海道新幹線開業後の２０１６年度に合わせ、４市全体で「青函圏博覧会」（仮称）の実施を計画している。４市の代表的な観光地やイベントを、それぞれパビリオン風に見立てて通年で紹介し、観光客らが各地域を周遊できる取り組みを目指していく。 ４市は昨年３月、１５年度の北海道新幹線開業を見据え、都道府県の枠組みを超えて連携し、広域観光を推進しようと同会議を設立。工藤寿樹函館市長、鹿内博青森市長、葛西憲之弘前市長、小林眞八戸市長が共同代表に就任している。昨年は観光ポスター作成をはじめ、青森県の３市が「はこだてグルメサーカス」に参加したり、９月からは周遊キャンペーンなども展開している。 「博覧会」は何らかの施設を建設するのではなく、今ある観光資源や施設、イベントに磨きをかけることで、国内外の観光客へのアピールを強める狙いがある。

ＮＰＯ法人市民創作「函館野外劇」の会（中村由紀夫理事長）は、毎年夏に五稜郭公園で開いている「函館野外劇」の水上舞台を、新工法で設営することを検討している。２月にも決定する見通しだ。 水上舞台はこれまで、潜水作業員が鉄パイプを水底に打ち込んで骨組みを作っている。しかし、東日本大震災の影響で潜水作業員の確保が難しくなり、その経費もかさんでいる。 同ＮＰＯは、野外劇大使を務める室蘭工大教授の加賀壽さんを介して、西胆振の異業種交流団体「産学交流プラザ『創造』」（北山茂一会長）に新工法のアイデアを求め、無償で新たな舞台設営法の提案を受けた。 新工法は、発泡スチロールを使った「浮桟橋方式」。桟橋の上から水底に舞台を固定する鉄パイプを打ち込むことができ、潜水作業員を使わずに作業ができるという。「野外劇の３０人程度の踊りにも十分に耐えられる設計。費用も大幅に軽減される」と北山会長。 同ＮＰＯの里見泰彦事務

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渡島、桧山管内各市町の特産品を一堂に集めた「道南うまいもの大会」が５日、丸井今井函館店（函館市本町）で始まった。東北の食を紹介する「東北味めぐり」も同時に開かれ、両地域の自慢の味覚を求める客が大勢訪れた。９日まで。 催事には渡島総合振興局が協力。北海道新幹線開業まで２年余りとなり、東北を今まで以上に身近に感じてもらおうと、初めて同時に開いた。道南３５店、東北は１７店が参加した。 岩手県釜石市のワカメ製造リアス海藻店は、水で大きく戻る三陸さしみわかめを販売。同店の原友一さんは「東日本大震災では大きな被害を受けたが、立派なワカメを持ってきました」とアピール。山形県のゆたか屋は西洋ナシで作ったラ・フランスジュース、県内で栽培された枝豆「秘伝豆」を並べて人気を集めた。 一方、道南は阿さ利本店（函館市）が初出店で特製すきやき弁当を提供。瑠瞳（木古内町）のはこだて和牛弁当、北洋堂（松前町）の焼皮さくら

「弘前バル街」次回は2月1日 （01/06 11:02） 「弘前バル街」のチラシやパンフレット 飲み食べ歩きのイベント「弘前バル街VOL.6」が2月1日、弘前市内各地で開かれる。冬場の開催は2013年に続き2回目。 5枚つづりのチケットを買い求め、1枚でドリンク1杯とピンチョス（小料理）を飲食してさまざまな店を巡ることができる。初参加の12店を含め、計74店が参加する。函館市の料理人集団「函館バル街　クラブ・ガスバリ」と、青森市のフレンチレストラン「エヴィエ」（初参加）が、ホテルニューキャッスル内に臨時出店する。 弘前市百石町の「かだれ横丁」前に、フィリピンの台風被災地への支援募金を呼び掛ける「WFP（世界食糧計画）緊急支援バル」コーナーを設置。募金者にドリンク1杯とピンチョスをサービスする。歌や踊りなどを楽しめるパフォーマンス会場を、かだれ横丁など4カ所に設ける。 前売り券は3500円で

花や野菜も「アウトレット」北海道内で広がる　最大半値、ネット通販も人気 （01/05 07:15、01/05 09:16 更新） 安さで人気の「花のアウトレット市場」＝札幌市中央区北４西１９ 大きさや見た目の違いから、一般に流通しにくかった「アウトレット」の農産物を販売する動きが、道内で広がっている。スーパーなどが低価格を競う中、規格外の農産物は割安感を売り物にして、主に野菜が販売されてきた。最近はアウトレットの花も登場し、「わけあり」品に商機を見いだしている。 花を販売するのは、昨年２月にオープンした札幌市中央区の「花のアウトレット市場」。 店頭には菊やカーネーション、ガーベラなど約３０種類が、一般の市販価格の半値程度で並ぶ。すでに少し花が開き、やや長持ちしづらい物などを、別の業者から仕入れて売る。ただ、「品質に問題はない」（運営会社の伊藤俊幸社長）という。 野菜の廉価販売にも新たな動き

２０１４年度の函館港の客船寄港予定がほぼ固まった。初寄港船は「セレブリティ・ミレニアム」（９万１０００トン）、「ダイヤモンド・プリンセス」（１１万６０００トン）、「シルバー・エクスプローラー」（６０７２トン）の３隻。１１隻で延べ３５回の寄港は過去最多で、４月５日から１０月３日まで、毎週のようにさまざまな客船が楽しめる１年となる。 寄港数の大幅増はプリンセス・クルーズ社による国内発着の定期クルーズ実施によるもの。「サン・プリンセス」（７万７４４１㌧）が１３回、「ダイヤモンド｜」が８回の寄港を予定する。 初寄港となるセレブリティ・クルーズ社（米国）の「セレブリティ・ミレニアム」は２０００年に就航したことから「千年紀」を意味する名を持つ。極東・大西洋横断クルーズとして、横浜港を出港した後に、５月１２日に寄港し、カナダのバンクーバーを目指す。同船は９月にも函館に立ち寄る。 このほか、外国船では２０

函館市は今秋、市内の介護施設でのボランティア活動に対して換金できるポイントを付与する「介護支援ボランティア制度」を始める。ボランティア手帳の作成などの準備を経て、１０月から本格的に行う。 高齢者自身の社会活動を通じた介護予防や健康増進を図ることがねらい。同事業は２００７年に東京都稲城市が最初に導入。ここ数年で全国的に広まり、道内では苫小牧、札幌が取り入れている。 ポイント事業の参加対象は６５歳以上の市民。活動内容は、電球の交換や入所者の話し相手など。活動１時間が１ポイント＝１００円程度に換算され、１日２ポイントが上限。年額の上限額は５０００円程度を予定している。毎年１～１２月にポイントをためて、翌年１～３月に換金でき、ポイントはボランティア手帳にスタンプを押印する。 今後は受け入れ施設を募集後、８～９月にボランティアの募集、事業の仕組みや内容を学ぶ研修会を開き、１０月から先行的に行う予定。

道南の三が日人出、初売りとスキー人気　初詣は減少、計８万4860人 （01/05 12:06） 騎馬参拝を見るため、大勢の参拝者が訪れた函館八幡宮 【函館】今年の正月三が日の道南は強風や降雪に見舞われ、初詣の参拝者数は減少した。その一方で函館市内のデパートの初売りが人気を呼び、七飯町内のスキー場も前年を上回る入り込みでにぎわった。 道警函館方面本部のまとめで、三が日に道南の主な１２神社を訪れた参拝者は、前年比６８６０人減の８万４８６０人だった。最多は函館八幡宮（函館）の約２万６千人。次いで湯倉神社（同）には２万５千人が訪れ、亀田八幡宮（同）は２万３５００人だった。 ２日に初売りを行ったデパートは例年並みの売り上げを確保。丸井今井函館店は「調味料がセットになった１０５０円の福袋など、食品系の福袋が好調だった」と話す。棒二森屋は「天候が比較的良かった３日は多くの来店客があって、売り上げが前年同

５世代が撮影　懐かしの函館　帰省時期に展示会 （01/04 16:00） 函館の歴史を写真で楽しむ来場者たち 【函館】函館在住の写真家５人による合同展「はこだて５世代の写真展」が３日、市内若松町の棒二森屋で始まった。ＪＲ函館駅周辺や西部地区の街並みなど懐かしい風景を楽しむ人でにぎわった。 お正月に函館に帰省した人らに楽しんでもらおうと企画。会場では、歩行者天国でにぎわう大門地区の様子など、２０代から８０代の写真家５人の作品約２００点を展示している。 友人と訪れた市内の工藤玉枝さん（７５）は「全部が懐かしいです」と、旧ＪＲ函館駅やイカを干す風景を収めた作品などを眺め、思い出を語り合っていた。 入場無料。午前１０時～午後７時（最終日の５日は午後５時）。 前の記事 次の記事