喪主の決め方、やること 葬儀を行うにあたり、残された家族、つまり遺族の中から、「喪主」（もしゅ）を決めることになります。喪主とは、遺族の代表者であり、葬儀・葬式の主催者（最高責任者）となります。弔問客を受けるのが主な務めとなります（実務は葬儀社が行います）。 喪主の選び方ですが、故人ともっとも縁の深い人を選ぶのが通例です。配偶者がいれば配偶者、配偶者が亡くなっていれば長男、または同居していた子供が喪主になります。優先順位は、配偶者、長男・長女（嫁いだ娘もOK）、故人と同居していた子供、故人の親友といった感じです。 喪主が葬儀・葬式を通じてやる主な仕事は、僧侶や弔問客への対応です。葬儀の実務的な仕事は葬儀社や世話役が行います。喪主の仕事を具体的に挙げると、日時の決定、親族・知人・僧侶への連絡、備品・返礼品・料理の手配、僧侶・弔問客の接待、お通夜・告別式での挨拶、金銭の管理、葬儀終了後の後片付

特徴火葬場なので、直葬（火葬式）を行うことが可能です。宗教・宗派を問わず利用できます。さいたま市による管理です。市営斎場なので、斎場係員へ寸志（チップ）は不要です。葬儀の執り行いは、別途葬祭業者に依頼することになります。ペット（小動物）の火葬も可能です。 さいたま市大宮聖苑（おおみやせいえん）は、埼玉県にある火葬場です。所在地は、埼玉県さいたま市見沼区染谷2-350-1です。アクセス（行き方）は、JR大宮駅から7km、車で25分です。施設は、火葬炉10基、待合室10室、霊安室、売店です。駐車場は、乗用車50台、マイクロバス10台です。休館日は、友引、1月1日～3日です。 火葬専用施設なので、お通夜・告別式を行うなら別の式場で行います。さいたま市大宮聖苑のみで直葬を行うことは可能です。原則として、宗教・宗派の区別なくご使用いただけます。市営斎場なので、斎場係員は公務員であるか、公務員に準じる

アクセス九州自動車道熊本インターから県道103号（通称第1空港線）を空港方面に向かい、熊本県果実連工場の先、「中原（空港）」バス停手前を右折又はJR三里木駅から約5キロ、車で約10分 特徴火葬場があるので、直葬（火葬式）が可能です。宗教・宗派を問わず使用できます。熊本市による管理です。市営斎場なので、斎場勤務者へ寸志・お清めは不要です。 熊本市斎場（くまもとしさいじょう）は、熊本県にある斎場（葬祭場）です。住所は、熊本県熊本市東区戸島町796番地です。アクセス（行き方）は、九州自動車道熊本インターから県道103号（通称第1空港線）を空港方面に向かい、熊本県果実連工場の先、「中原（空港）」バス停手前を右折又はJR三里木駅から約5キロ、車で約10分です。 火葬場があるので、直葬（火葬式）が可能です。どのような宗教・宗派でも、原則としてご利用いただけます。市営斎場なので、斎場勤務者は公務員である

特徴火葬場なので、直葬（火葬式）を行うことが可能です。宗教・宗派を問わず利用できます。盛岡市による管理です。市営斎場なので、職員へ心づけは不要です。葬儀の執り行いは、別途葬祭業者に依頼することになります。 盛岡市斎場やすらぎの丘（もりおかしさいじょうやすらぎのおか）は、岩手県にある火葬場です。所在地は、岩手県盛岡市三ツ割字寺山46番地4です。アクセス（行き方）は、JR盛岡駅から4km、車で20分です。施設は、火葬炉9基、胞衣炉1基、告別室2室、収骨室3室、待合室（洋室）6室、待合室（和室）2室。授乳室1室、幼児コーナー1室です。駐車場は、鉄骨造152台、屋外10台、マイクロバス3台です。休苑日は、12月31日～1月2日、毎月第2日曜日です。 火葬専用施設なので、お通夜・告別式を行うなら別の式場で行います。盛岡市斎場やすらぎの丘のみで直葬を行うことは可能です。原則として、宗教・宗派の区別なく

特徴火葬場があるので、直葬が可能です。宗教・宗派は問いません。延岡市・株式会社南日本環境センターによる管理です。公営斎場なので、斎場勤務者へ心づけは不要です。 延岡市斎場 いのちの杜（のべおかしさいじょういのちのもり）は、宮崎県にある斎場（葬祭場）です。所在地は、宮崎県延岡市熊野江町2985番地です。施設は、大型火葬炉8基（人体炉7基、胞衣炉1基）、告別室3部屋、収骨室3部屋、炉前ホール、収骨ホール、待合ホール（60人収容）、待合個室（和室1室、洋室4室、各32人収容）、大待合室（72人収容）です。駐車場は、普通車36台、バス6台です。 火葬場があるので、直葬が可能です。原則として、宗教・宗派を問わずご利用いただけます。公営斎場なので、斎場勤務者は公務員であるか、公務員に準じるので、斎場勤務者へ心づけは不要です。斎場勤務者は心づけを受け取ることを禁止されています。 延岡市・株式会社南日本環

市川市には市川市斎場があり、市川市民の火葬には専ら市川市斎場が利用されます。遺族（またはそれに準じる、故人の関係者）は、死亡の事実を知った日から7日以内に（7日目が休日の場合、その翌日までに）、市川市役所市民課（または南行徳市民センター、行徳支所市民課、大柏出張所）に、市役所閉庁時は市川市役所守衛室に、死亡届を提出します。死亡届は、死亡届書（医師による死亡診断書／死体検案書）、届出人の印鑑を持参し、市役所の戸籍担当窓口にある死体埋火葬許可申請書を記入し、提出します。故人が国民健康保険に加入していた場合、葬祭費として5万円が支給されます。喪主が市内居住者で、かつ非課税世帯の場合、葬祭費の支給は7万円です。 市川市斎場に火葬炉は10基あり、式場も3室あるので、お通夜・告別式を行うことも可能です。ただし式場は3部屋と少ないので、お通夜・告別式は自宅や葬儀社所有のセレモニーホールを使用することも検

美浜区（みはまく）は、千葉市の行政区のひとつで、千葉市の北西部に位置します。美浜区民の死亡時には、火葬は、緑区にある千葉市斎場が利用されるのが通例です。遺族（または依頼した葬儀社）は美浜区役所に、医師による死亡診断書を提出し（死亡届）、美浜区役所より死体埋葬火葬許可証を受け取ります。千葉市斎場の火葬施設の利用には、この死体埋葬火葬許可証が必要になります。千葉市斎場は、予約を24時間受け付けています（電話番号：043-293-4000）。美浜区民の御通夜・告別式・葬儀式は、千葉市斎場はやや遠方なので、近場のセレモニーホールで行うケースが多いです。千葉市斎場は市営なので、斎場職員は公務員であり、従業員に寸志やお清め（チップ）を渡してはいけませんので、ご注意ください。 美浜区は東京湾の埋立てにより造成されたエリアで、住宅地・商業地区・公園など、いずれも人工的に建設された街といった趣のある一帯です

緑区は、千葉市の行政区で、千葉市の南東部に位置します。緑区平山町には千葉市斎場があり、緑区民が火葬を行う場合、同斎場がもっぱら使用されます。遺族（または遺族が依頼した葬祭業者）は緑区役所に、医師が記載した死亡診断書を提出し（死亡届）、緑区役所より死体埋葬火葬許可証を受け取り、千葉市斎場の火葬施設を利用します。千葉市斎場の予約は24時間受け付けています（電話番号：043-293-4000）。千葉市斎場には式場が4部屋ありますが、お通夜・告別式・葬儀式は、葬儀社所有のセレモニーホールで行うケースも多いです。千葉市斎場は市営施設なので、施設職員は公務員ですので、職員に寸志やお清め（チップ）を渡してはいけませんので、ご留意ください。 緑区の人口は12万人を超えています。かつて村であった地域の統合により誕生した区域なので、自然も多く残っていますが、宅地化が進行中で、工場誘致の動きもあり、依然として人

若葉区は千葉市の行政区のひとつで、千葉市の北東部に位置します。若葉区民が亡くなったときの火葬は、南方で隣接する緑区の千葉市斎場が使用されるのが一般的です。遺族（あるいは依頼された葬祭業者）は若葉区役所に、医者が記載した死亡診断書を提出し（死亡届）、死体埋葬火葬許可証を受け取り、千葉市斎場の火葬施設を利用します。千葉市斎場の予約は24時間受け付けています。千葉市斎場には式場が4部屋ありますが、御通夜・告別式・葬儀式は、自宅や葬祭業者のホールで行うことも多い事例です。千葉市斎場は市営斎場なので、斎場スタッフは公務員であり、従業員に心づけやお清め（チップ）を渡してはいけません。 若林区の人口は15万人を超えます。JR都賀駅を中核として市街地が形成されています。西部にはニュータウンの宅地化が進んでいますが。若林区内には鉄道駅が都賀駅しかなかったため、ニュータウン造成当初は交通手段がバスのみで（また

稲毛区は千葉市の行政区のひとつで、中央区の北に位置します。稲毛区民が亡くなったときの火葬は、千葉市斎場（緑区）が使用されるのが一般的です。遺族は稲毛区役所に死亡診断書を提出し（死亡届）、死体埋葬火葬許可証を受け取り、千葉市斎場の火葬場を利用します。千葉市斎場の予約は24時間受け付けています。市営斎場なので斎場スタッフへ心づけ（チップ）を渡してはいけません。 稲毛区は人口15万人を超える住宅地です。JR総武本線、京成千葉線、千葉都市モノレールが走り、千葉中心部および東京へ通勤する人々のベッドタウンとなっています。区内には千葉大学、千葉経済大学、敬愛大学などの大学もあります。稲毛区にはこのように比較的新しい、近年移り住んできた人々が多く暮らすため、葬儀においても、昨今主流の家族葬がメジャーとなっています。 千葉市稲毛区の葬儀社は、千葉白蓮、やまだ企画、区民葬祭、プレア、富士典礼、セレモ、大東、

花見川区は千葉市の行政区のひとつで、千葉市北端に位置します。花見川区民の火葬は千葉市斎場（緑区）が主に使用されます。花見川区役所に死亡診断書を提出し（死亡届）、死体埋葬火葬許可証を受け取り、千葉市斎場を利用します。予約は24時間受け付けています。市営斎場なので斎場職員へ寸志（チップ）を渡してはいけません。現代では葬儀は葬儀社に一式を依頼するのが通例で、家族葬、火葬を行わない直葬などの需要が高まっています。 千葉市花見川区に本社・支店のある葬儀社は、哀葬社、メモリアル・ニッソー、天昭堂、雅、花商、博全社、新和式典、和光、航、縁（ゆかり）、やまぐち、万葉堂、セレモ共済会、下川造花店、プロペクト、幕張会堂などがあります。 花見川区は、京成本線を主軸とした北部、JR総武線、京成千葉線を主軸にしている南部といったように、南北2エリアに大きく分かれます。区名にもなっている花見川が流れ、流域は今でも緑豊

千葉市中央区民が火葬を行うには、隣接する緑区にある千葉市斎場が使用されるのが通例です。死亡診断書を中央区に提出し、引き換えに死体埋葬火葬許可証の交付を受けます。千葉市斎場で当日火葬を行うには、死体埋葬火葬許可証が必要になります。火葬料金は、12歳以上の火葬で6000円です。式場も千葉市民は安価で利用することができます。ただし式場の数は少数（4室）なので、自宅や葬祭業者のセレモニーホールで御通夜・告別式を行うことも検討しましょう。 千葉市中央区に本店・支店のある葬祭業者は、帝都典禮、仏教徒會舘、ユイ葬祭センター、ソーエン・伊勢源、アート典礼、メモリアル葬祭、常光、ライフランドグループ、博全社などの企業があります。 中央区は、千葉市の行政区のひとつで、千葉市の南方中央に位置し、千葉市役所、千葉県庁を抱える、千葉市および千葉県の行政の中枢です。JR京葉線・総武本線・外房線・内房線、京成千葉線・千

南房総市には2012年10月にオープンした安房聖苑があり、南房総市民が死亡して火葬が行われる場合、この安房聖苑がもっぱら使用されます。安房聖苑は広域連合の安房郡市広域市町村圏事務組合による管理・運営で、同組合は南房総市のほか、館山市、鴨川市、鋸南町が加盟しており、安房聖苑のほかに長狭地区火葬場（鴨川市）も管理しています。そのため安房聖苑は公営施設であり、火葬場スタッフへ寸志やお清め（チップに類する金銭・物品）を渡してはいけません。 南房総市は房総半島の南方に位置し、房総半島最南端の野島崎を有します。南房総のエリアには独特の葬儀風習が残っており、火葬を最初に行ってしまい、御通夜・告別式・葬儀式は火葬後に行うのです。これは、いわゆる前火葬と呼ばれる風習です。昨今、市街地では徐々に家族葬、直葬も増えています。南房総市に本店・支店のある葬儀社は、JA安房、サンワコーポレーション、君商本店などの企業

宮城県仙台市は政令指定都市で、宮城野区、若林区、太白区、泉区、青葉区の5つの行政区から成ります。仙台市には仙台市葛岡斎場（青葉区）という火葬場があり、仙台市民が死亡したときは、主にこの葛岡斎場が火葬に使用されます。家族に不幸があったら、親族は、火葬場を予約し、死亡の事実を知った日から7日以内に、各区役所戸籍住民課（または宮城総合支所戸籍住民課、秋保総合支所税務住民課）に死亡届を提出します（夜間、休日も受付可能）。死亡届には、医師による死亡診断書／死体検案書、届出人の印鑑が必要です。死亡届を提出すると、埋・火葬許可証が発行されるので、受け取ります。埋・火葬許可証は、火葬の当日に必要になります。 2011年3月11日、東日本大震災が発生し、仙台市宮城野区、若林区も沿海部を中心に甚大な被害を受け、約850名もの方が亡くなりました。ご遺体が発見されるケースもあれば、未だに発見されていないケースもあ

平成17年、千葉市斎場（緑区平山町）がオープンし、千葉市民の火葬は現在もっぱら同斎場で執り行われます。千葉市斎場の業務開始に伴い、桜木霊園火葬場は廃止となりました。葬儀は喪主・遺族自らがすべてを自分でやることもできなくはありませんが、一般的には葬祭業者へ任せます。 家族が亡くなったら、遺族は医師に死亡診断書を書いてもらいます。これを千葉市各区役所または市民センターに提出すると（死亡届）、死体埋葬火葬許可証の交付してもらえます（再発行はされませんのでご注意ください）。千葉市斎場での火葬には、この死体埋葬火葬許可証が必要となります。千葉市斎場の予約は電話（043-293-4000）で24時間受け付けています。お通夜・告別式・葬儀式を行う場合、自宅で行うケース、葬儀社のセレモニーホールで行うケース、千葉市斎場で行うケースの3点が考えられます。千葉市斎場の式場は4室で、必ずしも上手く予約が取れると

葬儀社の選び方 葬儀社（葬祭業者）は、できれば生前に選んでおくのがよいでしょう。なぜなら、その方が時間的に余裕があり、悪徳業者を退け、納得のいく選択をできるからです。高齢の両親の死後について事前に子が考えておくケースもあれば、死期が近づいた人が自らの葬儀について調べて決めることもあります。 しかし、えてして人の死とは急にやってくるもの。家族の容態が悪化してある程度死の予兆があったとしても、親しい家族の死後のことはなるべく考えたくないのも人情です。 現代では、死は病院で迎えることが大半です。ここで注意があります。病院に常駐している葬儀社があり、臨終を迎えるとすかさず声をかけてくることがあります。こうした業者は、気分が滅入っている遺族の弱味につけこむ悪質なケースが目立ちます。事前に決めていた葬儀社があれば、きっぱりと断りましょう。また、事前に葬儀社を決めていなくても、病院常駐の葬儀社の言いなり

お通夜・告別式に出席する服装 お通夜、告別式（葬儀）に参列するときの服装は、急な訃報に接して急遽駆けつけるため、平服でよいとされています。かといって、あまりにラフな格好、派手な格好、おしゃれのし過ぎは、人の死を悼む儀式にふさわしくはありません。 なるべく地味な服装にします。靴下は黒い色のものにし、男性の場合、ネクタイも黒にします。最近ではコンビニでも売られているので、手持ちがなくても、すぐ手に入ります。ハンカチ、靴も黒色系にします。女性の場合、お化粧は派手にせず、アクセサリーは極力控えます。数珠を忘れないようにしましょう。 礼服（喪服）では、あらかじめ死亡を予期していたと解釈できるため、避けられてきましたが、近年はあまり気にされません。地味な服装に迷ったら、礼服（喪服）でもかまわないでしょう。

宮城県の葬儀費用平均は、117万2845円（2011年 全国儀式サービス調べ）で、全国20番目（47都道府県中）の高さです。仙台を中心に、東北地方の中では有数の家族葬が増えているエリアです。 宮城県には、27件の火葬場があります。東松島市の新火葬場（旧・河南地区衛生処理センター跡地）が平成27年に完成予定です。 宮城は東部は太平洋に面して美しい三陸海岸を有し、西部は山岳地帯でスキー場もあれば、景勝地もあり、仙台は東北最大の都市であり商業・娯楽産業・教育も活発です。そんな宮城県を、2011年3月11日、東日本大震災が襲いました。女川、仙台、多賀城といった地域を大津波が襲い、松島の景勝も津波に呑み込まれ、大被害をもたらしました。多賀城の工業地帯が炎上している様は報道でもよく目にされたことでしょう。女川のように、連絡手段が途絶え、しばらく状況がまったく伝えられないエリアもありました。 沿岸部では