「EasyBCD」は、Windows Vista以降に搭載されたブートローダー“Windows ブートマネージャ（Bootmgr）”の設定をカスタマイズできるソフト。寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vistaで動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。 ブートローダーとはWindowsを起動させるプログラムで、1つのPCに複数のWindowsがインストールされているマルチブート環境では、起動OSを選択する機能も担当している。Windows Vista以降のOSでは、ブートローダーの設定はBCD（Boot Configuration Data）ストアと呼ばれる領域に保存されるようになっており、これを編集することでブートローダーをカスタマイズすることが可能。 しかし、編集するには通常、専用のコマンドラインツールを使用する必要があり、慣れないユーザーには

Windows Server 2003以前のOSでは、システムがブートする場合にはシステム・ドライブのルートに置かれた\boot.iniというテキスト・ファイルを参照していた。これに対してWindows VistaやWindows Server 2008では、Windows OSのブート・メカニズムが抜本的に変更され、ブート時に使用する情報はBCD（ブート構成データ）ストアに格納されている。 ブート構成データ エディタについてよく寄せられる質問（TechNetサイト） これに伴い、ブート情報を変更する方法も以前とはまったく異なっている。通常はこれらの情報を変更する必要はないだろうが、例えば1台のコンピュータに複数のOSをインストールした場合には、変更したくなるだろう。例えば、実験などの目的で32bit版のWindows Vistaと64bit版のWindows Vistaを1台のコンピュー

コマンドプロンプトでカレントディレクトリを変更する際、どんな操作をしてらっしゃいますか？ CDコマンドを何度もたたいていますか？ 何らかのツールを利用していますか？ コマンドプロンプトで、カレントディレクトリの変更を面倒に感じていた方は多かったのでしょう。 Windows VistaのWindowsエクスプローラには、コマンドプロンプトでカレントディレクトリの変更をしなくても済む、隠しコマンドが用意されています。 ▼操作方法：現在のフォルダをカレントディレクトリとしてコマンドプロンプトを開く Windowsエクスプローラ上の何もないところで ［Shift］キーを押しながらマウスの右ボタンをクリック ↓ 表示されたショートカットメニューから ［コマンドウィンドウをここで開く］をクリック Windowsエクスプローラで［Shift］キーを押しながら右クリックすると、下図のように［コマンドウィン

先日 1/10 (運悪く出張初日だった *_*) に、 レッツノート CF-R6MWVAJP のハードディスク・ドライブ (以下、HDD と略記) が 回転しなくなり (スピン・アップしない) 往生した。 電源を入れても、 BIOS が Phoenix TrustedCore(tm) NB Copyright 1985-2004 Phoenix Technologies Ltd. All Rights Reserved Copyright (C) Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. 2007 BIOS Version 1.00-L13 CPU = 1 Processors Detected, Cores per Processor = 2 Intel(R) Core(TM) Duo CPU U2400 @ 1.06GHz 2048MシステムRAM

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1月30日、ついにWindows Vistaが発売される。2001年11月のWindows XPリリース以来、実に5年ぶりとなる新世代OSだ。そこで今回はWindows Vistaを導入する上での基礎的な情報源や、既存ハードウェアでVistaを利用するためのサポート情報サイトのリンク集をお届けする。 ●公式情報や特設サイトをチェック まずはWindows Vista製品情報サイトを中心に、各種のキャンペーンサイト、特集サイトをチェックしていこう。 ■ Microsoft Windows Vista公式サイト http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/ マイクロソフトのWindows Vistaオフィシャルサイト。Vista製品情報や、セキュリティや検索機能強化などのVistaで提供される新機能などの情報がまとめられている。新着ニュースも提供して

手持ちのWindows XPパソコンにWindows Vistaをインストールする場合、Vistaの通常版であればXPとVistaの両方が起動可能なデュアルブートにできる。VistaをXPとは別のドライブ（XPをCドライブにインストールしているのなら、それ以外のDドライブなど）にインストールすると、VistaとXPのどちらかを起動時に選択できるようになる。 パソコンの電源を入れると「Windowsブートマネージャ」（下写真）が表示され、「以前のバージョンのWindows」を選ぶとWindows XPが起動し、「Microsoft Windows Vista」を選ぶとVistaが起動する。初期状態では「Microsoft Windows Vista」が選択されており、何もしないで放っておくと30秒経過後に自動的にVistaが起動する。 ▲ 「Windowsブートマネージャ」の画面。「以前のバ