滋賀県彦根子ども家庭相談センターで保護していた男子中学生にわいせつな行為をしたとして、彦根署は６日、強制わいせつの疑いで、同センター嘱託職員、津守順三容疑者（５７）＝同県守山市播磨田町＝を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。　逮捕容疑は、５日午後９時ごろ、滋賀県彦根市小泉町の同センター内で、就寝中の中学１年の男子生徒（１３）の体を触るなどしたとしている。　県によると、津守容疑者は小学校教諭などを経て今年５月、一時保護所の宿直担当児童指導員になった。当時、別の児童ら７人も保護されていたが、被害は確認されていないという。　男子生徒は家族とのトラブルで家出し、４日午後６時ごろ、センターが一時保護していた。

ＪＲ新大阪駅の駅員を殴ってけがをさせたとして大阪府警淀川署は７日、内閣官房に出向中の国土交通省職員、後藤慎一容疑者（４１）（東京都江戸川区）を傷害容疑で現行犯逮捕した、と発表した。 同署によると、後藤容疑者は６日午後９時１０分頃、大阪市淀川区の同駅改札口で男性駅員（２０）の顔を殴り、軽傷を負わせた疑い。「切符が自動改札機に詰まり、駅員の対応が遅いので腹が立ってやった」と供述している。 後藤容疑者は国家公務員制度改革推進本部で企画官を務めるキャリア官僚で、講演のため大阪市内を訪れていた。同僚らと新幹線で東京に戻るところで、当時、酒を飲んでいたという。

◇樽床伸二・民主党国会対策委員長 　◆６日、松山市の街頭演説で 　年金、医療、介護の抜本改革の財源として消費税を否定しないが、物事には順番がある。国民にお願いする以上、まずはわれわれ国会議員の定数を思い切って削減していく。特に衆院の８０議席削減はもう法案はできていて、私の手の中にある。参院選で勝たせていただいたら、即座に国会に出す段取りを進めている。

飲食店で女性を暴行し負傷させたとして、警視庁四谷署が傷害の疑いで、講談社第三編集局担当部長、五十嵐秀幸容疑者（４８）＝東京都世田谷区駒沢＝を逮捕していたことが７日、分かった。同署によると、五十嵐容疑者は「酒を飲んでいてよく覚えていない」と容疑を否認している。　逮捕容疑は、５月２５日未明、新宿区新宿のバーで、都内に住む４０代の女性会社員に「何だお前ら」と声をかけ、後頭部を平手で叩いて首に軽傷を負わせたとしている。　同署によると、女性は五十嵐容疑者と面識はなかった。同署は、被害者と一緒にいた別の女性も暴行された疑いがあるとみて、詳しく調べている。　講談社によると、五十嵐容疑者は「月刊少年シリウス」の編集長だったが、事件を受けて、今月６日付で異動となった。同社は「事実関係を確認した上で厳正に対処する」とコメントした。