会議や学会などで利用するプレゼンテーション資料の作成・投影にはPowerPointがよく使われるが、その資料を後からWebサイトに掲載したいと思うと意外とやっかいだ。PowerPointのファイルをhtmlに変換すると余分なタグが入ってしまい、ブラウザの種類とバージョンによってはうまく表示されない場合があるからだ。 このため、jpegやgifでスライドを保存し、htmlに貼り付けている例も多いが、ファイルサイズが大きくなるうえ、検索エンジンでは文字が検索されないという欠点がある。htmlへの加工が面倒なので、PowerPointファイルのダウンロードという形式をとっている場合もあるが、これも閲覧する側としては少々面倒だ。プレゼンテーション用の資料とWeb閲覧用の資料を同時に作成できればと思う人は多いだろう。 そんな時に便利なのがノルウェーのOpera Softwareによって開発されたWe

Operaは高速・軽量で、メールソフトやRSSリーダーも搭載した多機能Webブラウザです。Windows版のほか、Mac OS版やLinux版などマルチプラットホームで展開し、最近では携帯電話や家庭用ゲーム機などにも搭載されています。Operaはポップアップブロック機能やフィッシング防止機能を搭載し、軽快な動作で使い慣れると快適なのですが、独自の操作方法が少々とっつきにくいのも事実です。そこで、ここではOperaのインストールから基本的な使い方やカスタマイズなど、初めてOperaを使うのに役立つ情報をご紹介します。