サイバー犯罪者がIPv6ネットワークに対するDDoS（分散サービス妨害）攻撃を開始していることが、セキュリティ・ベンダーの米国Arbor Networksが2月15日に概要を発表したレポートでわかった。 IPv6ネットワークに対するDDoS攻撃は、2011年に初めて記録に残されたが、ネット犯罪者にとって採算が悪いため、その実行例はまだ少数にとどまっていると、Arborのシニア・ソフトウェア品質保証エンジニア、ビル・サーベニー（Bill Cerveny）氏は述べている。 一部の企業は、自社のIPv6トラフィックが今後12カ月で2倍以上に増加すると予想しているが、この増加率は、インターネット・トラフィック全体の増加率と比べると、それほど大きくはない。 多くの企業はIPv6への移行に依然として消極的だ。既存のネットワーク・セキュリティ／トラフィック分析機器が、IPv6との完全な互換性を備えていな

第11-09-210-1号 最終更新日：2011年3月10日 独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC) 2011年3月4日から3月5日にかけて、韓国大統領府を含む、韓国国内の40のサイトに対するDDoS(分散型サービス妨害)攻撃(*1)が発生しました。 原因は、韓国内のあるP2Pサイトが攻撃され、そのP2Pサイトからダウンロードされたファイルにマルウェアが仕組まれていたためです。 セキュリティベンダのアンラボ社によると、韓国内で約5万台のパソコンに当該マルウェアが感染していたと推定されています。 (ご参考) アンラボ、韓国で 40 の Web サイトを対象にした DDoS 攻撃への注意喚起 http://www.ahnlab.co.jp/company/press/news_release_view.asp?seq=5568&pageNo=1&news_gu

近年、電子商取引や検索サービス、インターネットバンキング等、各種 Web サービスの提供が、さまざまな企業や公的機関等で広く行われています。このようなサービスは、普段から適切な対策を実施していなければ、悪意ある者によるサービス妨害攻撃（Denial of Service Attack、DoS 攻撃）により、サービスの継続を妨害される可能性があります。 2009年7月には、韓国や米国で大規模な分散型のサービス妨害攻撃が発生し、政府機関のみならず民間の Web サイトも攻撃対象となりました。最近では、米国の内部告発サイトに関するものと見られるカード会社等への攻撃も発生しています。一方、国内では、公共施設の Web サービスを利用する目的でのアクセスが、サービス妨害攻撃と判断された事例も発生しています。 集中したアクセスがサービス妨害攻撃か否かを判断し、攻撃に対処するため、Webサービスの提供者

DDoS攻撃は、もう明日が無いかのようにインターネット上を飛び交っています。 数日前、“th3j35t3r”のハンドルネームで活動しているHacktivist（ハッキングで政治的・社会的活動をする人やグループ）は、自分で作ったDoSツールを使って独力でウィキリークスのWebサイトをダウンさせることに決めました。 彼は、「ウィキリークスのWebサイトへの攻撃は、我々の軍人の生命、その他の資産、外交関係を危険にさらすことを阻止するために行われる」と説明した直後、Twitter上で声明を出しました。 私達の統計によると、彼の攻撃は、ウィキリークスのサイトが Amazon と EveryDNSによって完全にオフラインにさせられる前に、1日と3時間50分のダウンタイムを引き起こしました。 この攻撃の一方では、Operation Payback（Payback作戦: 著作権侵害防止の問題で関連業界を攻

インターネットを経由したサイバー攻撃の一手法であるDDoS攻撃から、お客様のサーバや ネットワーク機器を守るセキュリティ対策サービス。 インターネットを経由してさまざまな脅威を及ぼすサイバー攻撃。その一手法であるDDoS攻撃（※）は通信が正常か不正かの見分けが付きにくく、たとえ攻撃を検知できたとしても、お客様ご自身での対策は非常に難しいとされています。「OCN DDoS対策サービス」は法人向け通信サービス「スーパーOCN」をご利用のお客様を対象に、DDoS攻撃の検知や緩和、パケットフィルタリング、さらにリアルタイムレポートまでを一元的に提供するオプションサービスです。お客様のサーバやシステムを守るため、以下2つオプションサービスをご提供します。

サービス概要 特徴・メリット 仕様詳細・料金 サービス概要 サービス概要について IIJのバックボーン上に設置したDDoS対策システムで、インターネットからお客様宛に流れる通信の状況を把握して攻撃を検知することにより、お客様のネットワーク環境を防御するサービスです。事前に定義されたDDoSの特性を持つ通信を排除するだけではなく、平常時の通信状況を逸脱した異常な通信を検知した場合にアクセス制御や帯域制御を行うことが可能です。IIJのバックボーン側に機器をおいて制御を行うことから、お客様のサーバだけではなくインターネットへの接続回線（接続帯域）まで含めた防御を実現いたします。 概要図 サービスに関するお問い合わせ先 IIJインフォメーションセンター（土日祝日を除く　9:30〜17:30） Tel：03-5205-4466 E-Mail：info@iij.ad.jp ペ