12月4日にニコニコ生放送にて、「ウィキリークスとジャーナリズム ～正義か、犯罪か？～ 」が放送された。MIAUの八田真行が出るというので見ていたのだが、一晩寝て頭をすっきりさせると、「重信メイかわええ」以外のことに気がついてきたので、書いてみる。 これまでもネットというのは、リーク先として使われることは多かったわけだが、それの総本山的なところができてきて、いよいよ国家単位のリークが集まるようになったことから、様々な批判が集まってきた。当然、情報が盗まれたとされる国にとっては、脅威となり得る存在なので、つぶすために圧力をかけるだろうが、一度こういう方法に人類が気づいてしまった限り、一つをつぶしてもいたちごっこである。 ウィキリークスを擁護するのは主にジャーナリストで、特に大手メディア社員ではなくフリーランスであるあたりが興味深いところだ。しかしここで我々が考える必要があるのは、「知る権利」

wikileaks(リビアと核物質） 2010年12月04日 21:16 リビアアメリカの外交政策 このところ矢張り一番面白いのはwikileaksのニュースですね。おそらく当方品性下品にして、人様の話をこっそり聞くのが趣味なのかもしれません。 但しこの話は、下手すれば大変危険だった話で、面白いどことでは済まなかった話です。 話は２００９年ですが、それまで核開発を目指していたリビアが心を入れ替えて（と言うか正直なところ米国に圧迫されて他に選択肢がなくなったと言うだけのことだと思います）、核開発を放棄し、それまでに集めた関連の品を米国等の管理に移した時の話です。 当時リビアは高濃縮ウランを数バレル保有していたとのことですが,これをロシアに引き渡すことになっていたが、ロシアからの航空機の到着直前に、カダーフィがたまさかＮＹの国連総会に出席する為に訪米していました。 彼は何しろ遊牧民の出身でしか