花王の「エコナ」の問題で、近年マスコミから批判的な傾向で報道されている。いわく、こんな危ない商品を開発して、それで国から「特保」を最初に獲得して、ずいぶん儲けたのはけしからん、という感じ。 でも、冷静に考えると、この報道、少し変じゃない？ 実は「発がん性物質になる恐れのある」成分が入っているのは本当かもしれないけど、（その成分が含まれていようとも）製品自体の身体への安全性は何重にも確認されているし（でなければ、あの花王が発売しないし、そもそも特保は獲得できない）、発がん性物質に「なる」条件も明確ではない（入っている成分自体は発がん性物質ではない）。しかも今回問題になっているグリシドール脂肪酸エステルは、エコナでは確かに含有量は多いが、植物油には普通に入っている成分でもある。つまり、今の時点で製品の危険性は全く明確ではないし（花王自体も、製品の食品としての安全性に問題は無いとコメントしている

●更新日　０８／２２● 辻希美がブログのサプリメント広告で墓穴を掘った？ 「多くの芸能人が、なぜ同じ製品ばかりをブログで推奨するのか」と話題になっている。 2009年8月22日、辻希美は「美肌になるために」と題して更新。「その友達に会った瞬間に、めちゃくちゃ肌キレイ　って思って聞いてみたら　のんも最近飲み始めた『生サプリ』を１ヶ月くらい前から飲んでいるらしくて」という。製品の長所等を説明した後に、「気になった方　ここから↓↓」と、当該の製品のHPへのリンクを掲載した。 この更新内容がネットで注目されると、多くの芸能人が同じ製品をブログで紹介していたことが判明。いずれのブログでも、紹介の手法は共通している。紹介というよりは宣伝広告の一環ではないか、という意見が多い。 今回の紹介で、辻が墓穴を掘ったのではないかとの声もある。更新内容のコメント欄には、以下の書き込みがあった。「前に太陽くんのブロ

Beauty Science, Beauty Marketing. バイオな理系出身の化粧品マーケターが、美容や化粧品に関わるサイエンスやマーケティングと、それらにおけるコミュニケーションのことなどを中心に、日々感じたことを綴ります。

作家の村上春樹さんが2月15日、イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞」授賞式で行ったスピーチが話題になっているが、日本の新聞記事やテレビのニュースでは、スピーチのごく一部しか伝えられていない。 【拡大画像】 スピーチの内容をもっと知りたいと考えた日本のブロガーたちは、英語ニュースなどからより長いスピーチ文を見つけ出し、日本語に翻訳して自らのブログで紹介している。15日のスピーチの翻訳を16日までに公開するという“早業”だ。 スピーチの抄録を紹介している現地紙「Jerusalem Post」を、経済学者の池田信夫さんがブログで紹介。これを見たブロガーがそのまま翻訳したり、翻訳した上で村上さんの小説風「ハルキ風」に味付けして公開している。 Jerusalem Postの内容に加え、JAPAN TODAY Web版やYouTubeに掲載されたニュース映像、AP通信のニュース原稿からスピー

Author:k_kamitani 大手印刷会社の制作部門で印刷物を中心とした制作・企画ディレクターとして約7年間勤務。その後、小さな広告制作会社のプランナーとして企画書千本ノックで鍛えられながら働きつつ、雑誌のライターなども経験。ここまで大阪勤務。 東京に拠点を移して、小さなWebプロダクションのプロマネ兼プランニングディレクターを務めつつ執行役員も兼務。さらにネット系のコンサルティング会社を経て、2008年8月より広告制作会社にてWebプロデューサー〜プランナーを経て、現在はIT系のプランナー（ってよくわかんないと思いますが・・・）。 最近の記事 やりたいことと、稼ぎたい処が違う件 (01/18) 青すぎた25年前の将来展望 (12/14) 忙しさとコミュニケーションと (12/09) 天下一品祭りは強いリテンションマーケ (10/02) キャンプ生活はやっぱり気持ちいいし、好きだ (

tvmania.livedoor.biz ★てれびまにあ。2003/9/1-2018/8/31 15年間ありがとうございました

米ＡＰ通信が撮影、配信した写真を下敷きにしたオバマ大統領のポスターをめぐる著作権争いで、ポスターのデザインを担当したアーティストのシェパード・フェアリー氏側は９日、デザインが著作権侵害に当たらないとの認定を求める訴えをニューヨーク連邦地裁に起こした。　今回のデザインは大統領選挙期間中からポスターやステッカーなどに頻繁に使われてきた。ＡＰによると、原告は配信写真がデザインの基になったことは認めながらも、独自のデザインによって写真とは別物の「抽象化されたイメージ」に変わったと主張した。　提訴に先立ちＡＰとフェアリー氏側は和解協議を進めていたという。ＡＰは「突然の提訴に失望した」としている。（共同）

広告トゥナイト広告とか、webとか、マーケティングとか感じたこと、考えたことを。BRUTUS「みんなで農業。」がスゴい ここ半年くらい、経済環境も相まって第一次産業への人気が上がってきていると思います。 特に農業は、ガイアの夜明け で取り上げられたことからベンチャービジネスとしても認識され、アグリカルチャー×デザインといった視点からは一部の若者からの支持を得るようになりました。 自分の回りでも転職の話題が出たときに、農業が選択肢にあがるようになってきています(まだ冗談半分ですが)。 そんな折に、今回BRUTUSでは「みんなで農業。」と題して農業を特集しています。 BRUTUS (ブルータス) 2009年 2/15号 [雑誌] ￥590 Amazon.co.jp 誌面のレギュラー面を除いたほとんどのページで農業を特集していました。 ここまで農業も来たかとワクワクし

ライブドアは今年の秋から開始したんですが、私が以前ＧＲＥＥに書いた内容で、普通の日記ではなく、意見とか考え方を書いたものを読みたい、と何人かの方からリクエスト頂いたので、時々再掲します。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 「良いマーケッターとは？」（２００５年１０月４日） 今日ある日本の大手消費財メーカーの幹部と話していて、改めて思いました。良いマーケッターとは、「がめつい王様」だと。 「王様」とは、自分の信じる道を突き進めるということ。上司がなんと言おうが、これがいい、と信じた道を突き進む自信とエネルギーがあること。会社ではマーケティング担当が、「本社の命令で」とか「仕方なくて」とか言いながら、自分が本当に信じていない製品を発売する事がよくありますが、これは最低。これはマーケッターではなく、人の言う事を実行するだけのエクセキューター。 「がめつい」というのは、金儲けに一途なこと。マーケティ