印刷 　イタリア中部フィレンツェで１３日、市内２カ所の広場で男が露店に向かって銃を乱射し、セネガル人の行商人２人が死亡、３人が重傷を負った。容疑者の男は自殺したという。ネオナチ的な思想に傾倒し、本を出版するなどしていた。 　現地からの報道によると、男は、市内在住の会計士ジャンルカ・カッセリ容疑者（５０）。この日昼過ぎ、地元住民らの昼食時で混み合う市内のダルマチア広場に車を止め、露店に向かって銃を放ったという。２人が死亡し、１人が重傷を負った。２時間後には観光客らでにぎわう市中心部の中央市場周辺に現れ、再び露店に向けて銃撃。２人が重傷を負った。 　警察当局は、市場の地下の駐車場で車を発見。容疑者が車内で頭を撃ち抜いて倒れていたという。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

印刷 １３日、ベルギー東部のリエージュで無差別の殺傷事件があった現場を調べる警察官ら＝ＡＰ 　ベルギー東部のリエージュ市で無差別に市民を狙った１３日の殺傷事件は、同日夜までに死者が４人、負傷者が１２０人以上に達した。容疑者の男も自殺したという。ベルギー当局は、この男の単独犯でテロ組織の関与はないとみている。 　地元メディアの報道などによると、男は同市に住むノルディーヌ・アムラニ容疑者（３３）。同日午後０時半ごろ、市中心部の広場にあるバス停に向けて手投げ弾のような爆発物を数個投げ込み、逃げまどう人たちに自動小銃を乱射。その後に銃で自殺したという。動機ははっきりしていない。 　死亡したのは、１歳５カ月の女児、１５歳と１７歳の男子学生、７５歳の女性。在ベルギー日本大使館によると、邦人の被害は確認されていない。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連記事男が手投げ弾・銃乱射　４人死亡７５人け