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心不全の治療薬を肺がんの患者に投与した結果、再発の割合が少なくなったことが分かったとして、国立循... 心不全の治療薬を肺がんの患者に投与した結果、再発の割合が少なくなったことが分かったとして、国立循環器病研究センターなどが詳しい効果を調べる大規模な臨床研究を始めることになりました。 国の規制改革の一環として審査期間が短縮された先進医療と、保険が適用されている治療を併用して行う、いわゆる「混合診療」が認められた初めてのケースとなります。 それによりますと、心臓から分泌される「ANP」と呼ばれるホルモンを手術後などに投与した肺がん患者77人について調べた結果、2年間、肺がんが再発しなかった人は91%で、投与していない患者に比べ16ポイント高かったということです。 ANPは血管を保護する作用があるため心不全の薬として使われていて、投与したANPが、手術後、炎症を起こしやすくなった血管にがん細胞が付着するのを防いだとみられるということです。 研究グループはことし9月以降、全国10の医療機関と協力し
2015/06/02 リンク