米の小麦問題 長期化の場合は対策も　NHKニュース

米の小麦問題 長期化の場合は対策も　NHKニュース

アメリカ西部のオレゴン州で遺伝子を組み換えた無認可の小麦が見つかり、農林水産省が一部の小麦の売り...概要を表示 アメリカ西部のオレゴン州で遺伝子を組み換えた無認可の小麦が見つかり、農林水産省が一部の小麦の売り渡しを中止している問題で、林農林水産大臣は、問題が長期化した場合には安定供給に向けた対策を検討する必要があるという考えを示しました。 アメリカ西部のオレゴン州では、かつて試験栽培されていた、遺伝子を組み換えた無認可の小麦が農場で見つかり、農林水産省は、オレゴン州が主な産地の一部の小麦を製粉会社などに売り渡すことを中止しています。 この問題について、林農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で、「製粉会社では不測の事態に備えて小麦の備蓄を行っているため、２か月程度の在庫が確保され、直ちに小麦の需給に影響を与えるとは考えていない」と述べました。 そのうえで、林大臣は「アメリカ側の調査の進展次第で、入札を中止する期間が長くなる場合には、今年度産の国産の小麦の供給を早めることや、代替手段として、外国産の小麦を