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中国では北部の広い範囲で風が強まり砂ぼこりが巻き上げられやすい天気となり、各地に黄砂が飛来するな... 中国では北部の広い範囲で風が強まり砂ぼこりが巻き上げられやすい天気となり、各地に黄砂が飛来するなど、大気汚染のさらなる深刻化が懸念されています。 中国の中央気象台によりますと、9日は内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区の砂漠地帯、また北京など北部の広い範囲で強い寒気が流れ込んでいる影響で風が強まり、砂ぼこりが巻き上げられやすい天気になっています。 このうち、首都北京では車の排気ガスなどに含まれる大気汚染物質、PM2.5の平均濃度が政府の基準値の1.5倍から2倍と高い状態が続いているのに加え、9日夜にかけて黄砂が大量に飛来することが予想され、汚染のさらなる深刻化が懸念されています。 すでに内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区などの都市では、大気汚染の度合いを示す24時間当たりの平均指数が最大で政府の基準の5倍近くに上っていて、気象当局は現地の住民に対し外出を控えるよう呼びかけています。
2013/03/10 リンク