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徳川将軍家に滋養強壮薬として献上された魚「ニベ」の耳石(じせき)が、各務原市川島竹早町の内藤記念く... 徳川将軍家に滋養強壮薬として献上された魚「ニベ」の耳石(じせき)が、各務原市川島竹早町の内藤記念くすり博物館で初公開され、話題を集めている。 耳石は動物の内耳にある石灰質の組織で、体の平衡を保つ機能がある。魚の中でもスズキの仲間のニベ(関東地方ではイシモチ)の耳石は大きいもので2~3センチあり、昔から中国などで漢方薬として利用されてきた。 江戸時代、岡山藩6代藩主、池田斉政(1773~1833)は11代将軍の徳川家斉(1773~1841)にニベの耳石を9回にわたって献上したといわれ、同館に耳石を入れた袋とともに保管されている。 昨年、奈良文化財研究所の大江文雄客員研究員がこれらの耳石を調査し、ニベの種類をホンニベとオオニベであると特定。先月16日には同館で今回の耳石に関する講演会も開いた。 講演会で、大江さんは、ニベの浮袋は粘り気が強く接着剤の原料に使われ、「親密な関係」を意味することから
2013/12/17 リンク