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プロ野球巨人の新人選手に対する破格の契約金が波紋を広げたが、「申し合わせを守っているのは広島ぐら... プロ野球巨人の新人選手に対する破格の契約金が波紋を広げたが、「申し合わせを守っているのは広島ぐらい」の一部の声に、複雑な気持ちになった。「当たらずとも遠からず」とでも言ったらいいのか、ぎりぎりのところで球団経営を続けている広島には、巨人のように7億円や10億円といった契約金を払える財力はないからだ。 もちろん巨人の金満ぶりは突出していて、広島に限らず多くの球団は指をくわえて見ているしかない。2008年以降は新人の契約金上限が設けられたが、こうした不公平な体質を持ち続けているのが日本のプロ野球で、すべては「球団の経営努力」で片付けられている。ドラフト制度が効果を発揮しているのは確かだが、一方であの手この手でこの制度をねじ曲げてきた事実もあるわけで、球団間の格差はある。弱小球団は「優勝争いができないから観客が増えず、有力選手を補強できないから勝てない」といった、負のスパイラルに陥ることになる。
2012/04/19 リンク