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・終わりと始まり 1996年にノーベル文学賞を受賞したポーランドの詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカの詩集... ・終わりと始まり 1996年にノーベル文学賞を受賞したポーランドの詩人ヴィスワヴァ・シンボルスカの詩集。ノーベル文学賞記念講演「この驚くべき世界で」が収録されている。日本では知名度が低いが、東欧やロシアでは詩という文学ジャンルが社会的にも力を持っているそうである。 外国の詩をどこまで翻訳で理解できるのか?と思う部分もあるのだが、シンボルスカの詩はどれも普遍的なテーマを、日常の言葉を使って表現するスタイルなので、比較的理解しやすいように思えた。 たとえば詩についてこんな風に明解なことばで詩っている。 『詩の好きな人もいる』 「 そういう人もいる つまり、みんなではない みんなの中の大多数ではなく、むしろ少数派 むりやりそれを押しつける学校や それを書くご当人は勘定に入れなければ そういう人はたぶん、千人に二人くらい <中略> 」 記念講演のなかでシンボルスカは「インスピレーションの訪れを感
2010/04/11 リンク