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第22期国語審議会の答申「表外漢字字体表」(2000年12月8日)[1]を受けて、平成13年度の符号化文字集合... 第22期国語審議会の答申「表外漢字字体表」(2000年12月8日)[1]を受けて、平成13年度の符号化文字集合調査研究委員会(JCS)[以下「新JCS」と略称]が結成され、文化庁と経済産業省の連携のもとに文字コード規格についての再検討が始まろうとしている。中でもその第1段階として,「表外漢字字体表」に掲げる印刷標準字体および簡易慣用字体と、JISの中の符号化文字集合規格[2]との調整を行うことが予想される。 新JCSの構成[3]は意欲的であり、かつ折衷的なものである。委員長には第22期国語審議会第2委員会(「表外漢字字体表」を審議)の主査であった樺島忠夫氏が就任、旧JCS委員長で JIS X 0208:1997[以下97JISと略称]および JIS X 0213:2000[同様にX0213と略称]の策定に携わった芝野耕司氏は幹事という配置になった。 もともと戦後の国語施策とJISの符号化文