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奈良市の職員が不正に給与を受け取っていたことが明らかになったのは2006年のことだが、同じ奈良県内で... 奈良市の職員が不正に給与を受け取っていたことが明らかになったのは2006年のことだが、同じ奈良県内で、今度はごみ焼却施設に勤務していた男性職員が、年間に1600時間を超える異常な時間外手当を受け取っていたことが問題化している。市議会では調査を担当する「百条委員会」がつくられ、勤務時間中に職場を抜ける「中抜け」などのずさんな勤務実態が明らかにされている。ところが、本人は「(時間外労働は)当たり前の勤務」と主張している。 勤務時間中にパチンコに出かける「中抜け」 問題が取りざたされているのは、奈良県中西部にある葛城市の清掃工場「新庄クリーンセンター」に勤務していた男性職員(38)=現在は他の職場に異動=。市民からの情報公開請求に対して市が公開したデータと、市が市議会に提出していたデータに矛盾があったことをきっかけに、この職員に対して06年度の1年間に約1600時間分もの時間外勤務手当が支払われ
2009/07/09 リンク